- ストレスに打ち勝つ!インナーゲームオブストレス
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- 発売元: 日刊スポーツ出版社
- 価格: ¥ 1,575
- 発売日: 2010/06/23
★★★★☆
インナーゲームは、元々はテニスを教えるためのものとして生まれた。
自分に指示を出し、そして自分にダメ出しをする、司令塔であるセルフ1。
その命令や罵倒を受けつつ、健気に実行するセルフ2。
と、自分の中には2人の自分がいる、というもの。
詳細はこちらを参照されたい。
この考え方はをゴルフやスキーにも適用できることを示したのが
インナーゴルフ、インナースキー。
そして更には、日々の生活におけるストレスとの戦いにも使える!
というのがこの、インナーゲームオブストレス。
「ストレスがない人なんていない、
パフォーマンスを得るにはストレスが必要だ」
という考え方もある。しかし、この本では
「ストレスは百害あって一利なし」
としている。
ストレスに対する人間の反応はいまだ動物的なものだから、
仕事のストレスに対しては的外れな対応なのだ。
それでは、どうやってストレスに対処するか。
いろいろな考え方、ツールが紹介されている。
ストレスと戦ったり、逆に管理しようとしても、うまくいきません。
もっと知的で積極的なゴールを設定しなければなりません。
それは「あなたが本当にしたいことに焦点を当てる」ということです。
- 4つのR
rest(休息)、relaxation(リラックス)、
recreation(レクリエーション)、reflection(熟慮)
この4つの要素は単に「あればいい」というレベルのものではなく、
「絶対的に人生と健康に不可欠なもの」なのですが、
多くの人は、最初はそのことを理解するのに手こずるものです。
- ACTトライアングル
現実をあるがままに認識(Awareness)し、自ら行動を選択(Choise)し、
自分自身のリソース(セルフ2のリソース)を信頼(Trust)する。 - STOP
step back 一歩下がって距離を置く
think 考える
organize your thoughts 考えを整理する
proceed 前進する - PLEトライアングル
Performance 成績
Learning 習得
Enjoyment 喜び
あなたは、起きてもいない不幸への恐怖によって
人生の楽しみを台なしにしてしまったりしていませんか?
ストレスは自分(セルフ1)が作っていて、
それは変えられるということを知るだけでも、
良い影響があるのではないかと感じた。
オススメ度は★4つ。良い本でした。
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