- 「買いたい!」のスイッチを押す方法 消費者の心と行動を読み解く (角川oneテーマ21)
-
- 発売元: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 価格: ¥ 740
- 発売日: 2009/11/10
★★★☆☆
ワクワク系マーケティングを主宰する小阪裕司氏。
このサイトでも度々取り上げているが、その流れを汲む本。
感性価値などの話に加えて、脳科学と購買行動の関連についても
併せて紹介されている。
安さだけが意思決定要素ではない。安さより重いおもりは存在する。
たとえばそれは「このブランドが好き」「このお店が好き」という思いだ。
この考え方が、私が興味を持っている部分。
これを意図的に作り出せるのであれば、
すばらしことだと思うのだ。
近年明らかになったところによると、
脳は何歳になっても新しいニューロンを作る。
かつては、それは幼いころだけで、あとは年々老化して
機能が低下するだけだと言われていたが、そうではなかった。
脳細胞は減るが、シナプスは増え続ける、
ということを読んだことがある気がする。
見つけた↓
確かに歳をとると、神経細胞の総数は減っていく。
しかしシナプスの数は逆に増加していくというのだ。
このことは、歳をとると記憶容量は大きくなることを示している。
というような脳の話も絡めた、読みやすい本。
興味を持ったら、他の小阪氏の本を読んでみると良いでしょう。
オススメ度は★3つです。
関連:
- ビジネス脳を磨く ★★★★☆
- そうそう、これが欲しかった! ★★★★☆
- フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略 ★★★★★
その他の書評などはこちら。
→Socialtunes – haru
「感想メモ:「買いたい!」のスイッチを押す方法」への1件のフィードバック