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緊張時に働くのが交感神経、
リラックス時に働くのが副交感神経。
この交感神経と副交感神経のバランスが
崩れてしまうのが、自律神経失調症。
日本人に多いのは、交感神経が強く、
副交感神経が弱すぎるケース。
とはいえ、
「ライフスタイルをあらためろ」
と言われても簡単ではないし、
「もっとテキトーな性格になれ」
と言われてももっと難しい。
しかしこの本は、
「首の筋肉の緊張、つまり首のこり
が自律神経のバランスの崩れの
原因であるケースが多い」
と説く。
首には、骨、筋肉や様々な神経が通っている。
首のこりによって神経が圧迫されると、
自律神経の乱れやうつ状態などの症状をも
引き起こすというのだ!
首のこりに何よりもよくないのが、
PCやデジタルデバイスを使った、
うつむいた姿勢。
確かに、一日の中で、見上げる時間って
何秒あるだろう…
めまい、微熱、自律神経失調(胃腸の乱れ、吐き気、
不眠、肩こり、風邪…)などの症状に当てはまる人に、
強くオススメします。
少なくとも30分に一回は首を休めましょう。
こちらにチェックシートがありますので、
どれくらい当てはまるか、試してみるのどうでしょう。
→問診表
同じ著者の「首を治せば病気が消える」と合わせ、
PC社会の現代人必読かもしれません。
ということで、オススメ度は★5つです!
その他の書評などはこちら。
→Socialtunes – haru