- 未来は、えらべる! バシャール 本田健
-
- 発売元: ヴォイス
- 価格: ¥ 1,470
- 発売日: 2010/03/25
★★★★☆
「ワクワクすることをして生きる。」
確かにできればいいけど、そんなこと言われてもねぇ・・・
と感じてしまう我々の疑問を、本田健氏が代表してバシャールに質問している。
ちなみに二人は、16年前に、本田健氏がバシャールの考え方に触れて
衝撃を受けた、という関係なのだそうだ。
「その瞬間その瞬間において、自分の選べる選択肢の中で、
一番ワクワクするものを選んで下さい」と言っているのです。
そして、ワクワクすることを選ぶのには勇気がいるのでは、
という質問に、バシャールは「勇気は要らない」という。
観念を変えるためには、勇気がいるかもしれませんが、
「これが真実だ」とすでに思っていることを行動に移すのに、勇気はいりません。
ですから、「勇気が必要だ」と感じているうちは、その人は、
その行動を起こすのに必要な考え方をまだ信じていない、
ということになります。
勇気は「進んで行動を起こそう」という「気持ち」にはさせてくれます。
しかし、実際に行動を起こす原動力になっているのは、「確信」です。
ただ、このふたつが非常に短い時間に起きるので、本人は
「自分は勇気を奮いたたせて行動した」と感じるかもしれません。
できるとわかっていることをするのに勇気なんか要らないでしょ?
ということらしい。そして、勇気が必要だと感じている時点では、
その行動を起こすべきではないと。
なぜなら、それは自分ができると確信できていないということだから。
起きたこと自体には意味はありません。
「起きたことにどんな意味を持たせるか」によって、
その出来事から受け取るものが決まるのです。
これはその通り。
マイナスに取ろうと思えば、いくらでも取ることができる。
ポジティブについては、以下の本がオススメ。
→ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則
集中して、忘れる。これが実現化の方法です。
自動的に、努力することなしに、毎瞬、毎日、こうすればいいのです。
潜在意識の活用の話だと思われる。
バシャール?宇宙人って?
と思ってしまうのはわかるが、宇宙人が言うことはすべてがいかがわしい、
ということでもない。読んでみて、自分の判断でよいと思ったところを
取り入れていけばいいじゃないか、というのが私の感想。
ワクワクを基準に考える、というのは、
我慢を美徳とする日本人は、触れておいて損はない考え方。
オススメ度は★4つです。おもしろかったです。
関連:
- ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則 ★★★★★
- ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。 ★★★★★
- ユダヤ人大富豪の教え ★★★★★
- きっと、よくなる! ★★★★☆
その他の書評などはこちら。
→Socialtunes – haru