感想メモ:幸福力(しあわせりょく)

幸福力(しあわせりょく)[CD付き]
幸福力(しあわせりょく)[CD付き]
  • 著者: 斎藤一人
  • 発売元: マキノ出版
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2010/04/08

★★★★☆

体力をつけるために筋肉を鍛えるように、
幸せになるために幸福力を鍛えましょう、
というコンセプト。

例え同じ状況に置かれたとしても、
文句を言って過ごす人と笑って過ごせる人がいる。
確かに、幸福力が高ければ、楽しい人生が送れそうだ。

では、どうすれば、その幸福力が付くのだろう?

だから、「幸せだな」というのは、しあわせじゃないときこそ
いう言葉なんです。そうすると不思議と幸せになるから、
幸せなときも言えるようになるんだよということです。
人はなんでも思えるんです。
なにも意識しないと、いい考えが浮かんだり、
うらみごとが浮かんだりするけど、
ちゃんとね、コントロールすると、いくらでも楽しく、
ずっといられるものですよ。

斎藤氏が他の本でも要っているように、
使う言葉に気をつけることが大事ということ。
「つらい」「死にそう」とか悪い言葉ばかり使っていると、
心もそれに影響されて、暗くなってきてしまう。

逆に、「ツイてる」などのいい言葉(天国言葉)を使うことで、
心を良い状態にコントロールしましょう、ということ。
理屈はわかってはいるのだけど、つい忘れてしまうのが困った所…

以下のように、ルーチンにしてしまうのも、いいかもしれない。

「今日一日、人に親切にしよう」これを40回言う。
「今日一日、奉仕のつもりで働こう」と、
これも40回ぐらい言って、
自分に今日の目的をはっきりさせる。

これは働く心構えについてだが、
「ツイてる」でも「ラッキー」でもいいかもしれない。

私がこの本で一番心を打たれたのが、以下の部分。

大概のことは我慢すりゃ済むんだ。
それを我慢というかたちじゃなくて、
ほっとした笑い話なんかに変えることができたら、
この人もハッピーだし、周りもハッピーなんだよ。

不愉快な出来事も、ユーモアで笑い話に変えられる。
自分で自分の機嫌を取る。
それができれば、かなり人生を楽しく過ごせそうだ。
オススメ度は★4つです。がんばってみよう。

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