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感想メモ:[書類・手帳・ノート・ノマド]の文具術

[書類・手帳・ノート・ノマド]の文具術 楽しんで仕事の効率をあげる!
[書類・手帳・ノート・ノマド]の文具術 楽しんで仕事の効率をあげる!
  • 著者: 美崎 栄一郎
  • 発売元: ダイヤモンド社
  • 価格: ¥ 1,500
  • 発売日: 2011/01/28

★★★☆☆

事務作業は、何千万人という人がやってきているのだから、
自分の悩みは、既に何万人もの人が通過してきたことなのだ。
解決法も考えられていて、商品になっていたりすることも多い。
問題はそれを、知らないこと…

そこで、こういうマニアのチョイスを参考にし、
様々な道具があることを知っておくと、とっても役立つ。
とはいえ、日常的に使う一軍は、選び抜かれた精鋭にすべきで、
数を増やしすぎるのも良くないね。

ということで、メモしたものたちを挙げておく。

中でも、ジェットストリーム4&1は特に気になる。
4色ペン+シャーペンで、かつ書きやすいって最強じゃないですか!
買っちゃおうかなぁ。

この本で、日頃の小さい不満が解消されたり、
お気に入りの一品と出会えるかも!
オススメ度は★3つです。
文具好きの人、事務作業が多い人は、ぜひ。

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感想メモ:ハーバードで教える人材戦略

ハーバードで教える人材戦略―ハーバード・ビジネススクールテキスト
  • 著者: M. ビアー , P.R. ローレンス , R.E. ウォルトン , B. スペクター , D.Q. ミルズ
  • 発売元: 日本生産性本部
  • 発売日: 1990/09

★★★☆☆

HRM(Human Resource Management)、つまり人事システムは
経営にとっても大事なものなんですよ、ということを初めて説いた本。

出版から30年以上経った現在でも未だ色あせることのない、
間違いなく永遠の名著といえる。

あらすじで読む 世界のビジネス名著に書いてあったので実際に読んでみたのだが、
教科書的に書かれているので、決して読みやすくはない。
「ああアレ?読んだよ?」と言いたいだけちゃうんか、
という人は手にとってはいけない。

出版から30年経っても読まれているということは、当時は画期的であっても
今としては「当たり前のこと」として定着している、ということでもある。
当時は「Japan as No.1」という時代だったので、
「日本の人事システムを見習え!」的な部分もあり(終身雇用とか)、
読んで違和感は特にない。

が、もうちょっと噛み砕いて書いてくれたものの方が
取っつきやすくて好みです、というのが軟弱ものの私の意見です。
内容についてほとんど触れてなくてすみません。

すばらしい本なんだと思いますが、私にはまだ早かった。
という意味で、私のオススメ度は★3つです。
教養として知っておきたいのなら、
あらすじで読む 世界のビジネス名著のまとめで十分な気がします。

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感想メモ:仕事のポーション

仕事のポーション ビジネスパーソンのための疲労回復術
仕事のポーション ビジネスパーソンのための疲労回復術
  • 著者: ローラ スタック
  • 発売元: ヴィレッジブックス
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2009/06/20

★★★☆☆

ポーションというと、FFで出てくる薬草的なアレだ。
発売されたりもしたね。
FINAL FANTASY VII 10th ANNIVERSARY POTION

この本は、仕事でHPやMPが少なくなりがちな人に、
消耗を少なくしたり、回復するためのコツが紹介されている。

HP、MPではなく「エネルギー」と言っているが、
まぁ似たようなものでしょう。

大まかには

  • 仕事を効率的に行うというライフハック的な話
  • きちんと回復のための時間や場所を確保するという話
  • 人間関係や生き方といった話

など。

個々の話は読んだことがあるものが多いが、
対象範囲が広く、網羅的なのが特徴。
これ1冊で汎用性はかなり高いでしょう。

読んでみておもしろかった部分は以下の通り。

90分のエネルギーの流れのピークがあり、
その合間に10〜20分のスランプが見られるのです。
(中略)
ベストな対処法は、このパターンを理解して逆らわず、
それをうまくやり過ごすことです。

ずっと根詰めてやりすぎるより、
定期的に休んだ方が効率いいのかもしれませんなぁ。

人の行動の裏にいつも意味があるとはかぎりません。
ただ機嫌が悪いだけということも多いのです。

これはつい気になっちゃいますが、
あんまり気に病んでてもMPの浪費ですよね。

個々の分野については、以下がオススメです。

そうじ:新・片づけ術「断捨離」
整理術:はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
IT:グーグル時代の情報整理術
脳科学、習慣:脳が教える! 1つの習慣
プラス思考:ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則

HPやMPが0になって寝込む前に、
自分の体は自分でケアしないといけませんな。
オススメ度は★3つです。

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感想メモ:あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール

あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール (アスカビジネス)
あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール (アスカビジネス)
  • 発売元: 明日香出版社
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2009/06/08

★★★☆☆

30代というのは、仕事の経験も積んで、
会社、業界、社会の事情もわかってくる。

「で、どうしようか。」
なんてことを考え始めるお年頃ではなかろうか。
この本は、そんな人を対象に書かれている。

著者はリクルートから33歳で独立し、ITベンチャーの社長となった小倉氏。
彼が考える、30代でやるべきこと、考え方、習慣などが紹介されている。

だって過去は変えられないじゃないですか。
だったらそれはすべてよかったことにした方がいいんです。
過去を活かすかどうかは自分で決められる。
だから、過去に起きたことはすべていいことなんです。

確かに理屈ではその通りなのだが、心の底からそう思えるようになるには、
かなり訓練が必要だろうなぁ。

『緊急でない重要事項』をどれだけ行ったかで、その人の人生が決まる。

「7つの習慣」に出てくる有名な話。
外から締め切りを切られていない仕事は、それが大事だとわかっていても
なかなか進められないもの。だからこそ、それができる人は少ないのだ。

君の天命は何か?これまでの自分の人生につじつまが合う物語を見つけることが天命だ。

といわれても、すぐには見つからないのが普通だ。
そのヒントとして、「ストレス裏返し法」が紹介されている。

人は自分の価値観に反する行動を取っている時にストレスを感じる。
君がストレスを感じている場面はどんな場面だろう。
それを裏返すんだ。そこに君の天命のヒントがある。

これなら簡単にチェックできるので、少し自分を見つめ直してみるのも、
よいのではないでしょうか。

Steve Jobsの「connecting the dots」という言葉を思い出す。
興味があることには首をつっこんで、つなげられる点を
たくさん持っておいた方がよいのだろう。

2ページ1項目の構成。
誰しも心に響く部分があるのではないかと思う。
オススメ度は★3つです。

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感想メモ:あらすじで読む 世界のビジネス名著

あらすじで読む 世界のビジネス名著
あらすじで読む 世界のビジネス名著
  • 発売元: 総合法令出版
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2004/07/23

★★★★☆

世界的に有名なビジネス書が28冊、「あらすじ」という形で
コンパクトに紹介されている。

ここで紹介されている本28冊全部目を通そうとしたら、日が暮れる。
教養として概要を知っておくということを目的とするなら、
ざっと内容を俯瞰できる、こういうまとめ本はとても有効だ。

ジャンルは大きく3つに分けられている。
ジュニアスタッフ層向け、ミドルスタッフ層向け、シニアスタッフ層向け。
当然、後ろの方に行くほど専門的になる。

何はともあれこれは読んどけ!のジュニアスタッフ層向けは次の2冊。

同意なのだが、これを両方とも読んでる人って、どれぐらいの割合なんだろう。
あと、個人的にはマッキンゼー流図解の技術も加えていい気がする。

ミドルスタッフ層向けからは、どんどん激しくなっていくので、
関係が深いところから読んでみると良いのではなかろうか。

読まないまでも、
「大体こんなことが書いてあったなぁ」
とわかっているということは結構大事。

一回通読しても、内容を全部忘れてしまうよりは、
この「あらすじ」を何回か斜め読みして、
なんとなく覚えている方が絶対実用的。

ということで、一度読むというより、置いておいて
パラパラと参照すると言う使い方が良さそう。
借りるというよりも買う本かな。
オススメ度は★4つです。社会人なら持っていていい本です。
知っているようで知らない 法則のトリセツも合わせてオススメ。

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感想メモ:天職の作法

天職の作法
天職の作法
  • 著者: 小阪 裕司
  • 発売元: 大和書房
  • 発売日: 2004/05/29

★★★★★

好きなことを仕事にするべきなのか?

どう考えればいいんだろう?
そういったモヤモヤした考えが、整理されていく本だった。

好きなことも好きじゃないことも、
どっちみち食っていくには苦労もある、創意工夫も必要なのだから。
じゃあ「好きなこと」のほうがずっといいじゃないの、ということです。

一方で、じゃあ好きなことを仕事にすれば天職?
というような単純な話でもないようだ。

人は常に、自分を開花させるエネルギーとともにある。
そしてそのエネルギーとともに、開花の道を歩くことが、
天職を生きるということなのです。
(中略)
そういう意味では、天職は「いく」ものなのです。

自分の才能を発揮できる状態を「天職」
そこに至るためのプロセスを「天職を生きる」という言葉で
表しているのかな。

メンターという言葉も、ビジネス本とか読むとよく聞かれる。
しかし、メンターってどこにいるの?どうやって出会うの?
とか思っていたら、次のようなことが書かれていた。

こういう話を聞くと、多くの人がメンターを探し始めるのですが、
メンターというのは探すものじゃないということです。
メンターというのは引き寄せるんです。引き寄せるものなんです。

結局、自分がそう感じられていれば、誰がなんと言おうとそれは天職だし、
逆に自分がそう感じられなければ、それは天職ではない。

自分はこうする、と決めて、その責任を引き受ける覚悟と納得感を
持てているかどうかなのだろう。
「やらされている」のではなく「選んでやっている」こと。
これが私なりの解釈。

まとめると、自分の内からの声に耳を傾け、ノックされる音を聞く。
そして才能の開花の道を歩くことで、人や機会を引き寄せる。
それが「天職を歩く」ということ。

小阪裕司氏といえば、ワクワク系マーケティング。
商売にフォーカスした本が多いが、
職業、生き方といった部分を語るこの本もとてもおもしろかった。
オススメ度は★5つです!

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感想メモ:図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術

図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術
図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術
  • 発売元: サンクチュアリパプリッシング
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2010/01/23

★★★☆☆

ファイリングから机上、引き出しのレイアウト、
手帳の使い方、ノートの取り方など、仕事をする上での基本が書かれた本。
かなり基本的なことから書かれている。新社会人向け?

そんなことまで教わったことないよ?というところまで
書いてくれているので、新しい発見も。
その上で試行錯誤し、自分にあった形にカスタマイズして
落ち着いていくのだろう。
個人的にはカスタマイズ済みの部分が多かった。

また、はやりのデジタルツールをバリバリ活用!というより、
むしろスキャンとかするのも手間でしょ?といったテイスト。
あくまで、基本を知りたい、という人向け。
その方法を実践するツールまで、合わせて紹介してくれると、
なお良かったのに、と感じた。

オススメ度は★3つです。
自分の仕事の環境を見つめ直す、よい機会になりました。

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感想メモ:知っているようで知らない 法則のトリセツ

知っているようで知らない 法則のトリセツ
知っているようで知らない 法則のトリセツ
  • 著者: 水野 俊哉
  • 発売元: 徳間書店
  • 価格: ¥ 1,260
  • 発売日: 2009/02/26

★★★★☆

「○○の法則」というようなものは、使えることが認められているからこそ、
今日まで生き残っている、ということが多い。
例えば2:8のパレートの法則や、
フレームワーク、と言い換えてもいいだろう。
だから、知っておいて損はないよね、と。アグリーです(←偉そう)

知らなかったもの、名前だけで中身が良くわかってなかったものを、
いくつかメモしておく。

  • ハロー効果:挨拶ではなく、背光効果。坊主好きなら袈裟まで気に入る
  • ピグマリオン効果:期待されると伸びる
  • バンドワゴン効果:人づてでほめる
  • 傍観者効果:誰かやるでしょ
  • エメットの法則:先延ばしした仕事は倍の労力がかかる
  • マニャーナの法則:明日やるよ
  • ピークエンドの法則:終わりよければ美化される
  • ホフスタッターの法則:作業は思ったより時間がかかる
  • SMARTの法則:Specific(具体的),Measurable(計測可能),Achieveble(同意できている), Relevant(現実的),Timing(明確な期日)
  • アイビー・リー式:Todo管理。明日やる6個のことを書き出し、当日は順にやっていく
  • プロスペクト理論:人は間違える。ヒューリスティクス
  • バーナム効果:それ私のことだ!当たってる!
  • ジョハリの窓:すごい!当たってる!なんでわかるの!
  • フォールス・コンセンサス:え?オレ普通だよ?

自分がやっていたのがアイビー・リー式っぽいのだと知った。
また、「影響力の武器」の6つの効果は繰り返し出てくる。
返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性。
まずはこれをぜひ読んでおくべき。

こういう法則を色々知っておくと、似たような状況に出会ったときに、
「ああ、アレだな」と考える余裕ができる。
こういう引き出しは多い方がよいので、ぜひ一読をオススメします。
オススメ度は★4つです。

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感想メモ:知的野蛮のすすめ

知的野蛮のすすめ―異才がビジネスを動かす
  • 著者: 小川 明
  • 発売元: ティビーエス・ブリタニカ
  • 発売日: 1988/01

★★★☆☆

冒頭で、今は「変化の時代」だとし、
その理由として以下のように語っている。

第一は世の中の急速な国際化、情報化、高齢化ということだ。
次は技術革新のスピードが激しいことだ。
そして、第三は人々の普通の暮らしにおける価値観の変容があげられる。

特に違和感ないかと思う。
が、実はこの本、1988年の本だ。
逆に言えば、「最近変化がゆるやかだな~」などと
感じられる時代なんてないのだろう。
少なくとも暮らしている人々にとっては。

他にも、現在でも通用するような部分が随所にあった。
「丸金、丸ビ」というような表現はさすがに使わないが、
「勝ち組負け組」といい換えれば、話はスムーズに通じる。
そしてなんと、最近流行りの「残念な人」というフレーズも出てくる。

ディテールだけでなく、コアとなるるメッセージもそうだ。
感性を磨き、行動を起こせ。現代でもそのまま通じる。
考えすぎるより行動。おっしゃる通りです。

オススメ度は★3つです。
「変化が激しい」から「変化に対応できる」ことが求められる、
という基本はこれからも変わらないでしょう。

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感想メモ:仕事するのにオフィスはいらない

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)
仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)
  • 発売元: 光文社
  • 価格: ¥ 798
  • 発売日: 2009/07/16

★★★☆☆

いわゆるノマドワーキングについて。
ちなみに、私が昔やったゲームでは、読み方はノーマッドだった。
ノマドだと、
「それはどの窓ですか?」
「野窓です」

という感じがしてしまう。(しません)

読み方はさておき、ノマドワーキングとは、
「職場以外でも、どこでも仕事ができる働き方」という意味合い。
私もこの考え方にはとても共感できる。

だって、職場って仕事はかどらなくない?
話しかけられるし、電話かかってくるし、知ってる人が関係ある話してるし。
集中して考えごととか、ムリだと思うんですよ。
そして周りの人にそう聞くと、みんなそうだって言うんですよ。
一体職場ってなんだろう。

それであるとき困って、スタバとかに行ったときに書類広げてみたら、
これがまたサクサク進むわけですな。
頭を使う仕事だと、効率(所要時間)は簡単に5倍近く変わる。
考える仕事は絶対外でやった方がいい、と確信したね。

これを私はディストラクターという言葉を使ってきたが、
この本では「アテンションコントロール」というこの本で説明している。
まぁ同じことですな。

「アテンションコントロールは究極の個人のパワーだ」

著者は、集中力が必要とされない作業とされる作業に分け、
気分に合わせてそれぞれを割り当てているそうだ。
情報の「取得・整理」が前者、「掘り下げ・連携」が後者としている。

他にも、ノマド強者である著者の使用ツールが紹介されているので、
知らない便利そうなものがあったりして参考になる。

BylineはMobileRSSでもいいと思っていたが、
元サイトもオフラインで読めるようだ。さすが600円。

日経テレコン21を証券会社経由だと無料で使えるとか、
良い情報がいろいろ得られた。読んで良かったと言える本だった。
オススメ度は★3つです。

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