★★★☆☆
- なぜわたしがいるの?
- 人間は動物の名前をどうやって知ったの?
- どうして悩みごとはなくならないの?
- 人生で一番大事なことってなんだろう?
こんな哲学的な問いについて、
ドイツの哲学者と息子さんの対話を元に考える。
そんな本。
「哲学」と言うと「難しい」というイメージがあるが、
元々は、生きていくことの難しさを減らすものだろう。
では、この本を読んで、生きる難しさが減るか、
と言われると、正直よくわからない。
が、何らかの気付きは得られるように思う。
私が気付いたのは、
「当たり前と思っていることにも、
思ったよりも根拠はない」
ということでした。