- 螺鈿迷宮
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- 著者: 海堂 尊
- 発売元: 角川書店
- 価格: ¥ 1,680
- 発売日: 2006/11/30
★★★☆☆
今回のテーマは、「チーム・バチスタの栄光」のテーマに戻って
エー・アイ(オートプシー・イメージング:死亡時画像診断)。
どの程度現実に広まっているのかとふと興味を覚え、
ちょっと調べてみた。
- オートプシー・イメージング – Wikipedia
- 医療・医学における死亡時画像診断(Ai)の 活用について
- 【Ai】解剖に代わってCTで調べる「死亡時画像診断」が広がっている : 47トピックス – 47NEWS(よんななニュース)
最近になって、かなり動きが活発になってきているのがわかる。
「チーム・バチスタの栄光」における問題提起が、
全てではないにしろ、現実社会を動かす一因となっているのは間違いなさそう。
小説というものにはこういう力もあるのだなぁ。すごいことだ。
で、この本の内容だが、「バチスタ」の主人公田口センセはチョイ役で、
おちこぼれ医学生、天馬大吉君が主人公。
詳細は読んでのお楽しみだが、さすが、引き込まれ
読むのを中断するのが惜しい本だった。
「バチスタ」ではキャラの濃さにちょっと抵抗があったのだが、
自分が慣れたのか、あるいは著者の描き方が変わったのか、
その抵抗もなくすんなり読んでいけた。
オススメ度は★3つです。
「バチスタ」がおもしろかった人は、ぜひ。
関連:
- イノセント・ゲリラの祝祭 ★★★☆☆
- ジーン・ワルツ ★★★★☆
- ジェネラル・ルージュの伝説 ★★★★☆
- ブラックペアン1988 ★★★☆☆
その他の書評などはこちら。
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