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感想メモ:「結果を出す人」の仕事のすすめ方

「結果を出す人」の仕事のすすめ方
「結果を出す人」の仕事のすすめ方
  • 著者: 美崎栄一郎
  • 発売元: アスコム
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2010/03/13

★★★☆☆

花王に勤務しながら、早朝勉強会などを主宰し、
ベストセラーの本も執筆するというスーパーサラリーマン、
美崎栄一郎氏の本。

この本は2、3個の顔がある。

1つ目は、美崎氏の一冊目の著作である、
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか
をどのように作っていったかを、企画の段階から説明する、
「本の作り方体験記」という面。

2つ目は、その際に参考にした本を含め、
200冊の本を紹介しているという、
「ビジネス書の紹介本」という面。

3つ目は、タイトル通り「結果を出す人」である
美崎氏の考え方や行っていることを参考にするという、
「ライフハック本」としての面。

というように色々な味わい方がある、おもしろい本。

本を書こうと思っている人には
成功者の経験談というとして。

大多数の本を読む側の人にとっては、
気になったフレーズと内容から、
次に読む本を探す本として。

また、新しい仕事のやり方のヒントを拾う本として。

色々な楽しみ方がある本ですね。
ちなみに、これだけのことをやって、
どうやって時間を作っているの?
と思っていたら、
やっぱり家族との時間が削られてしまったとのことで、納得。
やっぱりそうなるのよね。

オススメ度は★3つです。
色々と参考になりました。

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感想メモ:創発(はぐれ)人材をさがせ―イノベーションを興す

創発(はぐれ)人材をさがせ―イノベーションを興す
創発(はぐれ)人材をさがせ―イノベーションを興す
  • 著者: 村井 啓一
  • 発売元: 日本経済新聞出版社
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 2011/06/07

★★★★☆

イノベーションを興す創発人材をさがせ

イノベーションを起こすにはどうしたらいいのか?
その答えを求めて、どこも悩んでいるに違いない。
その問いに、元キヤノン研究所長の著者が
自身の経験をもって答えるのがこの本。

  1. 創発人材
  2. 創発リーダー
  3. 組織風土

の3つが揃えばイノベーションは起こせる、というもの。

このサイトでも何冊か紹介している、
スコラ・コンサルティングが、
「組織風土」の改革に協力しているようだ。

一つのことに集中したほうが良い結果を得られるから、
他のことには手を出さないようにしろと、
指導を受けることがあります。

選択と集中では、新しい種を蒔くことはできない。
持続的イノベーションと破壊的イノベーションは
生み出し方が異なる、という話。

ところが、分析的で論理的に進める管理的マネージャーは、
みにくいアヒルの子が将来、素晴らしい白鳥に育つことを
論理的に説明できないために、育成する以前に
みにくいアヒルの子を処分してしまうのです。

そもそも市場がないところに市場を創り出すような商品は、
論理的には「市場がない」ということでGoが出えない。
事前判断はできないから、リスクを小さくして数打つしか
ないですよね、という話。
これもごもっとも。

リーダーシップは将来に向かって挑戦し良い方向へ
変えていくことを目的として行われます。
管理型マネジメントは現状を維持し持続させることを
目的としています。

これも理解できる。
「組織風土を変える」と言うのは簡単だが、
実際にそれを成し遂げるのは簡単なことではない。
それこそトップの、口だけではないコミットメントが必要だ。

そういった流れを起こせる「創発リーダー」がいるかという所が、
何よりも大事な必要条件であるように感じた。
技術に関わっている人ならぜひ読むべき。
オススメ度は★4つです。

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感想メモ:どうすれば役所は変われるのか

どうすれば役所は変われるのか―スコラ式風土改革
どうすれば役所は変われるのか―スコラ式風土改革
  • 著者: 元吉 由紀子
  • 発売元: 日本経済新聞出版社
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 2007/06

★★★★☆

役所といえば、「お堅い」「融通効かない」というのが
イメージであり、実際にそういう体験をしている人も
多いのではなかろうか。

この本は、実際に役所での風土改革の手伝いをしたコンサルタントが、
三重県、横浜市などで行われた手法とその意味などを描いている。
こういった内容は外からは見えないので、おもしろい。
著者は、なぜ会社は変われないのかの著者柴田氏と同じ会社。

この会社の手法を簡単にいうと、制度を作るだけではダメで、
制度を作り込んでいくプロセスで、
意見を言い合える風土ができていく、というもの。
それには、トップが口だけではなく、きちんと行動することを
コミットしていることが必要条件だと言う。
自分の経験と照らし合わせても、とても納得できる内容。

描かれている話は、役所だけではなく、
役所的な体質を持った大きな企業であっても十分当てはまる。
役所のような組織の風土改革が可能なのであれば、
他の組織ならもっと変われるはず!
と思うと、希望が見えてくる。

以下、興味深かった部分。

「改革の落とし穴」7つ

  1. 手段を目的化してしまう
  2. 一律一斉に展開する
  3. 「計画できる」という思い込み
  4. 現場と推進側の両者に「やらされ感」ができる
  5. 上意下逹で人を動かす
  6. しくみ・システムに依存する
  7. 「やらせない」ために「放任」する
それは、どんな小さなことであっても、
いままでに何かを「変えてきた」経験があるかどうかです。

→改革のリーダーの資質について。

改革を一過性のものにするのか、
それとも持続的なものにするのか、
人の内なるエネルギーを伴っているのかどうかにかかっています。

→「内的動機」を伴っているのかということ。「内的動機」については、
「なぜ社員はやる気をなくしているのか」に詳しい。

上司や仲間と気楽に話ができる場をつくり、
相互の信頼関係を築きながら、小さなことでも
「言ってよかった、やってよかった」という成功体験が
作れた職場では、その後もひき続き、仕事の中で
工夫をしたりトライをしたりして、改善を習慣化していくことが
しやすくなります。

↑意見を言い合える風土が、何より大切だということ。

「組織風土改革」というものは、多くの人にとっては
”無意識に始まり無意識に終わる”もので、それを意識してとらえることは
結構むずかしいものだからです。
「改革をした」という感覚よりも、「今までうまくやれなかったことが
うまくできるようになった」とか、「やりやすくなった」という感覚で
変化を感じることはあっても、そのプロセス自体に大きな改革の
意味があるとは思っていないことのほうが多いものです。

ここが最もイメージと違った。
「改革」と言うと、大なたを振るって誰が見てもわかるように
仕組みを変えていくものかと考えていたが、
そうではないというのが驚き。だ。

個人的に取り組んでいる課題と合致していたので、
色々と頷かされる部分が多く、とても興味深かった。
オススメ度は★4つです。参考になりました!

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感想メモ:究極の文房具ハック

究極の文房具ハック---身近な道具とデジタルツールで仕事力を上げる
究極の文房具ハック—身近な道具とデジタルツールで仕事力を上げる
  • 著者: 高畑 正幸
  • 発売元: 河出書房新社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2010/09/16

★★★☆☆

文房具のプロ?であるところの「文具王」高畑氏が、
デジタルガジェットや整理整頓など、
様々なジャンルのライフハックを紹介している。

タイトルには「文房具ハック」とあるが、
対象は事務作業に限らず、
文房具以外のモノやテクニックも紹介されている。

いくつかモノや技をピックアップして紹介する。

  • メールの署名として定型文を用意しておく

やりますね。
よくつかう文章の単語登録も
繰り返し使うのであれば、一度5分をかけて
セットする価値は大あり。

ラベル作りというと、フォーマットの設定に謎の難しさがあるが、
PCでワープロソフトみたいな専用ソフトがあるのであれば、簡単に作れそう。
「キレイにはがせるラベル」とセットで欲しい。
電池入れ替えたりしなくてもいいしね。

ちなみに「仕事にすぐ効く 魔法の文房具」でも、
別の機種(P-touch 2430PC)が紹介されていた。
やっぱりいいなじゃないかな。

  • 見出し付け

今まではインデックスシールを使っていたが、
ポストイット フラッグインデックスにしようと思い立った。
シールだと、剥がしたくなったとき(主にスキャンするとき)に、
紙も破けることがあって不満なのだ。

以下は、メモしたところ。

私は、片付けができる人とできない人の最大の違いは、
モノの置き場所を決められるかどうかだと確信している。

そうかもしれない。
下手なところに仮置きすると、いつの間にか
手がつけられない状況になるんだよなー。

日常作業においては「面倒くささ」と実行量には
明らかに相関があり、しかも、それは、
連続的には変化しないということ。
面倒くささがあるポイントを超えた瞬間に、
実行量は激減。ほぼゼロになる。

これもよくわかる。
「めんどくさい」って実はものすごく大きなパラメータで、
なめちゃいけないんですよね。

最後に、心にしみた言葉を。

結局、ハックなんてものは小手先の技で、
最終的には何をどれだけアウトプットできるかが勝負だ。

まさに、その通りです。

こういった本の著者に共通していることは、
恐ろしいまでのこだわり、探究心。
そういったものに尊敬の念を抱きつつ、オススメ度は★3つです。
参考になりました。

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感想メモ:仕事にすぐ効く 魔法の文房具

仕事にすぐ効く 魔法の文房具
仕事にすぐ効く 魔法の文房具
  • 著者: 土橋 正
  • 発売元: 東京書籍
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2010/06/23

★★★☆☆

他の文具本と同様、基本は商品の紹介。
特徴は、使い方の説明が他の本より厚めなところ。
件数は少ないが、その分説明が詳細。
実際に使う文具の数は限られているので、
厳選されているのはgood!

まずは、紹介されている文具のうち、
メモしたものを挙げていく。

  • ウォーキーペン
    財布に挿しておける極小ペン
  • メタルブックレスト
    ほんたったを上回れるか?
  • ブックダーツ
    インデックスシールや付箋とどう違う?
  • P-touch 2430PC
    確かに、ラベルシール作りってPCでやればいいんじゃない?
  • ポップアップノート用ディスペンサー
    昔探したけど売ってなかったので、再チャレンジ。
    実物を店で見つけたのだが、専用のポストイットが必要なことに萎えた。

    実は、ポストイットの台紙の裏にのり付けをすれば、
    これと同じで、キャビネットの側面に付けておくことが出きるのだ。
    ポストイットが少なくなってきたら、くっつければ足せるし。
    ということで、不要とわかった。

以下、文具の紹介以外の部分のメモ。

一つのToDoを埋める際、意識せざるをえないのが、
そのToDoをどれくらいで終わらせるのか、
つまり所要時間である。

これはぜひやるべきだと思う。
大きさの目星が付くと、着手のための活性化エネルギーが
大幅に小さくなる気がするからだ。

クリエイティブ、つまり何かを生み出すという時には
パソコンのスイッチを切って、ペンと紙だけで行う。
この時間を1日の中にいかに多く確保していくかを、
私は心がけている。

これも本当にその通り。
パソコンは危険。

私はTodo管理やらなにやらは、
フランクリン手帳とGTDとバブル式チェック
の組み合わせでやっている。
一度まとめてみるのもいいかしら?
ニーズがあればね・・・

オススメ度は★3つです。
好きなもの、こだわったものを使うのは楽しいですね。

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感想メモ:プレゼンテーションzenデザイン

プレゼンテーションzenデザイン
プレゼンテーションzenデザイン
  • 著者: ガー・レイノルズ
  • 発売元: ピアソン桐原
  • 価格: ¥ 2,520
  • 発売日: 2010/06/25

★★★★☆

前作「プレゼンテーションZEN」が、
シンプルかつ印象に残るプレゼンテーションの
基本を示したものだとすると、今回はその実践編。

  • 情報を詰め込みすぎない
  • 画像を効果的に使う
  • スライドは副、スピーカーが主
  • 配布資料はスライドとは別

といった基本をベースに

  • テキストの使い方(フォント、バランス)
  • 色彩の使い方
  • 画像の使い方

などが、豊富な実例とともに説明されている。
前作からのことだが、画像の背景としての使い方が象徴的。

上達には、優れた例をマネすることが近道だ。
この本には良い見本が多く示されているので、
良いものを見る目が鍛えられるはず。
デザインはセンスだと思われがちだが、
きっと同じことで、良いものに多く触れることで、
センスを磨くことはできるだろう。

プレゼンの機会があれば、この本を参考にしてみよう。
画像をうまく使ったプレゼンテーションをする人は、
日本ではとても少ないので、ちょっと取り入れるだけでも、
印象に残るプレゼンができるだろう。

そういう意味では、必要なときに手に取れるところに
持っておくと良い本でしょう。
グラフの作りかたについては、マッキンゼー流図解の技術もあるといいですな。

オススメ度は★4つです。
とても参考になりました!
一つ悩みどころは、iStockphotoは確かに良い写真が
いっぱいあるのだけど、高いところ。

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社会人になるときに読むべき本10冊

「社会人になるにあたって、知っておいた方が良いこと」
はいろいろあるものだ。

仕事を始めると、学生の頃と比べて自由時間が格段に減る。
体当たりで学ぶのも新人らしくて良いのだが、
人生は時間でできているのだから、何よりも大事。

  • 知っておいた方が良いこと
  • 知らないと困ること

どちらも、本から学べることは多い。

社会人に生活も10年を超え、今思えば
「これをもっと早く知っていたら….」
と思われる本を、厳選して10冊ピックアップしてみた。

こういうことを教えてくれる先輩がいるといいのだが、
そういう先輩がいる確率は、それほど高くないみたいなので。

ちなみに、これ系の記事としては
新社会人が読んどけと思う本のリスト – I 慣性という名の惰性 I
が有名。あ、もうかなり前になるなぁ…

で、ワタシ版ということになるのだけど、
やはり好き嫌いはあるもの。かなり違うもんですなと。

資料作成/論理思考はこれが基本

1.

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
  • 発売元: ダイヤモンド社
  • 価格: ¥ 2,940
  • 発売日: 1999/03

感想メモ:考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

資料作成はこれだけでOKでしょう。
厚い本なので、実際に資料を作るときに参考にして、
何回でも読もう。机に置いておくといいですね。

ロジカルシンキングとかは、
大体これが種本ですな。

アイデア出し、企画、まとめ、なんでも使える万能ツール マインドマップ

2.

ザ・マインドマップ
ザ・マインドマップ
  • 発売元: ダイヤモンド社
  • 価格: ¥ 2,310
  • 発売日: 2005/11/03

感想メモ:ザ・マインドマップ

思考を促進するツール、だろうか。
とりあえず読んでみて、試しに色々と
描いてみるとよいでしょう。
ルールがいくつかありますが、あまり硬く
考え過ぎない方が良いと思います。

情報の構造の視覚化という意味では、
ゆるいピラミッドルールと
言えるかもしれないですな。

マインドマップ、受験勉強のときに知っていたら、
かなり効率化が上がったんじゃないかなと思うんですよね。
資格試験を受けるときとかにも、お役立ちなはず。

見る人のことを考えたプレゼンを学ぶ2冊

3.

マッキンゼー流図解の技術
マッキンゼー流図解の技術
  • 発売元: 東洋経済新報社
  • 価格: ¥ 2,310
  • 発売日: 2004/08/20

感想メモ:マッキンゼー流図解の技術

4.

プレゼンテーション Zen
プレゼンテーション Zen
  • 発売元: ピアソンエデュケーション
  • 価格: ¥ 2,415
  • 発売日: 2009/09/07

感想メモ:プレゼンテーション Zen

理系なら(本当はそれ以外の人も)、
適切なグラフを用いた、プレゼン資料を作ろう。
時系列を示すなら折れ線、
割合を示すならパイチャート、など。

プレゼンテーションZENは、
印象的なカッコいいプレゼンを学べる。
MITメディアラボ石井教授のプレゼンは、
まさにこの本の手法だと思います。
MIT教授 石井裕氏による基調講演

情報詰め込みすぎの、字が小さいスライドは、
ラリホーでしかない。いや、ラリホーマか。
(どっちでもいい)

他人とうまく付き合うために読んでおくべき2冊

4.

影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
  • 発売元: 誠信書房
  • 価格: ¥ 2,940
  • 発売日: 2007/09/14

感想メモ:影響力の武器

5.

自分の小さな「箱」から脱出する方法
自分の小さな「箱」から脱出する方法
  • 発売元: 大和書房
  • スタジオ: 大和書房
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2006/10/19

感想メモ:自分の小さな「箱」から脱出する方法

共に鉄板。それも、とても硬い。
影響力の武器」の6つのパターンは、
ぜひとも知っておくべき。
仕事、プライベート、あらゆる人間関係で
活用する機会があるはず。

つまるところ、仕事は一人ではできない。
頭のキレも確かに大事だが、
仕事をする上で最も大事なのは、実は人間性。
「箱」は人間力を高める本。

余裕があれば、
報酬主義をこえて
も加えたい。

人生・価値観を変える2冊

6.

君と会えたから・・・
君と会えたから・・・
  • 発売元: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 価格: ¥ 1,428
  • 発売日: 2006/07/10

感想メモ:君と会えたから・・・

7.

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え
上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え
  • 発売元: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2009/02/18

感想メモ:上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え

喜多川泰さんの本を読んだことがない人は、
ぜひ読んでみることをオススメします。
まずはこの2冊をどうぞ。

脳の仕組みを理解し、習慣化を助けてくれる2冊

8.

脳が教える! 1つの習慣
脳が教える! 1つの習慣
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2008/07/05

感想メモ:脳が教える! 1つの習慣

9.

ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則
ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則
  • 発売元: 日本実業出版社
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2010/06/24

感想メモ:ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則

人間は感情があるけれども、動物でもある。
脳の仕組みを知っておくことは、
自分をうまく操縦するための必修科目、と思う。

3:1の法則」は、いわゆるプラス思考について、
スピリチュアルな根性論ではなく、
学問的に研究した結果が書かれている。
自分の感情をコントロールするやり方も書かれている。
人生を好転させる「新・陽転思考」」もオススメ。

あと1冊かー。じゃあこれかな。
10.

ウケる技術
ウケる技術
  • 発売元: オーエス出版社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2003/07/19

感想メモ:ウケる技術

キラリと光る発言ができるようになりたいものです。
勢いが大事ですよ。

あ。数え直してみたら、11冊ある!
ヒィー!!

あ。4が二つある。


と厳選されたオススメの本たちを紹介してきた。
しかし、何よりも大事なことがあって。

それは「行動すること」

前もって脳内シミュレーションもするのも大事だが、
仕事は、感情もパラメータとして入るので、
シミュレーション通りにいかないことが多いはず。

ものすごい天才なら話は別だが、
凡人はtry and errorを繰り返しすことが、
何よりも大事。

この文章を読んで、そうかなと思うだけでなく、
試しに1冊でも読んでみる。
そして、自分で判断する。
その繰り返しが経験値を高め、
レベルアップにつながるのでしょう。

というわけで、本館の方に書いたエントリーの焼き直しなのだが、
本の話なのだから、こちらの別館にまとめた方がよかろうということで、
ちょっと直して再アップ。

この激動の時代に社会人を迎える皆さん、
がんばってください。
何かの助けになれば幸いでござる。

関連エントリー:

感想メモ:ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学 (幻冬舎新書)
ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学 (幻冬舎新書)
    著者: 島田 紳助

  • 発売元: 幻冬舎
  • 価格: ¥ 735
  • 発売日: 2007/05

★★★☆☆

やりたいことがあって、そのために必要な人を探す。
というのはよくあるケースだろう。
そうではなく、まず信頼できる人がいて、
その人とビジネスをする。

と、著者の島田紳助はこの本で語っている。

別の言い方をすれば、一緒にビジネスをするなら、
こいつにだったら裏切られても仕方ないと思えるくらい
好きになった人間とやるべきなのだ。

島田紳助といえば、「行列のできる法律相談所」など
トークの印象が強いが、副業であるビジネスも
多くの成功を収めている人だ。

その島田紳助が、サイドビジネスの指南書として書いたのがこの本。

ビジネスに勝つためにも、自分自身の楽しみのために、
仲間の幸せのためにビジネスをするのだ。
さらにいえば、ちょっとでも世のためになればいいと考えながら
ビジネスができたらもっといい。

上のような理念的なことも頷ける。
しかしそれ以上に感じるのは、
常にビジネスのことを考えながら世の中のことを観察し、
分析している人なのだなということ。

漫才でも同じで、先輩や他の芸人の芸を
徹底的に分析するというスタイルだったそうだ。

自分がもう一度漫才の世界で成功できるか、
一からやり直すわけには行かない。
だから、能力を証明するためにビジネスをしている。
そのように語っているが、実際に能力がある人なのだと
感じさせられる本だった。

ビジネスのセンスがある人の考え方に触れることができる、
ためになる本でした。オススメ度は★3つです。
よいと感じた人は、同じ島田紳助の本、自己プロデュース力もオススメです。

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感想メモ:ブルー・オーシャン戦略

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)
ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)
  • 著者: W・チャン・キム , レネ・モボルニュ
  • 発売元: ランダムハウス講談社
  • 価格: ¥ 1,995
  • 発売日: 2005/06/21

★★★☆☆

今更ながら読んでみた。
ブルー・オーシャン戦略そのものについては、
様々なところで論じられている有名な話なので、
ここでは特に触れない。
あの折れ線グラフみたいなのを思い浮かべられれば十分だろう。

さて。
私が読む前から気になっていた疑問は、
「ブルー・オーシャンといっても、
結局後発の模倣は防げないんじゃないの?」

ということだった。

いくら革新的なものだって、
後から出てくるものは可能な限りマネする。
iPhoneやiPadを見ればわかるでしょう?

で、その答えになりそうな部分をピックアップしてみる。

  • 従来の戦略論をもとに考えたのでは、バリュー・イノベーションは理解できない。
  • 他社のブランド・イメージとは相容れない可能性がある。
  • 自然独占によって、2社めの参入が成り立たない場合が少なくない。
  • 特許や法規制が模倣を防ぐ例がある。
  • 規模の拡大を通してコスト優位性を築き、模倣者の参入意欲をくじく。
  • ネットワークの外部性が模倣を阻む。
  • 模倣の実践には、業務オペレーション、社風、社内政治のあり方などを大幅に改める必要がある。
  • ブランド人気が沸騰して顧客から高いロイヤルティを得るため、他社は模倣しづらくなる。

特許であったり、規模やコストの優位性であったり、どれも
「ブルー・オーシャン戦略だからこそ」
という要因には感じられないのだが、皆さんどうだろうか?

イノベーションのジレンマ」では、
破壊的イノベーションについては納得できた。
でも、このブルー・オーシャン戦略については、
結局読む前に持っていた疑問は解けなかった。

偉そうなこと書いたものの、社会人の教養として、
知っておいた方がよいと思います。
オススメ度は★3つです。
実現できるかどうかは別問題…

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感想メモ:テンプレート仕事術

テンプレート仕事術 ―日常業務の75%を自動化する
テンプレート仕事術 ―日常業務の75%を自動化する
  • 著者: 信太 明
  • 発売元: 東洋経済新報社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2010/04/16

★★★☆☆

テンプレートの話に入る前に、
何のための効率化か?を考えよう。

パレートの法則のように、自分が生み出す仕事の価値の8割方は、
2割くらいの仕事から来ているのではないだろうか?
(この本では75%となっているが、同じようなもの)

そうだとすると、残りの8割の仕事は、
いかに素早くミスなく片付け、
自分が価値を出せる仕事に集中できるか、
という勝負になる。

つまり、テンプレート化とは、
「自分が得意で強みを生かせることに、
集中力する時間を確保するため」

のものだと私は理解し、とても共感した。

「どうでもいい仕事をいかにすばらしく遂行しても、
どうでもいい仕事であることは変わりない。」
とも、どこかで読んだ気がする。
そうなんですよね。

テンプレート化するかを考える時の流れは以下の通り。

  1. 自分自身のコア・コンピタンスを明確にする
  2. 無くせる仕事を見つける
  3. 依頼できる仕事を見つける
  4. 優先順位をつける
  5. 効率化できる仕事を見つける

○ポイント
埋める部分は黒塗りの記号を使う(●や■)

○手順

  1. 5W2Hで目的を明確化
  2. 時系列あるいは大分類、中分類、小分類で分類
  3. チェックリストやマニュアル化し、知見やコツを盛り込む

テンプレートはEXCEL,PowerPoint,Word,テキストなどで保存する。
過去のファイルの上書きではなく、テンプレートとして。

また、テンプレートの数が増えてきたら、
保存場所の階層化も考える。

他にも色々なネタが書かれていた。
以下は私がメモしたところ。
達人のショートカット使用率は相当高いですよね。

○ショートカット

  • PowerPoint
    「Ctrl+Shift+>」でフォント大きく、<で小さく
  • Excel
    「Ctrl+PageDown」で次のシート、PageUpで前のシート
    「Ctrl+Home」でA1のセルに移動

○メール
署名に、よく使う文面まで入れておく

他にも、実際に使用されているテンプレート、
チェックリストが紹介されているのだが、
すばらしい。よくぞここまで。

テンプレートは、何も自分で一から作り上げる必要はない。
作りたい資料や書類に
「テンプレート」「雛形」を加えて検索すると、
かなり色々見つけることができる。

先人の知恵は、感謝とともに活用させてもらうに限る。
車輪の再発明、もったいない!
オススメ度は★3つです。

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