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感想メモ:ワクワクしながら夢を叶える宝地図活用術

ワクワクしながら夢を叶える宝地図活用術
ワクワクしながら夢を叶える宝地図活用術
  • 発売元: ゴマブックス
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2005/09/17

★★★★☆

宝地図活用だけでなく、日々の考え方の参考にも

 「幸せな宝地図であなたの夢がかなう」の続編。
宝地図を活用する上で役に立つ補助ツールの紹介、というのがメイン。

 それはそれで参考になるのだが、私の印象に残ったのは、本の終盤に書かれた
「宝地図とそのツールを使うことで生き方がどう変わるか」
という部分だった。

 著者の望月氏は、この宝地図と、レイキという気功の事業を行っているそうだ。
しかし、そこにたどり着くまでの道は決して平坦ではなく、
借金を数千万抱え、月末が越せるかという日々も経験していたとのこと。

 そんな中でも、周りの人々に助けられていること、
それまでの経験があったからこそ現在に繋がっていることなど、
感謝を大切にして過ごされているように見受けられる。

 結局のところ、そういった心のあり方こそが、その人の生き方を
左右する一番の要素である気がする。
この宝地図というものは、その心のあり方を前向きにすることで
日々の暮らしをイキイキとするもの、として捉えるのがよいのだろう。

以下、メモ。

竹内均氏

  • 自分の好きなことをしている時
  • それで生活できること
  • それで他人の尊敬を受けること

この3拍子揃ったとき、人は間違いなく幸せである

  • 「夢に一歩踏み出すために、今、何ができるのか?何が重要なのか?
    行動の決断をする」ことが大切

 まず「幸せな宝地図で・・・」を読んでから読むと良い。★4つ。

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感想メモ:「気分」の力で人生うまくいく!

「気分」の力で人生うまくいく!
「気分」の力で人生うまくいく!
  • 発売元: 講談社
  • 発売日: 2005/09/22

★★★★☆

 「人は心が望んでいるものを引き寄せている」という「引きつける法則」を元に、
心を前向きな状態(「バルブが開いた」状態≒積極的な心≒「箱」から出た状態≒ブラス思考)
にする/保つための考え方を、ステップを追って説明している。

  1. 望んでいないことをはっきりさせる
  2. 望んでいることをはっきりさせる
  3. 望みを感じられる状態にする
  4. あとは待つだけ!

 望んでいるようで「望んでいないこと」に焦点をあてている、
というケースもある。例えば
「風邪を引かないようにしよう」→風邪を引くことをイメージ
「健康になろう」→健康でないことをイメージ
「お金が欲しい」→お金がないことをイメージ
というように。

 「考えると暗くなる」望みではなく、「考えるとワクワクする」望みを、
1日5分でもいいから考えるようにすると、気分良く過ごせるし、
良い出来事を引きつけることができる、とのこと。

 「自分が何を望んでいるかを感じられる状態にする」
「ワクワクすることを考える時間を長くする」
という点が心に残った。

 「心の状態がその人の人生を左右する」ということは、
時代や国を超えて語られていることである。
それだけ多くの人によって確かめられていることなのだろう。
★4つ。

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感想メモ:客家大富豪 18の金言

客家大富豪 18の金言
客家大富豪 18の金言
  • 発売元: 講談社
  • 発売日: 2007/10/25

★★★★☆

 主人公が客家の大富豪と出会い、その秘伝を伝授されるというストーリー。
形式としては『「福」に憑かれた男』「お金持ち脳になる10の習慣」や
「マスターの教え」と同じだが、こちらは変えている部分はあるものの、
事実に即しているとのこと。

 「金言」の中身については、こちらで詳しく紹介されている。
客家(ハッカ)大富豪 18の金言-1
客家(ハッカ)大富豪 18の金言-2
客家(ハッカ)大富豪 18の金言-3

 この「金言」は基本的に「ビジネスの秘訣」としての言葉なのだが、
上に挙げた本にあるような、「心の持ちよう」といった面についても触れられている。
たとえば「「ありがとう」は必ず声に出すべし」や「笑顔はコストゼロの最良戦略」といったものである。
ただしこれらも、目的がビジネスにあると強く意識されている。

 個人的な好みとしては『「福」に憑かれた男』の方がしっくりくるのだが、
ビジネスに適用しやすい知識を求めている人にはこちらの方が良いかもしれない。
良い本。★4つ。

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感想メモ:ほんとうの心の力

ほんとうの心の力
ほんとうの心の力
  • 発売元: PHP研究所
  • 価格: ¥ 1,050
  • 発売日: 2006/05

★★★★★

天風哲学の名言集

 中村天風の言葉を集めた、読みやすい本。
見開き2ページで1項目という形式。

中村天風名前はよく目にしていたのだが、実際に読むのは初めて。
堅苦しい感じなのかと思っていたが、融通の利く柔らかい思想という印象を持った。

 以下、印象に残ったフレーズを挙げる。

  • 心のあり方が人生を決める
  • 感謝と歓喜で人生を考える
  • 笑いの効用を意識し生活に微笑みを:苦しいときも微笑む
  • 消極的感情は潜在意識の不整理から
  • 絶対的な積極心=平安を確保した心=強さを持つ心を持って生きる
  • 常に心を監視し積極か消極かを見つめる
  • 自己には厳然と、他人には寛容に
  • 潜在意識を意識でコントロールする
  • 言葉は強い暗示力を持つ
  • 不平不満は口にせず感謝と喜びを
  • 寝がけは心が無防備 おだやかな気持ちで
  • 暇なときには心が喜ぶ想像を
  • 手に入らないことより持っていることに感謝

 大体雰囲気はわかるのではないだろうか。

 結局のところ、意識して変えられるのは自分の考え方だけである。
しかしその心の持ちようこそが、人生に影響を与える決定要因なのだ。
こう考えて生きる人とそうでない人とでは、長い年月をかけ大きな差が生じることだろう。

 簡単に読めるからこそ、何回も読み直す価値がある本。オススメ。★5つ。

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感想メモ:マスターの教え

マスターの教え
マスターの教え
  • 発売元: 飛鳥新社
  • 価格: ¥ 1,050
  • 発売日: 2001/06/22

★★★☆☆

マスターに学ぶ成功のための教え

 物語風に進む、成功哲学を教える本。
形式としては「「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣」に近い。

 一度読んだ感想は、一言で言えば消化不良。
あまりに抽象的で、なぜ成功に繋がるのかの納得感が得られない。
直感的に「これは正しい」と確信することもできなかった。

 ただし、そういういものなのかもしれない。
ということが、こちらの記事を読んでわかった。
http://dokuho.blog82.fc2.com/blog-entry-52.html

 また、こちらの書評はよくまとまっていて参考になる。
http://blog.livedoor.jp/live636363/archives/51151383.html

 ということで、他のものを読んでからもう一度考え直してみたい。現状は★3つ。

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感想メモ:幸せな宝地図であなたの夢がかなう

幸せな宝地図であなたの夢がかなう―きっと! 今日から人生が変わる
幸せな宝地図であなたの夢がかなう―きっと! 今日から人生が変わる
  • 発売元: ゴマブックス
  • 発売日: 2003/05/17

★★★★☆

夢を持とう。

 自分の夢をイメージできる写真を貼って作る宝地図。
文字ではなく、画像で訴えかけてくることで夢の実現が潜在意識に刷り込まれ、
不思議と夢が叶っていくという。
夢を叶える宝地図 – 叶う夢だから心に宿る

 基本的に、人は自分が想像できる範囲でしか生きることができない。
それ以上の状態を考えたことがなければ、実現することもない。
もしチャンスがあったとしても、自分で自分にリミッターをかけてしまい
モノにすることができない。
これが「10人の法則」で「なりたい10人を友達に持て」と言っている理由だろう。
人は、自分を周りに合わせてしまうものなのだ。

 しかし夢を持つのは自由である。
そして、イメージを活用することで潜在意識に訴えかけ、
脳をその夢のきっかけを探すアンテナとする。

 そんなうまくいくか、と疑うのも当然自由である。
しかしほぼノーリスクで始めることができるのだから、試さない理由もない。
やってみようかな、と思える楽しい本だった。★4つ。

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感想メモ:思考は現実化する

思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき
思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき
  • 発売元: きこ書房
  • 価格: ¥ 2,310
  • 発売日: 1999/04

★★★★★

ナポレオン・ヒル博士の生涯をかけた成功研究の集大成

 ベンジャミン・フランクリン、スティーブン・コビーらと並び、
成功に関する研究の大家であるある著者の、研究の集大成とも言える本。
他の成功に関する本は、多分に本書の影響を受けているとわかった。

 「思考が現実化する」という考えは、古くは「原因と結果の法則」から、
現代の成功本まで広く語られていることではあるが、
本書は、そのために具体的な目標を描き、期限を設定し、達成できるという信念をもち、
熱意を持って、仲間と共に実行する、というように細かく方法が説明されている。

 そして他の本の内容を考えると、そのどれか、または多くの部分を別の言い方で
語っていることが多い。
第2章の「願望」は、望月氏の「宝地図」が非常によく重なるし、
第4章の「深層自己説得」という概念は、潜在意識の本とよく重なる。

 ということで、他の本と重なる概念が多く、それだけ本書の内容は後世にも
受け継がれているということだろう。
誰しも他の本との共通点を見出すことができるはず。

 600ページ超、ヒモのしおりが2本と、本としての風格も格別。
読むのもかなり時間がかかるので、腰を据えてかかるべき。
この本の内容を身につければ、確かに成功に近づくと思われる。
問題は、身につけることができるか、だ。

 以下、メモしたところ。

  • 成功とは、他人の権利を尊重し、社会正義に反することなく、自ら価値ありと認めた目標【願望】を、黄金律に従って一つ一つ実現していく過程である
  • 思考というものは、一つの実体、しかもその思考内容そのものを現実化しようとする衝動を秘めている実体、といってもよい。
  • あなたが心底そうしようと望んだことは必ず実現する エドウィン・C・バーンズ
  • 願望実現というのは、当初の願望とは異なった結果として実現することがよくある。
  • 成功を手に入れるために必要なものはただ一つ。健全で素直なものの考え方である。
  • 何かできないことがもしあるとするならば、それは、当人に知恵がないだけのことだ。事実が例えわかっていなくても、ともかく前進することだ。前進し、行動している間に事実はわかってくるものなのだ ヘンリー・フォード
  • 願望や目標を持つことがすべての達成の第一歩である。
  • 行動計画を立て、積極的に行動し、報酬以上の働きをすることが、成功のためにいかに大切なことであるか

願望実現の6箇条

  1. 実現したいと思う願望をはっきりさせる
  2. その代わりに何を差し出すのか決める。代償を必要としない報酬など存在しない。
  3. 実現したい願望を取得する最終期限を決める
  4. 願望実現のための詳細な計画を立てる
  5. 1〜4の4点を紙に詳しく書く
  6. 紙に書いたこの宣言を、1日2回、朝起きた直後と夜寝る直前に
    なるべく大きな声で読む。すでにその願望を実現したものと考え、
    そう自分に信じこませることが大切

 宝地図はこの6箇条のアレンジなのだと思った。あと↑メモしすぎ。

 これだけのボリュームで2000円ちょっと。読んでおくべき。★5つ。

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感想メモ:お金持ち脳になる10の習慣

★★★☆☆

体験を元にしたフィクションで語る人生の知恵

 クルージングが趣味の著者が、自らの体験を元にしたフィクションを通じて、
仕事やお金についての考え方や、生き方方を好転させる10の習慣について記している本。

 10の習慣全ては書かないが、大きなメッセージは
「お金のために働くのではなく、ワクワクすることのために働きなさい」
ということだと受け取った。

 その「ワクワクすること」=「内的な意欲を持てる」かを、
お金ではなく「他人のために時間を持てるか」で考えなさい、
ということなのだと。

 私がまだ青いせいか、今一つ実感を伴って頭に入ってこなかった。
それはフィクションということで、現実ではないと感じているからなのだろうか。★3つ。

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感想メモ:大好きなことをしてお金持ちになる

大好きなことをしてお金持ちになる ― あなたの才能をお金に変える6つのステップ
大好きなことをしてお金持ちになる ― あなたの才能をお金に変える6つのステップ
  • 発売元: フォレスト出版
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2003/02/22

★★★★★

そうなれたらとても幸せだろう

 誰しも、なれるものなら「お金持ち」になりたいだろう。
何も、好き好んで何十年ものローンを抱えて働いているわけではない。
ただ、それが普通で、それ以外の道を自分が歩める可能性があると思わないだけである。

 しかし「可能性がない」というのは本当なのだろうか?
この本は、お金持ちになるための仕組みと進むべきステップを
丁寧に説明することで、その思い込みを壊してくれる。
そして、その方法として最も現実的なのが、夢中になれるほど好きで
かつ得意なことをすることだ、ということである。

 残念ながら、この本を読んですぐさま成功し、
お金持ちになることができるというほど世の中甘くはないだろう。
しかし可能性がないと思い込んでいれば、その時可能性がゼロになる。
ゼロではないと思えるようになれるのであれば、そのことにはとても
意味があるように思える。

 自分の思い込みを、思い込みだと気付かされるのは楽しい。
そういう意味で、おもしろく読めた。オススメの★5つ。

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感想メモ:イチロー思考

イチロー思考―孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫
イチロー思考―孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫
  • 発売元: 東邦出版
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2004/12

★★★★☆

イチローの成功の基準は自分の中にある

 イチローの言葉を元に、成功の秘訣を演繹しようとしている本。
しかし私の印象に残ったのは、イチローの言葉の方だった。

自分の中に立てた目標を成し遂げた。
そのことを成功というのならわかります。
でも他人が言う成功を追いかけ始めたら
何が成功かわからなくなってしまいます。

第三者の評価を意識した生き方はしたくない。
自分が納得した生き方をしたい。

 これらの言葉から伝わってくるのは、
・努力をしてきたという強力な自負
・努力を必要なものと考え、し続けられること
(「継続は力なり」「一歩ずつ進むしかありません」)
であった。

 イチローや北島康介のように、自分の才能と努力に対する
強烈な自負がないと、世界一のレベルには立てないのだと思う。
一方井上康生にはそこまでの自負がなかった、というのは私見。

 オススメ度は、野球やイチローが好きなら★4つ。
まぁ、好きじゃない人はわざわざ読まないでしょう。

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