感想メモ:究極の文房具ハック

究極の文房具ハック---身近な道具とデジタルツールで仕事力を上げる
究極の文房具ハック—身近な道具とデジタルツールで仕事力を上げる
  • 著者: 高畑 正幸
  • 発売元: 河出書房新社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2010/09/16

★★★☆☆

文房具のプロ?であるところの「文具王」高畑氏が、
デジタルガジェットや整理整頓など、
様々なジャンルのライフハックを紹介している。

タイトルには「文房具ハック」とあるが、
対象は事務作業に限らず、
文房具以外のモノやテクニックも紹介されている。

いくつかモノや技をピックアップして紹介する。

  • メールの署名として定型文を用意しておく

やりますね。
よくつかう文章の単語登録も
繰り返し使うのであれば、一度5分をかけて
セットする価値は大あり。

ラベル作りというと、フォーマットの設定に謎の難しさがあるが、
PCでワープロソフトみたいな専用ソフトがあるのであれば、簡単に作れそう。
「キレイにはがせるラベル」とセットで欲しい。
電池入れ替えたりしなくてもいいしね。

ちなみに「仕事にすぐ効く 魔法の文房具」でも、
別の機種(P-touch 2430PC)が紹介されていた。
やっぱりいいなじゃないかな。

  • 見出し付け

今まではインデックスシールを使っていたが、
ポストイット フラッグインデックスにしようと思い立った。
シールだと、剥がしたくなったとき(主にスキャンするとき)に、
紙も破けることがあって不満なのだ。

以下は、メモしたところ。

私は、片付けができる人とできない人の最大の違いは、
モノの置き場所を決められるかどうかだと確信している。

そうかもしれない。
下手なところに仮置きすると、いつの間にか
手がつけられない状況になるんだよなー。

日常作業においては「面倒くささ」と実行量には
明らかに相関があり、しかも、それは、
連続的には変化しないということ。
面倒くささがあるポイントを超えた瞬間に、
実行量は激減。ほぼゼロになる。

これもよくわかる。
「めんどくさい」って実はものすごく大きなパラメータで、
なめちゃいけないんですよね。

最後に、心にしみた言葉を。

結局、ハックなんてものは小手先の技で、
最終的には何をどれだけアウトプットできるかが勝負だ。

まさに、その通りです。

こういった本の著者に共通していることは、
恐ろしいまでのこだわり、探究心。
そういったものに尊敬の念を抱きつつ、オススメ度は★3つです。
参考になりました。

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感想メモ:仕事にすぐ効く 魔法の文房具

仕事にすぐ効く 魔法の文房具
仕事にすぐ効く 魔法の文房具
  • 著者: 土橋 正
  • 発売元: 東京書籍
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2010/06/23

★★★☆☆

他の文具本と同様、基本は商品の紹介。
特徴は、使い方の説明が他の本より厚めなところ。
件数は少ないが、その分説明が詳細。
実際に使う文具の数は限られているので、
厳選されているのはgood!

まずは、紹介されている文具のうち、
メモしたものを挙げていく。

  • ウォーキーペン
    財布に挿しておける極小ペン
  • メタルブックレスト
    ほんたったを上回れるか?
  • ブックダーツ
    インデックスシールや付箋とどう違う?
  • P-touch 2430PC
    確かに、ラベルシール作りってPCでやればいいんじゃない?
  • ポップアップノート用ディスペンサー
    昔探したけど売ってなかったので、再チャレンジ。
    実物を店で見つけたのだが、専用のポストイットが必要なことに萎えた。

    実は、ポストイットの台紙の裏にのり付けをすれば、
    これと同じで、キャビネットの側面に付けておくことが出きるのだ。
    ポストイットが少なくなってきたら、くっつければ足せるし。
    ということで、不要とわかった。

以下、文具の紹介以外の部分のメモ。

一つのToDoを埋める際、意識せざるをえないのが、
そのToDoをどれくらいで終わらせるのか、
つまり所要時間である。

これはぜひやるべきだと思う。
大きさの目星が付くと、着手のための活性化エネルギーが
大幅に小さくなる気がするからだ。

クリエイティブ、つまり何かを生み出すという時には
パソコンのスイッチを切って、ペンと紙だけで行う。
この時間を1日の中にいかに多く確保していくかを、
私は心がけている。

これも本当にその通り。
パソコンは危険。

私はTodo管理やらなにやらは、
フランクリン手帳とGTDとバブル式チェック
の組み合わせでやっている。
一度まとめてみるのもいいかしら?
ニーズがあればね・・・

オススメ度は★3つです。
好きなもの、こだわったものを使うのは楽しいですね。

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感想メモ:アスリートとして知っておきたいスポーツ動作と身体のしくみ

アスリートとして知っておきたいスポーツ動作と身体のしくみ
アスリートとして知っておきたいスポーツ動作と身体のしくみ
  • 著者: 長谷川 裕
  • 発売元: ナツメ社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2009/12/18

★★★★☆

スポーツをする人なら読むべき!

PART1では、筋肉や関節、
神経などの種類やその働きなど、
生理学的な知識について説明されている。

PART2では、下半身、胴体、上半身など、
身体の主な部位の骨や筋肉と、
それらが関わる運動の種類や、
そのときの役割について説明されている。

PART3は、運動をする際に
知っておくと良いコツについて。

運動をするとき、骨や筋肉一つ一つを
意識することは到底できない。
しかし、骨や筋肉とその働きなど、
体の仕組みについて、
正しい知識をを持っているいないで、
動きの質が変わったりもする。
これがおもしろいところだ。

例えば、広背筋の端が上腕骨の前面に付いていたり、
手首の回転は前腕部の骨が動くからだというなどは、
知らない人の方が多いだろう。

こういった正しい知識を持っていれば、
正しいイメージを持つことができる。
その結果、パフォーマンスも上がるはず!

特にPART2の

  • 下半身の骨盤から股関節、膝関節
  • 上半身の肩甲骨と肩関節、肘関節

などの情報は、スポーツをする人は
全員読んでおいて損はない。
説明は主要な筋肉に限られているが、
一般プレーヤーには十分な分量だろう。

ということで、スポーツをする人は、ぜひ。
オススメ度は★4つです!

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1000ぺたになった

Socialtunes – ひと検索

「ぺた」といっても10の15乗ではなくて、
Socialtunesにおける謎の単位系の話。

といってもレビューが1000個なのではなく、
未読のものも含め、チェックしたものが1000個ということ。
(「冊」でなく「個」なのは、イヤホンとか物も入っているから)

レビューは今現在458なので、とりあえず500目指してがんばろう。
今年中には行けるかな?

感想メモ:メールの超プロが教えるGmail仕事術

メールの超プロが教えるGmail仕事術
メールの超プロが教えるGmail仕事術
  • 著者: 樺沢 紫苑
  • 発売元: サンマーク出版
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2010/04/05

★★★☆☆

Gmail活用の入門書

著者は、15万部のメルマガを発行する精神科医の樺沢氏。
樺沢紫苑
一日500通オーダーのメールを処理する著者の、
Gmail活用術、というのがこの本の内容。

方針は、以下のようにオーソドックス。

  • フィルタとラベルを活用する
  • 削除しないでアーカイブ
  • あとで検索しやすいような件名をつける
  • スパムフィルターを鍛える

この本を手に取る人は、
「既にGmailを使っている/使い始めた人が、
より便利な使い方を学ぼうとしている」
というケースが多いだろうが、
既にある程度知識がある人にとっては、
やや物足りないかもしれない。

ちなみに、本書で紹介されている中で、
私もやっているオススメは以下の通り。

  • バックグラウンドで送信(Labs)
  • 受信トレイのプレビュー(Labs)
  • スターの使い方は「要返信」または「要処理」
  • ショートカット
    r, shift+r, a, shift+a, shift+c, g then i, x, e, !, #, ?
    くらいをよく使う

ちゃんとやっていなかったのでメモしたのは、以下点。

  • スパムフィルターを鍛えるため「連絡先」をちゃんと登録する
  • メルマガは+を付けたエイリアスアドレスで受け、
    ラベルを付けて受信箱をスキップする

ということで、便利に使おう、Gmail。
オススメ度は★3つです。

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感想メモ:迷ったときは運命を信じなさい

迷ったときは運命を信じなさい―すべての願望は自然に叶う
迷ったときは運命を信じなさい―すべての願望は自然に叶う
  • 著者: ディーパック チョプラ
  • 発売元: サンマーク出版
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 2004/10

★★★☆☆

テーマは「シンクロニシティ」

シンクロニシティが起こったなら、
人生の好機が到来したと思ってください。
すべての偶然の一致が、
あなたがこの世に生まれてきた目的を果たせる人間に
成長していく機会を与えてくれるのです。

一番印象に残ったのは、上の部分。

何か偶然なことがあったときに、
「珍しいこともあるもんだな〜」と片付けてしまうか、
「これは何かのメッセージかな?」と考えて受け止めるかで、
その後の行動は変わってくる。

例え仮に、それが自意識過剰な妄想だとしても、
そこから意味を見出すことができ、
その結果として行動が変わるのであれば、
十分信じてみる価値はある。

行動しなければ何も変わらないのだから、
そのきっかけがなんであれ構わない。

ということで、「シンクロニシティ」という言葉を
頭の片隅にとめておき、何か偶然に気づいたときに、
思い出してみると良さそうだ。
カラーバス効果、というやつかな。

というような受けとめを私はしたが、
いろんな受け止め方がある本だと思うので、
気になった人はチェックしてみるとよいかと思います。
オススメ度は★3つです。

偶然をメッセージととらえ、チャンスを逃さないように。
気をつけて暮らしてみます。

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感想メモ:プレゼンテーションzenデザイン

プレゼンテーションzenデザイン
プレゼンテーションzenデザイン
  • 著者: ガー・レイノルズ
  • 発売元: ピアソン桐原
  • 価格: ¥ 2,520
  • 発売日: 2010/06/25

★★★★☆

前作「プレゼンテーションZEN」が、
シンプルかつ印象に残るプレゼンテーションの
基本を示したものだとすると、今回はその実践編。

  • 情報を詰め込みすぎない
  • 画像を効果的に使う
  • スライドは副、スピーカーが主
  • 配布資料はスライドとは別

といった基本をベースに

  • テキストの使い方(フォント、バランス)
  • 色彩の使い方
  • 画像の使い方

などが、豊富な実例とともに説明されている。
前作からのことだが、画像の背景としての使い方が象徴的。

上達には、優れた例をマネすることが近道だ。
この本には良い見本が多く示されているので、
良いものを見る目が鍛えられるはず。
デザインはセンスだと思われがちだが、
きっと同じことで、良いものに多く触れることで、
センスを磨くことはできるだろう。

プレゼンの機会があれば、この本を参考にしてみよう。
画像をうまく使ったプレゼンテーションをする人は、
日本ではとても少ないので、ちょっと取り入れるだけでも、
印象に残るプレゼンができるだろう。

そういう意味では、必要なときに手に取れるところに
持っておくと良い本でしょう。
グラフの作りかたについては、マッキンゼー流図解の技術もあるといいですな。

オススメ度は★4つです。
とても参考になりました!
一つ悩みどころは、iStockphotoは確かに良い写真が
いっぱいあるのだけど、高いところ。

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感想メモ:残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
  • 著者: 橘 玲
  • 発売元: 幻冬舎
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2010/09/28

★★★☆☆

著者は投資の「黄金の羽根」シリーズの橘玲氏。
この本は、投資とは直接関係のない、
生き方の提案といった内容となっている。

  • 日本企業は、評判社会でできている
  • 評判がいい人が出世する
  • 評判は努力とは比例しない
  • 良い評判は築くのに時間がかかり、
    悪い評判は一瞬で広まる。

こういった仕組み上の問題から、
日本企業で生きていくと、多くの人が不幸になる構造になっている
というのが著者の指摘。
確かにそうである気がする。

おもしろかったのが、その補強のデータとして、
バブル期と現在の日本企業の従業員の会社への姿勢を比較し、
「日本人は昔から会社が嫌い」
としているデータ。バブル期だって会社が嫌いだったのね。
逆に意外なのが、むしろアメリカ人の愛社精神があるということ。
そうなのかー。

ムラ社会的な日本企業では、常にまわりの目を気にしながら曖昧な基準で競争し、
大きな成果をあげても金銭的な報酬で報われることはない。
会社を辞めると再就職の道は閉ざされているから、
過酷なノルマと重圧にひたすら耐えるしかない。
「社畜」化は、日本的経営にもともと組み込まれたメカニズムなのだ。

そんなカゴの中にいると窒息する。
外へ出よう、というのが著者の主張だ。
どうやって?というところは、実際に読んでみてもらいたい。

ただ、矛盾を感じるのは、前半の
「自己啓発は意味がない。
なぜなら自分は変えられないから」

としている部分。

そんなこと言ったら、著書が何を主張しようが、
読者は何も変わらないということにならない?
それでもいい、というのなら、この本は何のため?

頷ける部分と納得いかない部分のせめぎ合いの結果、
オススメ度は★3つとしました。
読み進められたし、結論については賛成なのですが、
前半の内容と矛盾するように感じてしまいました。

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感想メモ:史上最強の人生戦略マニュアル

史上最強の人生戦略マニュアル
史上最強の人生戦略マニュアル
  • 著者: フィリップ・マグロー
  • 発売元: きこ書房
  • 価格: ¥ 1,785
  • 発売日: 2008/09/27

★★☆☆☆

内容はその通りだと思うし、この本に忠実に従って、
一つ一つ人生の変革に取り組んでいけば、
人生が変わるのかもしれない。

しかし、私は何回かトライしようとしたが、結局挫折した。
これは、本が悪いわけでも私が悪いだけでもなく、
私とは相性が悪かった、ということで結論づけた。
なぜなら、訳者の勝間和代氏のように、
「人生が変わった!」という人もいるからだ。

どちらかというと、すごく熱意があるマジメな人に
合うのではないかと感じた。

ということで、人にオススメできるかというと、
あまりできないので、★2つとします。

内容にほとんど触れなかったが、女子勉さんの書評がよくまとめられていて
オススメです!と丸投げが得意な当サイトです!こんにちは!
【書評】厳しいけれど役に立つー史上最強の人生戦略マニュアル | 女子勉

ちなみに、私が「人生変わった」と思う本はというと、
下に上げているような本になります。

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感想メモ:ダンドリ・整理術 モノグサ私の方法

こんなに簡単! こんなに役立つ! ダンドリ・整理術 モノグサ私の方法 (アスカビジネス)
こんなに簡単! こんなに役立つ! ダンドリ・整理術 モノグサ私の方法 (アスカビジネス)
  • 発売元: 明日香出版社
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2010/02/04

★★☆☆☆

「整理術」「効率化」といった本は多々あるが、
人には好みがあり個性がある。
本で紹介されているのは、著者の好み、
個性にあったやり方なので、そのままで100%合うことはない。

そこで、色々な本で紹介されている方法を試し、
カスタマイズされた「オレ流」を組み上げていく過程を楽しむ。
という私のような楽しみ方もありますよと。

アクションを起こさなければ、
いくらリストをつくっても無意味ですが、
つい怠りがちになるのが、
②のサーベイランスです。
それが、強引にデッドラインを設定することで、
カイゼンされたのです。

残念ながら私のテイストには、あまり合わなかった。
ので、オススメ度は★2つです。
次は合うものに出会えるかな。

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読んできた本の内容をまとめて紹介。