★★★☆☆
「ユダヤ人」と言うと、世界を牛耳っているとか
優秀な人が多いとか、そんな印象。
しかし、ユダヤ人という単一民族がいるわけではなく、
「ユダヤ教を信じる人がユダヤ人」らしい。
実は、あなたも明日からユダヤ人になれるのだ。
ユダヤ人は生まれた瞬間からユダヤ人なのではなく、
環境、教育によってユダヤ人になる。
これがユダヤ人が世界一教育熱心だと
言われる理由でもあるのだろう。
この本は、そのユダヤ人の教育の
エッセンスについて書かれた本。
格言、金言集的な印象。
以下、メモした部分。
「ユダヤ人は、どうしてそんなによく質問するのだ?」
「どうして、質問してはいけないのだ?」
事実、ユダヤ人に質問すると、質問で返ってくる場合が多い。
ユダヤ人の特徴は…楽観的なことである。
…
神がつくられた世界を楽しまないのは、
神さまに対して失礼だというのである。
<目には目を、歯には歯を>
これは「目にモノ見せる」という意味ではなく、
補償が妥当であるべき、ということを説いた
言葉なのだそうだ。
例えば、目には頭を、歯にはアゴ全体の補償を
求めるべきではないということ。
知らなかった!
最後に。
賢人とは誰か?あらゆる人から学べる人。
強い人とは誰か?感情を抑えられる人。
豊かな人とは誰か?自分の持っているもので満ち足りている人。
人に愛される人とは誰か?あらゆる人をほめる人。
自分はどれにも当てはまらないような気がしてしまうが、
気にしないことにします。
オススメ度は★3つです。
参考:
・「ユダヤ5000年の教え」ラビ・マーヴィン・トケイヤー – 【本ナビ】本のソムリエの一日一冊ビジネス書評
その他の書評などはこちら。
→Socialtunes – haru