感想メモ:手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす月収1万倍仕事術

手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす月収1万倍仕事術
手取り1655円が1850万円になった営業マンが明かす月収1万倍仕事術
  • 発売元: ダイヤモンド社
  • 価格: ¥ 1,500
  • 発売日: 2009/06/19

★★★★☆

年収10倍」という本もあったが、1万倍とはまたキャッチー。
とはいえ、さすがに月収20万が20億とかになる訳ではなく、
1655円が1850万になったとのこと。それでも十分すごいが。

内容は、著者が実践し効果をあげた、
5つのツールとその使い方、考え方の紹介。
営業職の人に最適化されたツールだが、
考え方は誰でも適用できる。

私の理解では、ポイントは以下の通り。

  • 結果ではなく行動にフォーカスする
  • ポイント制で行動を定量化しつつゲーム感覚に
  • 目標を書き出す。着手も評価する
  • 混乱を整理するため頭の中すべて書き出す
  • 人に話すフレーズを見つけるために本を読む

行動科学マネジメント」と「思考は現実化する」と
GTDとが合わさったような印象を受けた。

なぜなら成功した理由は、大量行動したことにあるからです。
そして、もう1つの理由は、同時に実行したことです。

結果にフォーカスすると、自分に左右できない
原因による失敗でもつらく感じてしまう。
しかし行動であれば純粋に自分自身で左右できるので、
やればやっただけ成果が見える。

  1. 成果ではなく「行動そのもの」にフォーカスすること
  2. 「行動するための」時間と、「考えるための」時間を明確に分けること
  3. 最大の原因である「混乱状態を整理」すること

どれも頷ける。
1は既出だが、2・3もとても大事だと感じている。

できなかったらハードルを下げてもいいんです!
新しいことにトライしている、そしてそれを続けようと
していること自体を前向きに評価しましょう。

「着手した時点で仕事の7割は完了する」と言われるように、
着手することはとても大切です。

これまでチェックリストで着手はあまり評価していなかったので、
これからはマークも決めてもっと評価しようと思った。

  1. 目標が挑戦するに足るかどうかを検証する
  2. 次に「やる」と決め手実行する
  3. 大量に行動しつつ、試行錯誤しながらよりよい手段を探っていく

やろうかやるまいか迷った場合、100点満点で40点取れそうだったら
とにかくやってみる

以下個人的な気づき。
目標に期日を設けて書くことになんとなく抵抗があるのは、
結果にとらわれているから。
行動することで間違いなく目標に近づくのだから、
失敗したって構わないという気持ちで書くといい。

書かずに行動しなければ、確実に達成できない。
いかに行動を起こすかにフォーカスする。

今まで読んできた本の良いところをまとめてくれた感じがする。
おもしろかったので、オススメ度は★4つ。良い本です。

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感想メモ:心をひらく体のレッスン―フェルデンクライスの自己開発法

心をひらく体のレッスン―フェルデンクライスの自己開発法
心をひらく体のレッスン―フェルデンクライスの自己開発法
  • 発売元: 一光社
  • 価格: ¥ 1,785
  • 発売日: 2001/10

★★☆☆☆

フェルデンクライスメソッドとは、こういうもの。
フェルデンクライスメソッドとは?

フェルデンクライスメソッドは、私たちの感じとる能力を高め、ひとりひとりの生活をより充実した快適なものにします。「自分自身でいること」がもっと素晴らしいものになるのです。

興味があったので本を借りてみたのだが、
そのレッスンは、深い身体感覚を得るもので、
文字で表現するのはとても難しそう。

そこにあえて、写真もなく文字だけで表現しているので、
なんとなく雰囲気は感じたのだが、
メソッドについて理解することはできなかった。
わかったのは、実際にレッスンに行ってみないと
何もわからないな、ということだった。

しかしこういうのが好きな私は、ぜひ行ってみたいと興味を持った。
こういう分野に特に興味がない普通の人には、オススメ度は★2つ。

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感想メモ:「人間力」の科学

「人間力」の科学
「人間力」の科学
  • 発売元: PHP研究所
  • 価格: ¥ 1,260
  • 発売日: 2009/03/14

★★★★★

感性のマーケティングの小阪裕司氏。
「バルバロッサな人」という連載の内容をまとめたもの。
脳科学などの学問の研究結果のビジネスへの適用を考える、
という切り口がおもしろい。

「世の中のしくみ」「脳のチカラ」
「能力の活かし方」「時代が求めているもの」
という各テーマについて、いくつも研究が紹介されている。
面白いと思ったところをいくつか抜粋してみる。

いや、失敗するからこそいいのだ。
失敗し、それを乗り越える経験を積み重ねなければ
何事もクリエイトできない。

失敗を許さないことは、実はより大きな失敗に向かっている。

第一に、新しい物事はなかなか広まらない
第二に、新しい物事に真っ先に取り組む人たちは、集団内における少数派
第三に、物事が広がっていくにはキーパーソンが必要

正しいことだからといって、すぐに広がるわけではない。
がまんして活動を続けることが大事ですよ、ということ。

人をやる気にさせようとするとき、
成果を出してから報酬を与えても効果的でない。
行動した直後に報酬をあげることが必要なのだ。

誤解しやすいのは、「ごほうび」に金銭的に価値のあるものを
設定しようとすることである。
あくまで脳に対する報酬なのだから、些細なことで構わない。

報酬については、行動科学マネジメントに詳しい。
PST(Positive、Sokuji、Tashika。2つはなぜか日本語)
と同じことを言っている。

ここで活かすべき学びは、常に「印象」という最終判断を司るものは、
細かな認知部位なのだということだ。
どれかひとつができているだけでは、全体の印象は良くならない。
どれかひとつに致命的な問題があると、全体の印象も変わってしまう。

細かいことに手を抜くと、そこもしっかり見られてますよと。

情報を整理し、組織化するには五つの基準しかないとワーマンは言う。

  • カテゴリー
  • 時間
  • 位置
  • アルファベット
  • 連続順(階層)

超整理法は使用頻度だと思うが、それはどこに入るのだろう。

  • 自己開示について

自己開示をすると、親密感が増す。
これはブログを読んでいると、会ったことがなくても
知り合いのように感じることからもわかる。

しかし、自己誇示的すぎても自己卑下的すぎても、好感度は低くなる。
自己誇示が60%、自己卑下が40%の割合でmixされていると、
最も好感度が高まるのだそうだ。
これはおもしろい。

  • 利他性について

支援をしてもらえる人とは?
逆説的だが、支援を求めずに利他的な行動をすることなのだろう。

個人的にはこういうの大好き!
久しぶりに読んでいてワクワクした本でした。
ということで、オススメ度は★5つ!

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聖幸さんチョイス「フレッシュマンが読んでおきたい10冊」

書店、twitter、Ustreamを通じて僕が伝えた「フレッシュマンが読んでおきたい10冊」:[俺100]

俺と100冊の成功本の聖幸さんによるピックアップ10冊。
このサイトでもいくつか紹介している本が入っているが、
読んでないものもあったので読む本リスト入り。
とりあえず「社員心得帖」と「フランクリン自伝」あたりから行こうかな。

ということで、何かお題を与えてみると、いずれ反映されるかもです。

感想メモ:「できる人」の時間整理術&片づけ術

「できる人」の時間整理術&片づけ術
「できる人」の時間整理術&片づけ術
  • 発売元: ベストセラーズ
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2008/12/16

★★★☆☆

仕事術の本にはいくつかのパターンがある。
例えば、根本的な考え方を説明し、
実用は各人のシチュエーションによるとするもの、
あるいは具体的なライフハック的なネタの紹介に重点を置くもの。

前者としては、グーグル時代の情報整理術が良い例(オススメ)。
後者は一般的で例には事欠かないが、本書もこちらに属する。
こういった本は、いくつか試してみて
気に行ったら取り入れるという使い方で良いかと思う。

こういう本を既に色々読んでいるせいか、
残念ながらあまり新しい発見はなかった。
良いと思うものは既に試したことがあるものが多かったからだ。

そんな中で、おもしろいと思ったのは以下のもの。

移動中にオススメなのが、プレゼンやスピーチの練習です。
車窓や中吊り広告を見て、たまたま目にした事物を「お題」にして、
頭の中でスピーチを考えてみるのです。

とはいえ、「時間は貴重なものだから、
うまく使うことが非常に大事」という主旨にはとても同意。
いまだうまくできているとは言い難いし、
うまく使えるようになりたいものだ。

ということで、オススメ度は★3つです。

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感想メモ:面白いことをとことんやれば、「起業」は必ずうまくいく。

★★★★☆

ほっかほっか亭ほっかほっか亭の創業、おはちおはち、魚がし日本一
立ち上げにも関わった栗原幹雄氏。
フレッシュネスバーガーの創業者でもある氏による、
フレッシュネスバーガー立ち上げのストーリー。

彼はまず動き、走りながら修正するという考え方の行動派であるようだ。
フレッシュネスバーガーについては、理想とするイメージを描き、
そのイメージに現実を合わせていくという考え方で作られている。

アイデアはいつ浮かんでくるかわからない。
だから僕はいつもスケッチブックを持ち歩いている。
その場で絵に描くのだ。

まずやってみてあとで軌道修正すればいい。
自分の意志で行動を選ぶことが大事なのだ。

ハンバーガーには全くの素人であったとのことだが、
ほっかほっか亭での経験に裏打ちされた、
飲食業界の勘所の知識、読みも成功の大きな要因だろう。

一方で、本を読み進めていると、
この人は他のことでもうまく行くのではないかと思える。
そしてそれは、冒頭に上げたような経歴によって証明されている。

また、彼の言葉の端々から、仕事に対する取り組み方が伝わってくる。

仕事はお金を得る手段だけれど、それだけじゃない。
大きな括りで言えば、遊び。それも大人が真剣に打ち込む
価値のある遊びだと僕は捉えている。

では、仕事を楽しくするとはいったいどういうことか。
単純に言ってしまえば、自分の興味のあることや
得意なことを仕事にすることだ。

人に喜んでもらえると、自分も嬉しくなる。
それが仕事の原点なのではないか。

たいていのことは真剣に取り組めば取り組むほど、楽しくなるものだ。
その間に、これ、というものを見出したなら、迷わずそれに取り組むことだ。

他にも以下の点が参考になった。

オリジナリティを目指すなら、
最初に半分の人を切り捨てる発想が必要なのだ。

もし、最近アイデアが生まれなくなったと嘆いている人は、
遊びが足りていないのかもしれない。

ただ、そんな出会いも単なる偶然というよりは、
それまでのすべての体験の積み重ねの中で
いつか天職というものに出会うのではないかと思うのだ。

本来、強みとは自分では弱みと思っているものの中にあると
僕は思っている。

いつもながら、引用が多いということは良い本だったという証。
おもしろい本でした。オススメ度は★4つ。

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感想メモ:貧困の光景

貧困の光景
貧困の光景
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2007/01/17

★★★★☆

世界での貧困の現実

日本でも、貧富の差や貧困が問題となってきている。
しかしこの本を読むと、世界レベルで見ると
全然良い方なのだとわかった。

  • 私はもうその頃には、集めたお金を海外のどんな組織に渡しても、
    必ず一部は(それも非常に多くの部分を)盗まれる、
    つまり誰かのポケットに入れられるという事実を知るようになっていた。
  • 初めに私は、貧困の定義をしておこう。
    「貧困とは、その日、食べるものがない状態」を言う。
    従って日本には世界的なレベルで言うと一人も貧困な人がいない。
  • 素材で渡すと親たちはそれを栄養失調児に食べさせず、
    その兄姉たちに食べさせるか、ひどい時には、
    それを市場で売ってしまうからである。
  • つまり字も書けない、たし算も簡単な割り算もできない、
    衛生の観念もない、という人は、仮に先進国が投資によって
    何かの工場を作ったとしても、労働力として使えないのである。
  • 「もしHIVがプラスだとなると、親たちはもう、子供にミルクを
    与えないんです。いきる可能性のない子供に与える食事は、
    貧しい家庭にはないんです。」

生まれた瞬間からとんでもないハンデを背負った環境に
生まれてくることを、誰が防げるだろうか?
問題は、「人の命は平等」というような
きれい事では何も解決できない。

一方で、援助のためにお金を渡しても、目的のために使われない。
有力者が懐に入れて、支援したい人に届かない。
届いても、その日の暮らしのために使ってしまう。
教育が最も効果的なのだろうが、今日のご飯に困っている状況で、
どうすれば教育に力を注げるだろう。

月並みだが、日本にこの時代に生まれて良かったと心から思った。
そして、国際援助というのは、ただお金を渡せばいいのではなく、
思ったよりもずっと難しいものなのだとわかった。

認識を新たにしてくれた良い本でした。オススメ度は★4つ。

貧困の光景
貧困の光景
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2007/01/17

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感想メモ:プレゼンテーション Zen

プレゼンテーション Zen
プレゼンテーション Zen
  • 発売元: ピアソンエデュケーション
  • 価格: ¥ 2,415
  • 発売日: 2009/09/07

★★★★★

PowerPointによるプレゼンは、
ビジネスだけでなく、学会など様々な場面で登場する。

しかし残念なことに、ラリホーの効果を持つプレゼンは少なくない。
文字ばかりで、しかも字が小さい上に量が多く、
「ねむってしまった!」状態になったことがない人の方が珍しかろう。
(特に午後一からが危険)

しかしこれは、作り手ばかりが悪いということではない。
そういうタイプのプレゼンがスタンダード化してしまっているからだ。
むしろそこから外れることの方が抵抗がある、
というのが実際のところだろう。

一方、「これは!」という印象的なプレゼンをする人もごく稀にいる。
例えばスティーブ・ジョブズかもしれないし、
TEDに出てくるような人かもしれない。
少なくとも、すばらしいプレゼンというものも存在することは確かだ。

では、どうすればそういったプレゼンに近づけるのだろう?

簡単なのは、良い例をマネすることだろう。
この本の良いところは、そういった「良い例」を、
理論と豊富な実例の両面から示してくれているところだ。
本としてのデザインも、画像をとてもうまく活用してすばらしい。

プレゼンの本としてはマッキンゼー流図解の技術があるが、
図の示し方については共通している部分が多い。
プレゼンの基本はsimple is the bestであるようだ。

手本がなければマネもできない。
少しずつでも、自分のプレゼンに取り入れて行ってみようかと思う。

ちなみに著者は長年日本で暮らしていて、
日本文化の影響を、強く受けたそうだ。
「ZEN」はやっばり禅だし(そのものではないと注釈がある)、
他にも「簡素」「わび・さび」など日本の概念で説明されている部分がある。
日本人には理解しやすいのではないかと思うと思う。
そういった文化背景を持っているにも関わらず、
日本人は総じてあまりプレゼンがうまくないのは
以心伝心の文化でもあるからかな。

ということで、自分に影響を与えた1冊となった。
オススメ度は★5つ!

プレゼンテーション Zen
プレゼンテーション Zen
  • 発売元: ピアソンエデュケーション
  • 価格: ¥ 2,415
  • 発売日: 2009/09/07

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感想メモ:楽に楽しく生きる

楽に楽しく生きる 小林正観 著(弘園社)

★★★★☆

著者は小林正観氏。
何度か名前は見かけて気になっていたものの
読んだことがなかったので、初めて読んでみた。

ちょっと気になったところを挙げてみようと思ったら、
量が多くなった。

  • 相手を変える必要なんかどこにもない。その人を認めて、
    自分が<気にならない人>になったら、それで”終わり”です。

イヤな人とぶつかってしまった場合、
相手を変えられないと悩むことがある。
でも相手は変わらないし変える必要もない、
という考え方。

  • 過去、どう生きてきたか。その結果として、今のあなたがここにいる。
  • きそわない・くらべない・あらそわない

これらも含蓄深い。

  • 100%美しい心でやっていこうと考えなくてもいいですから、
    「究極の損得勘定ができる人、究極に欲深い人になってください」
  • どんなに下心があって、野心があったとしても、
    実際にそれをやった人を<実践者>と言います

ここがおもしろいところだと思う。
損得勘定があっていい、実践することの方が大事だと。
内面の美しさは第一目標ではないという考え方。

  • 人はいつも<正しい>ことを受け入れるのではなくて、
    <温かいもの>を受け入れるのです。

同じ意見であっても、言う人によって受け入れられ方が変わるのは
誰しも理解できることだろう。

さて、我が身を振り返ってみると、
「ありがとう」
とはよく言う方だと思うが、
ほめられたときに受け入れるのが下手だと気づいた。

厚意なのだから、内容に同意するかよりも前に、
ほめてくれたことに対して
「ありがとう」
ということにしようと思う。

キーワードは以下の通り。
ありがとう、実践、損得勘定
オススメ度は★4つ。良い本でした。

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感想メモ:公務員の給与はなぜ民間より4割高いのか

公務員の給与はなぜ民間より4割高いのか
公務員の給与はなぜ民間より4割高いのか
  • 発売元: 幻冬舎
  • 価格: ¥ 945
  • 発売日: 2008/12

★★★★☆

「公務員は民間よりも給与が高い」とはよく聞くが、
実際にどれくらい高いのだろうか?
賃金・人事コンサルタントの著者が、
様々なデータを元に検証している。

  • 公務員の給与は、30代程度までは民間大企業と同程度だが、
    定年間際まで上がっていくので、50代ではとんでもないことに
  • 愛知県職員(勤続40年)退職金は平均2800万
  • 人事院は自分たちの給与を下げるモチベーションがない
  • 国の給与の調査は、民間の大企業を中心に見るので不当に高く見積もる

 データをどこまで一般化できるのかは注意が必要だが、
傾向としては概ね正しいだろうと判断した。
「請求しても人件費のデータが開示されない」というのは、
何を示唆しているのだろうか。

 この本のもうひとつの楽しみ方は、読者の反応である。
amazonのレビューも、賛否両論あっておもしろい。
反応が多いということは、ある程度真実が含まれているのだろう。

 結論としては、やっぱり高いのだろう。
役所の人が民間に比べて特に能力が高いとも思わないし(逆も)、
それで給与に差があるのを見ると、割がいいと思うのが普通だろう。
だからこそ「息子は公務員に」となるわけで。

知っていて損はない知識が得られる本。
オススメ度は★4つ。

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読んできた本の内容をまとめて紹介。