★★★☆☆
自分の中で無意識に設定している、
思考を制限している枠に気づき、
それを外して考えること。
成功を生み出すのは行動しかない。
トライのないところに成功はない。
失敗は成功の必要条件と捉えること。
こういったことが大事なことは、
頭で理解しているだけではダメで、
実感を伴い、腹に落ちて理解していないと、
行動には結びつかない。
この本で紹介されているのは、
まさにそういったことを身につけるために行われている、
スタンフォードでの集中講義(実習?)の内容。
クリエイティブな活動をしている時は、
通常なら新しいアイデアを退ける部位の機能が
低下すると考えられるのです。(p16)
クリエイティブな人たちは、
この機能を停止させるコツを身につけていて(p16)
元々クリエイティブなことができる人もいるが、
日本人は、教育的な背景からそういった人の割合が
少ない気がする。
この本は、クリエイティブな思考をするコツを得ることは可能だ、
という希望と考えられると思う。
ぜひこういった教育が、日本の学校でも
実施されるようになって欲しい。
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