- フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
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- 発売元: 日本実業出版社
- 価格: ￥ 1,470
- 発売日: 2005/12/08
★★★★☆
意外と知らない税金のこと。
サラリーマンだと源泉徴収で会社がいろいろやってくれるので、
特に気にする必要はないのだが、
フリーランスだと確定申告が必要。
ところが普通に暮らしていると、実用的な税金の仕組みについては、
わざわざ教えてくれることはあまりない。
まぁ、国にとっては、税金におおらかな国民が多い方が好ましいのだろう。
というような話はひとごとではなく、読んでみたら
いろいろと勘違いしていることがあった。
じつは税務署さん的には、むしろレシートのほうがよいのです。
てっきり手書きのほうが正式な領収書で、
レシートはその簡易版だから好ましくないのだ…
などと考えていたのですが、逆なんですね。
まったくその通り、誤解してました…
領収書のないものは、伝票処理することになるそうです。
Suicaのチャージの領収書とかは内訳がわからないから本当は×で、
履歴は一覧形式で残しておくとよいとのこと。
要は、いざ聞かれた時に説明できるようにしておくということですな。
あと名前は知ってるけどよくわからないのが、白色申告と青色申告。
サラリーマンだと関係ないからね。
青い方がえらくて、控除が多かったり損失を繰越せたりするらしい。
青の中でも、複式簿記にすると更にえらくて、
控除がmaxの65万円になると。やっててよかった腹式簿記。
（参考：時間がない人のための簿記2級独学勉強法）
いや、別に帳簿つけてないけど。
他にも、法人化するメリットなど、フリーでやっていく人には、
すぐにでも役に立つ知識が満載。
数式はほとんどなくて、なぜそうなっているのかという理由や、
どうすればおトクか、といった実用的な説明が多い。
財務関係の本としては珍しい読みやすさ。
オススメ度は★4つです。おもしろさと実用性を兼ね備えた良い本でした。
関連：
- 決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 ★★★★★
- もえビジ 会計RPG 密室の女子大生会計士 ★★★☆☆
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