- 鷲の人、龍の人、桜の人 米中日のビジネス行動原理 (集英社新書)
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- 発売元: 集英社
- 価格: ¥ 714
- 発売日: 2007/02/16
★★★★☆
日本の中で生きているだけでも、
アメリカ、中国に関するニュースは日々入ってくる。
その中で、彼らの行動原理は何なのか?
ということについてわかっているといないのとでは、
理解も随分と変わってくる。
日本人の感覚としてはありえないことでも、
彼らの感覚からすると当たり前だったりするからだ。
もちろんアメリカ人や中国人にも個体差はあるのだが、
そこにはある程度目をつぶって、理解しやすいように
タイプ化されている。
わかりやすく読めるだろう。
いくつかその例を挙げてみる。
アメリカ人は「わける人」
日本人は「合わせる人」
中国人は「はしょる人」
- アメリカ人:基準(スタンダード)を自由に決めて守らせる
- 中国人:一対一の関係で仲間(圏子)をつくる
- 日本人:働く「場」のいうことをきく
これらを踏まえた上で、和風の良いところを磨きつつ、
中国やアメリカの良いところを取り入れてミックスするのが
今後日本人が世界で活躍していく道だろう、という結論は頷ける。
オススメ度は★4つ。良い本でした。
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