★★★★☆
日本人の「お金」に対するイメージは、あまりよくない。
それは、「お金持ちの人は、イヤミでケチ」
といった誤ったイメージがあるからではなかろうか。
お金は、ないよりも、あった方がいいに決まっている。
お金を貯める目的は何でもいいと思いますが、
私がこの問いを投げかけられたら
「人生の選択肢を増やすため」と答えます。
…
選択肢がないというのは、自由がないということ。(p116)
お金に対するイメージというのは、
両親からそのまま受け継いでいることが多い。
そして、そのことを自覚できる人は少ない。
人を軽んじる人は人に軽んじられるように、
お金を軽んじる人は、やっぱりお金からも軽んじられる。(p44)
財布には、その人のお金に対する態度が現れる、と著者は言う。
財布にはその人の生き方が反映されている、
とりわけ、お金に対する態度が表れていはものだから。(p18)
財布に気を使うということは、
そのお金に対するイメージを健全なものに変える効果が
あるのだろう、と読んだ。
「年収200倍の法則」。「財布の購入価格×200」の数字が、
ちょうど持ち主の年収(経営者の場合は可処分所得)を
表してしまうというものです。(p21)
確かに、お金持ちの人は、財布がかっこいい傾向にあるのは、
周りの人を見ていてもそう思う。
ちょうど財布がくたびれてきたところ。
考えてみようかな…