★★★★☆
「死」を考えることで、
「生」を考え直す。
というワークをする本。
そう考えると、何かを得ることが人生では
ないことがわかります。
天の迎えが来るその日まで、思い切り生きること。
それが人生です。(p59)
- 人と違ったっていいんだよ
- もっと自分に素直に、ありのままに生きていいんだよ。
- すべての人と仲良くできなくたっていいんだよ。
- 自分の意見を主張してもいいんだよ
- 嫌なことは断ってもいいんだよ。
- 楽しいことを優先してもいいんだよ。
- 自分をもっと好きになって、もっと自分を信頼してもいいんだよ。
人生は、幸せになるのが目的じゃない。
幸せがスタート地点。幸せから夢へと向かうんです。
いまが不満だから幸せを目指すという人は、
夢を成し遂げても、そこに見えるのは、新しい不満です。(p160)
人が死んだあとに残るものは、
集めたものではなく、与えたものである。(p163)
人生最後の日から見たら、いま、あなたが
悩んでいる問題はどう映るでしょうか?
とるに足りないことだったと、
なりはしないでしょうか?(p219)
死んでから後悔しても遅い。
死すべき運命の人間にできるのは、
死んでから後悔しないように、
一日一日を丁寧に生きること。
これが「今を生きる」ということなのだろう。
人生の岐路にある人も、
なんとなく人生が停滞しているな、と感じる人も、
静かな所でノートと共に対峙する価値がある、
と思える本でした。