感想メモ:考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
  • 発売元: ダイヤモンド社
  • 価格: ¥ 2,940
  • 発売日: 1999/03

★★★★★

  • ピラミッド構造
  • 明快な文章を書く秘訣
  • ロジカルシンキングのベース

これ一冊で、文書、プレゼン資料作りはOK。
何冊も読むくらいなら、この本を繰り返し読んだ方がずっといい。
というほどすばらしい本。

と言いつつ、読み返してみたら、
忘れているところもあったので(ダメじゃん)、
思い出しがてらポイントを書いてみる。

  • ピラミッド構造:上位は下位グループの要約
  • トップダウン(演繹)とボトムアップ(帰納)
  • SCQ(Situation, Complication, Question)→A(Answer)
  • 順序:時間、構造、重要度
どのような文書であっても、30秒かけても文書の主旨が読み手に
伝わらないとすれば、その文書は書き直すべきだと言えるでしょう。

みんながこの本を読んで、そんな文書を書いてくれれば、
世の中の生産性は10倍くらい上がるのではないだろうか。
残念ながら、そんな世界は来ないのだろうけど。

社会人なら、と言わずとも学生の間に読んでおくと、
非常によいと思われます。
はい。残念ながら私は読んでませんでした。

ということで、オススメ度は文句なしの★5つです!

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:身体のホームポジション

身体のホームポジション
身体のホームポジション
  • 発売元: BABジャパン
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2010/08/09

★★★★☆

日頃なんとなく忙しく暮らしていると、
あまり身体のことを気にする余裕がなくなってしまう。
しかし、健康は失って初めてありがたみがわかるもので、
また失ってからでは遅い場合もある。

この本では、身体を無理なく、
うまく使うためのヒントが書かれている。

私が特におもしろいと感じたのが、
視覚野と聴覚野の話。
今さら、目や耳の使い方を学ぶとは思わなかったが、
試してみると確かに効果があるのだ。驚き。

我々はなんとなく、目で物を見ていると考えている。
しかし、目は機能としては光を通すだけで、
情報を処理するのは脳の視覚野なのだ

確かに、言われてみればその通り。

この視覚野は左右の後頭部にある。
見るときは、目ではなくこの部分を
意識すると良いそうだ。
試してみると、確かに視野が広がり、
姿勢が前かがみになりにくくなる。

音を聞くときも同じ。
耳は音を通すだけで、
情報を処理するのは脳の聴覚野

これは左右の耳の上あたりの側頭部にある。

聞くときは、耳ではなくこの部分を意識すると、
集中して話を聞けるようになるそうだ。

おもしろいことに、
片足立ちなどでバランスを取るときも、
この部分を意識すると良いらしい。
これは、バランスを司る三半規管が
耳の中にあることと関係するらしい。
不思議だ〜。

著者の藤本氏はロルフィングの有資格者なので、ロルフィングについても書かれている。
ロルフィングに特徴的な筋膜リリースについても、かなりわかりやすく説明されている。
藤本氏のサイトはこちら→all blue -ロルフィング・ルーム in 目黒-

他にも、ケガをした部分が体のバランスを崩す
理由についても説明されている。
脳には、「あのときケガをして痛かった!」
という記憶が残っているので、
肉体的に治っても、機能として元に戻らないのだ。
しかしこれは脳の思い込みなので、
治すことができるようだ。

かなりマニアックなことまで書いてあって、
私はこういうのが大好きなので楽しかったのだが、
普通の人はそうでもないと思うので、
オススメ度は★4つです。
体に興味がある人は必読!

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか

技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか―画期的な新製品が惨敗する理由
技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか―画期的な新製品が惨敗する理由
  • 発売元: ダイヤモンド社
  • 価格: ¥ 2,520
  • 発売日: 2009/07/31

★★★★☆

一体なぜなのだろう?
簡単に言うと、技術があっても戦略が残念、
ということであるようだ。

イノベーション自体にもイノベーションが起こっているらしい。
メタイノベーション?
これは何かと言うと、従来のイノベーションが
技術シーズ起点であるのに対し、事業起点の、いわば
従来と逆の方向へのイノベーションも必要となってきているそうだ。

日本は垂直統合のインテグレーターが多いが、
海外はインテル型やアップル型など、
上流、下流を抑えることで成功している例が多い。

今後、本書で書かれているように、
製品がモジュールの組み合わせでできるようになる、
という方向に向かうのであれば、
インテグレーター型の企業にとっては厳しい環境になる。

日本の技術力は高いと言うのは間違いない。
なまじ国内市場が大きいからそこに最適化してしまうという面が
なきにしもあらずなのは周知の通りだが、ぜひとも世界で勝負できるものが
たくさん出てきて欲しいものだ。
オススメ度は★4つです。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:ライフサイクル イノベーション

ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション
ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション
  • 発売元: 翔泳社
  • 価格: ¥ 2,100
  • 発売日: 2006/05/16

★★★☆☆

キャズム」のジェフリー・ムーアによる、イノベーション論。

テクノロジーは、導入、成長市場、成熟市場、衰退市場と
成熟化のライフサイクルをたどる。
一般的に「イノベーション」というと、その製品を作り上げるまでの
話と考えられているが、成長市場以降の市場においても、
様々なタイプのイノベーションがありますよ、
適切なものを選択して勝負していきましょう、というもの。

では、どうやって適切な土俵を選択すればよいのだろう?

戦略立案においては、コンプレックス・システム型で行くか、
ボリューム・オペレーション型で行くかという
質問に最初に答えなければならない。

消費者との取引を対象とするのがボリューム・オペレーション、
企業間の取引を対象とするのがコンプレックス・オペレーション。
ざっくり、BtoC、BtoBと考えるとわかりやすい。

そして、市場や製品について分析して、勝負する土俵を決めるという
プロセスを踏む。

特定の市場カテゴリーにおいて、
設定した期間内で、選択したイノベーション・タイプにフォーカスし、
競合他社よりはるかに優位な位置に立ち、
顧客やパートナーが競合他社を有効な選択肢とみなさなくなるようにする。

確かに、結果としてこれができればすばらしい。
問題は、どう実現するか…

「イノベーションに様々なタイプがある」というのは気づきだった。
14種類紹介されているが、理解できたとは口が裂けても言えない。
ちょっと私には難しかったので、オススメ度は★3つです。
イノベーション論に興味がある人は読んでみるとよいでしょう。
もしまだであれば、「イノベーションのジレンマ」の方を、
先に読んだ方がよいと思います。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法
自分の小さな「箱」から脱出する方法
  • 発売元: 大和書房
  • スタジオ: 大和書房
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2006/10/19

★★★★★

箱: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいるで興味を持って読んでみた。
人を動かす」と共に、人間関係の基本を学べる、とても良い本。

「箱」という言葉は、自己防衛反応が起こってしまった状態、
というような意味合いと理解した。
この状態では良好なコミュニケーションを行うことはできない。
売り言葉に買い言葉で、敵対関係がエスカレートするだけだ。

では、態度を硬化させ、人間関係の障害となってしまう、
「箱」に入らずにいるには、どうしたらいいのだろう?

それは、心を平和に保てるようにすること。
そのためには、自分の心に背かないこと。
するべきと思うことはする、しないべきことはしない。
そうすれば、自分を正当化する必要がなくなる。
それは誰のためでもなく、自分の心の平和のため。

こう考えることで、偽善と思わるんじゃないか、
などと余計なことは気にせず、楽に動けるようになった。

この本を読んだのは結構前なのだが、上のようなことに気をつけて
生活するようになった。
すると周りからも、「感じが変わった」と言われたりするようになった。
私にとって、それだけの影響力を持つ本だった。

オススメ度は★5つです。
すべての人にオススメできる、すばらしい本です。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:人を動かす

人を動かす 新装版
人を動かす 新装版
  • 発売元: 創元社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 1999/10/31

★★★★★

全世界で何千万部と読まれている、
人間関係の心得について書かれた、
デール・カーネギーの名著。

友人関係、夫婦関係、親子関係、など、
あらゆる人間関係において役立つ知識が満載。
なんとなく経験的には感じていることが、
きちんと言葉にしてまとめられている。
頷きすぎて、ムチ打ちになるかと思った(言い過ぎ)。

人を動かす秘訣は、間違いなく、一つしかないのである。
すなわち、みずから動きたくなる気持を起こさせることーー
これが、秘訣だ。

まさに、これに尽きる。
「言われたからやる」ではなく、「やりたいからやる」状態であること。
あとはどのようにして達成するか、ということになる。
そしてこれは同時に、自分を動かすときの秘訣でもある。

以下に書かれていることは、理屈ではわかっていても、
つい忘れがちになってしまうこと。
繰り返し思い出すことで、習慣づけていくしかないのかな。

○人を動かす三原則

  1. 批判も非難もしない。苦情もいわない。
  2. 率直で、誠実な評価を与える。
  3. 強い欲求を起させる。
何かすばらしいアイディアが浮かんだ場合、
そのアイディアを相手に思いつかせるようにしむけ、
それを自由に料理させてみてはどうか。

○人に好かれる六原則

  1. 誠実な関心を寄せる。
  2. 笑顔で接する。
  3. 名前は、当人にとって、最も快い、最も大切なひびきを持つことばであることを忘れない。
  4. 聞き手にまわる。
  5. 相手の関心を見抜いて話題にする。
  6. 重要感を与えるーー誠意をこめて。
"最初に頭をもたげる自己防衛本能に押し流されてはならない"

これが、とてもとても大事。
皆がこのことを実践できれば、
世の中から不毛な争いは消えてなくなるはず。
まぁ、おそらく期待できないが。

ということで、これらを多く実践できている人ほど、
人間力が優れている、とも言えるでしょう。

道は開けると共に、未読の人はぜひ一読することをオススメします。
オススメ度は貫禄の★5つです。

注意すべきは、この本を人に勧めると、読んでいるのに実践できていない、
ということが赤裸々になるという罠。
気をつけましょう→私

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:野村克也 知略と戦略

野村克也 知略と戦略
野村克也 知略と戦略
  • 発売元: PHP研究所
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2009/11/05

★★★☆☆

野村監督の本は何冊か読んでいるが、やはりこの人はすごい。
日本の野球界の監督としては、トップの実力の持ち主だろう。

選手としても超一流だった。
人がやっていないことをやってきた人。
パイオニアだ。

そのベースは、やはり知性。
だからこそ、他の人に対しても知性も評価するのだろう。

どういう人を本物というのか、自分なりに考えると、
ああ本物だ、と感じるのはやはり『知性』ですよ。

他の人がそうしているからと言って鵜呑みにせず、
自分が正しいと考えた道を追求する姿勢。
自分の頭で考えて、実行する。
当たり前のことだが、なかなかできないものだ。
しばらく意識してみようと思う。
オススメ度は★3つです。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:TREASURE トレジャー

TREASURE  トレジャー
TREASURE  トレジャー
  • 発売元: 飛鳥新社
  • 価格: ¥ 1,500
  • 発売日: 2010/07/24

★★★★★

著者は、「オレンジレッスン。」などの犬飼ターボ氏。
この本も同じく小説形式で、居酒屋チェーンの企業に務めていた主人公が、
メンターの教えを受けながら、独立して自分のお店を持つというストーリー。

こういうお話には、よく信頼できるメンターが現れる。
しかし、そんなにメンターというような人ってどこにいるんだろう?
メンターこないかなー、と出てくるのを待つのは、
空から少女が降ってきたり、引き出しから未来型ハイテクネコ型ロボットが
出てくるのを待つようなものではなかろうか(言い過ぎ)。

要するに、行動することだろう。
怖くても、めんどくさくても、行動することだろう。
私が読んだメッセージはこういうことだった。
あとはブレない理念を持つこと。

久しぶりに引き込まれる本でした。
オススメ度は★5つです。おもしろかった!
同じ形式では、福島正伸氏の「リーダーになる人の たった1つの習慣」、
成功者の告白
もオススメ。

著書犬飼ターボ公式HPでは、主人公のモデル小林さんと、
著者の犬飼氏の対談の映像が見られる。
こちらもオススメ。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:オレンジレッスン。

オレンジレッスン。―あなたはどんどん幸せに成功する!
オレンジレッスン。―あなたはどんどん幸せに成功する!
  • 発売元: 徳間書店
  • 発売日: 2006/10
  • 売上ランキング: 123708

★★★★☆

 物語形式で、幸せになる心の持ち方、考え方について説明している本。
形式としては「 「福」に憑かれた男」「上京物語」と似ている。
が、こちらの方が自分の心のあり方に重点が置かれている

 この本における特徴的な考え方は、
男性的:与えるエネルギー:マーズ

女性的:受け入れるエネルギー:ヴィーナス
両者のバランスが必要と説くところ。

バランスが崩れマーズが強くなりすぎると、
自分にも他人にも厳しさを押し付け、
女性的な感受性を失う「がまん」になってしまう。

ヴィーナスが強くなりすぎると、人に頼りがちで相手に依存してしまい、
自分で何かを実現する力を失ってしまう「くっつき」になる、
という分類はおもしろい。

 他には
「今感謝できることはなんだろう?」
「将来の成功のために、この経験から何を学ぶことができるだろうか?」
と自分に質問するということが出てくるが、
実践すれば良い習慣になるだろうと感じた。

 「大好きなことをしてお金持ちになる」ともジャンルは似ているが、
この「オレンジレッスン」の方が自らの内面の問題点を洗い出し
バランスを取ることに重点を置いている。
ストーリーのある読み物としてもおもしろく読めた。
オススメ度は★4つです。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

感想メモ:八月のトルネード

八月のトルネード
八月のトルネード
  • 発売元: ベストセラーズ
  • 価格: ¥ 1,500
  • 発売日: 2009/05/16

★★★☆☆

野茂英雄の渡米、2009年第2回WBCの優勝など、
野球についての記事をまとめた本。

今では、日本人メジャーリーガーも10人を超え、珍しいものではなくなった。
その一人目が野茂だったのは、良いことだったのだと思う。
メジャー両リーグでノーヒットノーランを達成したことなど、
野茂の功績は、イチローに次いですごいものだと思う。

他にも、駒大苫小牧、清原、山井の完全試合目前の交代など、
色々な話が出てくる。野球好きの人であればおもしろく読めるでしょう。
オススメ度は★3つです。

野茂すごいなぁ。

関連:


その他の書評などはこちら。
Socialtunes – haru

読んできた本の内容をまとめて紹介。