感想メモ:後世への最大遺物・デンマルク国の話

後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)
後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)
  • 発売元: 岩波書店
  • 価格: ¥ 525
  • 発売日: 1976/01

★★★☆☆

人生において、この世に何を遺すのか。

聞いたことがある問いかもしれない。
例えば7つの習慣で、ミッションステートメントの作り方として。
MIT石井教授も、講演の中で「自身の情熱の源は死だ」と言っていた。

とはいえ、日常で腰をすえて考えることは、
あまりないトピックかもしれない。
そんなトピックについて、内村鑑三の講演が2篇、収録されている。

それで何もかならずしも後世よひとが私を褒めたってくれいというのではない、
私の名誉を遺したいというのではない、
ただ私がドレだけこの世を愛し、ドレだけ私の同胞を思ったかという記念物を
この世に置いて往きたいのである、
すなわち英語でいうMementoを残したいのである。

金、事業、思想。
著述と教育。

講演で述べられているのはこういったものだ。
冒頭で述べたMIT石井教授は「思想」という答えだった。
あなたは、この世に何を遺したいだろうか。
たまにはお茶でもしながら考えてみましょうか。
オススメ度は★3つです。

私?そうですねぇ・・・

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