- ヤバい経済学 [増補改訂版]
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- 発売元: 東洋経済新報社
- 価格: ¥ 2,100
- 発売日: 2007/04/27
- おすすめ度
★★★★★
アメリカで170万部販売のベストセラーの増補改訂版。原題は「Freakonomics」。
「経済学」となっているが、対象がいわゆる「経済学」の範疇に留まっていないことから、経済学に興味がない人にもおもしろく読める内容となっている。
例えば、相撲の千秋楽での勝率の不自然な偏りや、不動産広告の意味、犯罪率の低下には何が効いているのか、勉強ができる子の親はどんな人で何をしているか、白人と黒人の名前の変化の傾向、子どもにとっての銃とプールの危険性、などなど。読後の生活にも影響を与える本かもしれない。
原題の「Freakonomics」と「ヤバい」の雰囲気の違いが気になるところだが、良著であることに変わりはない。オススメの★5つ。
ブログはこちら→Opinion – Freakonomics Blog – NYTimes.com
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