- 希望をはこぶ人
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- 著者: アンディ・アンドルーズ
- 発売元: ダイヤモンド社
- レーベル: ダイヤモンド社
- 価格: ¥ 1,365
- 発売日: 2011/04/15
★★★★☆
ピンチに陥っている人の前にフラッと現れる、
謎の老人?ジョーンズ。
次々と人々を危機から脱出させる、
彼が教える「物の見方」とは?
心に感謝を持つこと。
失ったものに意識を向けると、
ますます多くを失うことになる。
逆に、感謝に満ちた物の見方は、
人生に幸せと豊かさをもたらすんだ。
人に好かれるようにすること。
他人の言いなりになれと言ってるんじゃないよ。
しかし、影響力のある人になりたいとか、
人々の共感を得たいと思うなら、
一緒にいて楽しい人にならないといけない。
君に対する他人の評価はそれぐらい大切なんだよ。
自分のやり方で愛情を表現しても、
相手がそのやり方を理解できなければ、
意味がない。
愛情表現力の「方言」は四つある。
(中略)
自分がアイデアがを表現する方法と、
自分が愛されていると感じる方法は同じであることが多い。
その4つとは以下の通り。
- 承認の言葉
- 親切な行為
- 肉体的接触
- 質の高い時間を共有すること
心を前向きに保つ方法。
枕元にノートとペンを置いて、起き抜けの十分間で、
自分がありがたいなと思っていることを書きとめてごらん。
人の名前でもいいし、物でも気持ちでも、何だって構わない。
内容としては、このサイトでも色々と紹介している
「成功」や「幸せ」タグの本たちと重なるものが多い。
特に中村天風氏の本との一致を強く感じた。
(参考:ほんとうの心の力)
一方、生活の中で、どのようにその教えを
活かしていくのか、という視点はおもしろい。
喜多川泰氏の本や「仕事は楽しいかね?」と似たテイスト。
あちらを楽しく読めた人は、こちらもきっと気に入るはず。
架空のお話ではあるが、彼自身の体験がベースと
なっているようだ。そんな人と会ってみたいなぁ。
オススメ度は★4つです。おもしろく、ためになる本でした。
関連:
- ほんとうの心の力 ★★★★★
- ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則 ★★★★★
- 思考は現実化する ★★★★★
- ヨーガに生きる ★★★★★
その他の書評などはこちら。
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