- ワクワク系で10倍幸せに仕事をする
-
- 著者: 小阪 裕司
- 発売元: ヴォイス
- 発売日: 2001/11
★★★★☆
ビジネスはなぜか戦争になぞらえた用語が多く使われる。
戦略だったり、戦術だったり。
しかし著者は、ビジネスは、誰かと戦ったりするものではなく、
「自分を表現する」舞台なのだと説く。
ビジネスとは、
自分の内から湧きあがってくる何かを
表現したものであることが大切なのだ。
人々はワクワクすることを求めている。
そしてそれを目に見えるものとして気付かせてあげる、
というスタンス。これがワクワク系の目指す所。
彼らはただ「毎日をワクワク生きよう」としているのだ。
「昨日より今日、今日より明日を、少し素敵な日にしよう」としているのだ。
「普通の人たち」だが、「人生をポジティブに生きよう」としているのだ。
自分が何かを表現したいと思うためには、
表現するもの、そして表現したいという動機を
持っていることが前提となる。
そしてそれを、きちんとビジネスとして成立するような
しくみにしていくのだ。
ミッション→コンセプト→しくみ→かたち
というプロセスだ。
この一連の流れは市場創造のステップでもある。
自分はこれを世に伝えるんだ、
という思いを持っているからこそ、
苦労を苦労とも思わず進んで行ける。
だからこそ、人より秀でることができる。
そういった仕事のやり方を、この本では提唱している。
オススメ度は★4つです。共感しました。
小阪裕司氏による、近いテーマを扱った本として、
天職の作法、「ありがとう」と言われる商いもオススメです。
- ワクワク系で10倍幸せに仕事をする
-
- 著者: 小阪 裕司
- 発売元: ヴォイス
- 発売日: 2001/11
関連:
- 感想メモ:天職の作法 ★★★★★
- 感想メモ:リアル仕事力 ★★★☆☆
- 感想メモ:「ありがとう」と言われる商い ★★★★☆
- ワクワク系で10倍幸せに仕事をする|英語 苦手 意識の克服法 - 辞書なしで洋書の多読
その他の書評などはこちら。
→Socialtunes – haru
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