- 一冊の手帳で夢は必ずかなう – なりたい自分になるシンプルな方法
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- 発売元: かんき出版
- 価格: ¥ 1,470
- 発売日: 2004/03/24
★★★★☆
手帳はとても便利なツールで、いろいろな使い方がある。
スケジュール管理だけでなく、TODOリスト、買い物メモ、
行動指針や目標を書く人もいるだろう。
この本では、手帳を夢を叶えるためのツールとしての使い方を紹介している。
考え方自体は、他の本でも語られているように、
- 目標を決める
- その目標を紙に書いたり口に出して、潜在意識化させる
というもの。
そのツールとして、常に持ち歩き、良く目を通す手帳を使うのである。
著者は、GMO創業者の熊谷氏。
彼が企業を志したのは20歳の時。
「35歳までに会社を設立、上場」という夢を手帳に書き、
実際に達成したのは35歳1ヶ月だったそうだ。
本の前1/3が夢の実現についての手帳の使い方。
夢手帳、行動手帳、思考手帳について。
残りは仕事術、情報整理術、時間管理術などについて。
- できない日があっても、できる日もある---手帳があきらめずに挑戦する気持ちを持続させ、年表が計画とのズレを埋めるための努力を促してくれます。
- MTG TODOリスト
…項目の左に□を書いてチェックボックスにする - いずれにせよ、頭に対して”放任主義”でいると、物事のポイントを捉えた集中思考が妨げられます。
- (怪物経営者について)私がお会いしたみなさんに共通しているのは、やはり夢や目標を信じ、高いモチベーションを維持して、コツコツと努力をしておられることでしょう。
- 一件につき、一リフィルにまとめる。
頷ける内容が多かった。
例えば「思考の集中を中断する要素をシャットアウトする」などは、とても同感である。
他には、「私の時間創造術」の「ながら行動」の徹底っぷりがすごい。
- 「消耗品は高い安いにかかわらずまとめ買い」→買いにいく時間節約
- 手帳をチェックしながら、トイレで用を足す
- コーディネートを考える時間がもったいないのでポラロイドで撮って貼っておく
など。ここまでやると人生ゆとりがなくなったりしないだろうか・・・
私は、自分の忘れっぽい脳みそを全く信用していないので、
記録は手帳に頼りまくりである。
そんな手帳依存度の高い人にオススメの方法。
ちなみに、バイブルサイズの手帳が必要とのこと。
★4つ。
関連:
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