- アルケミスト (海外シリーズ)
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- 発売元: 角川書店
- 価格: ¥ 2,310
- 発売日: 2001/12
★★★☆☆
人生や運命、夢といったテーマについて、
童話風のストーリーで描かれている。
物語形式には、説明的に書かれているよりも
記憶に残りやすいという利点がある。
「もしドラ」も喜多川泰さんの一連の作品もこの形式。
というように、いわゆる自己啓発的な内容をストーリーに乗せるのは
最近の流れだが、この本は1988年にブラジルで発刊されたもので、
そういった流れの源流といったポジション。
では、なぜ人は自分の夢に立ち向かわないのでしょうか?
それには4つのハードルがあると著者は言う。
これらのことを、抽象的に語ったのがこの本だ。
それはこの世には、誰もが理解する一つのことばがあるということだった。
(中略)
それは熱中するということばであり、愛と目的をもってものごとを
達成するということばであり、信じていることや、望んでいることを
追求するということばでもあった。
喜多川泰さんの「上京物語」にオススメの本として
書かれていたので読んでみたわけだが、
途中からかなり遠い世界に話が進んでしまい、
私にはついていけなかくなってしまった。
メッセージとしては理解できるし、共感できる。
しかしもう少し近い世界の話である方が
私には理解しやすい、ということだろう。
同カテゴリーの本としては、
「賢者の書」「君と会えたから…」「地上最強の商人」を勧めます。
オススメ度は★3つです。
名著として読んでおくとよいでしょう。
関連:
- 上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え ★★★★★
- 賢者の書 ★★★★☆
- 地上最強の商人 ★★★★★
- 君と会えたから・・・ ★★★★★
その他の書評などはこちら。
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