感想メモ:平直行が行く身体感覚の宝島

平直行が行く身体感覚の宝島―格闘技から武術への気づき
平直行が行く身体感覚の宝島―格闘技から武術への気づき
  • 発売元: BABジャパン
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2009/11

★★★☆☆

著者の平直行氏は「グラップラー刃牙」の主人公の
インスパイアー元の人物なのだそうだ。
グレイシー柔術を学んだ日本人の先がけだし、
総合格闘技、K-1の先駆者でもある。

前著平直行の格闘技のおもちゃ箱は、
プロの格闘家として現役時代のエピソードが語られていたが、
この本では、引退してからのエピソードや考えなどが
書かれている。

その後は大気拳や操体法を学びながら、
道場を開いて教えたりしているそうだ。

操体法では、気持ちのよさにスイッチの秘密があるって教えて頂いてる。
身体は何かの症状疾患が起こる前に、歪みが起こってたりする。
歪んでる状態は、元々の体の状態からしたら異常な状態だから、
身体は元に戻りたい。身体は喋れないから、元に戻す動きを
気持ちよい感覚として教えてくれている。

前作は、プロの格闘家の考えや雰囲気に触れることができたが、
この本では、身体の使い方のコツなど、
より一般の人にも役立つ内容が多くなっている。
どちらを好むかは、読み手次第でしょう。
オススメ度は★3つです。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

コメントを残す