- だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法
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- 発売元: ライオン社
- 価格: ¥ 750
- 発売日: 2001/12
★★★★☆
池谷裕二氏による、脳科学の知見を利用した勉強法の紹介。
- 復習は1ヶ月以内でないと忘れてしまう
- 参考書は1冊を繰り返す
- 一科目を得意にすると、他の科目の理解も上がる(学習の転移)
- 知識記憶よりも経験記憶に(関連付け、語呂合わせ、人に説明、耳で覚える)
- 知識記憶は中学生まで、高校からは経験記憶が優勢になる
- 方法記憶(理解の仕方)は、知識を他の分野にも活かせる魔法の記憶
- 学習の転移は累乗の効果があるので、努力の継続により急上昇する
- 勉強を始めてから効果が現れるまで最低3ヶ月以上かかる
- 睡眠は記憶を整理するので最低6時間の睡眠が必要
- 繰り返しの刺激が記憶を定着させるので復習は必須
- 興味を持つ(θ波)、感情を刺激する(扁桃体)、空腹時/寒い(生体の危機感の利用)により学習効率は高まる
個人的には「STUDY HACKS!」など他の本で同じような内容を読んだことがあったので、復習になった。「方法記憶」はこの本で最も強調したいところだったと思うので、もう少し掘り下げて欲しかった。
本全体として、知っていて損はない内容。近年の脳科学の発展はすばらしいと思う。★4つ。
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