- 知っているようで知らない 法則のトリセツ
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- 著者: 水野 俊哉
- 発売元: 徳間書店
- 価格: ¥ 1,260
- 発売日: 2009/02/26
★★★★☆
「○○の法則」というようなものは、使えることが認められているからこそ、
今日まで生き残っている、ということが多い。
例えば2:8のパレートの法則や、
フレームワーク、と言い換えてもいいだろう。
だから、知っておいて損はないよね、と。アグリーです(←偉そう)
知らなかったもの、名前だけで中身が良くわかってなかったものを、
いくつかメモしておく。
- ハロー効果:挨拶ではなく、背光効果。坊主好きなら袈裟まで気に入る
- ピグマリオン効果:期待されると伸びる
- バンドワゴン効果:人づてでほめる
- 傍観者効果:誰かやるでしょ
- エメットの法則:先延ばしした仕事は倍の労力がかかる
- マニャーナの法則:明日やるよ
- ピークエンドの法則:終わりよければ美化される
- ホフスタッターの法則:作業は思ったより時間がかかる
- SMARTの法則:Specific(具体的),Measurable(計測可能),Achieveble(同意できている), Relevant(現実的),Timing(明確な期日)
- アイビー・リー式:Todo管理。明日やる6個のことを書き出し、当日は順にやっていく
- プロスペクト理論:人は間違える。ヒューリスティクス
- バーナム効果:それ私のことだ!当たってる!
- ジョハリの窓:すごい!当たってる!なんでわかるの!
- フォールス・コンセンサス:え?オレ普通だよ?
自分がやっていたのがアイビー・リー式っぽいのだと知った。
また、「影響力の武器」の6つの効果は繰り返し出てくる。
返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性。
まずはこれをぜひ読んでおくべき。
こういう法則を色々知っておくと、似たような状況に出会ったときに、
「ああ、アレだな」と考える余裕ができる。
こういう引き出しは多い方がよいので、ぜひ一読をオススメします。
オススメ度は★4つです。
関連:
- 影響力の武器 ★★★★★
- アイデアのちから ★★★★★
- 勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ★★★★☆
- セイラー教授の行動経済学入門 ★★★★★
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