- 超・会社力―力強く利益を出し続けるために
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- 発売元: かんき出版
- 価格: ¥ 1,575
- 発売日: 2004/06
★★★☆☆
2400社!の再生に関わったという長谷川氏。
その経験から、生き残れる会社には、
共通する力が備わっているという。
一体それはなんだろう?
それが、氏の提唱する「超・会社力」
これは「経営の力」「組織の力」「生存の力」の3つからなる。
経営の力
1.経営者の力、2.組織を統一する力
組織の力
3.経営しやすい組織とシステムの力、4.社員をやる気にさせる力
5.自社を有利にする計画実行力、6.競争力のある製品・サービスを作る力
7.販売を強力に行う力、8.企業体力をつくる力
生存の力
9.ツキを呼び込む力、10.不運を避け、被害を最小にする力
とのこと。
確かに、これらが備わっていればいいよなぁ、と思う。
じゃあどうすればこういった力が備わるのか?
書いてあることは非常にオーソドックスで、
確かにこうしていけば良くなるのだろうとは思った。
しかし、残念ながら、何がキモなのか。
そういった核となる部分がつかめなかった。
そりゃ、そう簡単に行けば苦労はないのだろうが。
やはり経験を積むしかないのだろうなぁ、というのが感想。
以下、メモした部分。
- 会議で議題に上った懸案事項は、必ずその会議内で結論を出す。
さらにそこで出た対応策のスケジュールも必ず決める。 - 即決できる会社では、「企画書は一枚で簡潔に」というのが常識になりつつある。
- リーダーの最も重要な役割は、明確な企業理念や目標を組織に浸透させること。
- どうすればバラバラになった組織をひとつにまとめることができるのか。
その答えはじつに簡単だ。私の経験からいって、
解決策は「力ずく」でやるしかない。 - ビジネスマンが働く喜びを実感できるのは、自分の提案が認められて
会社を動かしたときである。
オススメ度は★3つ。
関連:
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