- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
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- 発売元: ダイヤモンド社
- 価格: ¥ 1,680
- 発売日: 2009/12/04
★★★★☆
ストーリーを持つ物語というのは、記憶に定着しやすい。
身近な例を用いて語られると、内容についても身近に感じる。
「マンガでわかる」シリーズや「萌え」シリーズ、
「あさきゆめみし」も同じ系列だと捉えている。
さて、ダイヤモンド社発のミリオンセラーとなった「もしドラ」は、
この両者を兼ね備えている。
ドラッガーさんは、これだけ有名なのだから、
きっといいことを言っているに違いない。
いつかは読んではみたい。けど、敷板が高い・・・
と思っている人が、それだけ多かったということだろう。
内容については、ドラッガーさんが言っている通りなので特に触れない。
高校野球を場面に語られているので、高校野球に詳しい人(体験者)は
そちらのリアリティが気になってしまうだろう。というか、なってしまった。
それは本としては些末な部分なのだけど。
はじめてのドラッガー、という位置づけて読んでみると良いのでは。
あるいは、ドラッガーを題材にしたエンターテイメント小説として。
(→ドラッカー先生は聞く耳を持たない 高校野球の女子マネージャーが体得したマネジメントの神髄)
ドラッガーさんはいいこと言ってる。オススメ度は★4つです。
ちなみに著者の岩崎夏海さんはハックルベリーに会いに行くの管理人さん。
ぼくの名前 – ハックルベリーに会いに行く
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- プロフェッショナルの条件 ★★★★★
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