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感想メモ:15歳からの地球温暖化

★★★☆☆

地球温暖化。
色々な怖いことが起きるとされている。

例えば、北極圏の氷がなくなって、
ホッキョクグマが絶滅してしまうとか。

地球温暖化による生態系の被害の
象徴とされているホッキョクグマですが、
統計をみると頭数はむしろ増えている

海抜が低いサンゴ礁でできている島国は、
海面上昇で国土がなくなってしまうとか。

サンゴは動物であり、海面が上昇すると
その分速やかに成長するので、水没しません…
27のサンゴ礁の島のうち86%で面積は増大、
または安定していて、減少したのは14%でした。

IPCCの役割は政策に関連する
知見を提供することであり、
政策を提言してはならないと規定されています。

日本も、温暖化ガスとしてCO2の排出量を
減らすために企業がかなりの資金を投じて
対策を行っているようだが、
あまり意味はないようだ。

中国は2025年までの5か年で
CO2排出を1割増やす計画だが、
これは日本の排出量にほぼ匹敵する。

温暖化問題に限らず、
様々な問題に対して
共通して言えることですが、
みんなが言っているから。
テレビで言っているから。
と鵜呑みにするのではなく、
自分で調べ、データを見て、
自分の頭で判断することが
大事ですね。

感想メモ:地球温暖化「CO2犯人説」は世紀の大ウソ

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★★★☆☆

多くの人は地球温暖化の原因はCO2だと、
疑いなく信じているような雰囲気だが、
個人的には、地球温暖化の主要因はCO2では無いと思っている。

なぜなら、地球の気候というのは、非常に多くの因子から成り、
それらが相互に関わり合って成る巨大で複雑なステムであり、
1つのパラメータのみが気温を左右するような、
単純なものではないと考えるからだ。

しかし、このような主張はpolitically incorrectであり、
科学者がそう主張することは、研究費が削られたり、
役人から圧力をかけられたりするので、
おおっぴらには態度を表明できないという事情があった。

しかしこんな本が出るくらい、
温暖化CO2由来説の疑わしさは世間に広まってきた、
ということだろう。

で、CO2が犯人じゃないと主張するなら、
じゃあ何が原因なの?というのが言えなくてはいけない。
その答えを確認するというのが、この本を手に取った理由。

CO2が犯人じゃない、ということは意外と簡単に説明できる。

もしCO2濃度が気温を支配する
“最強の変数”だとするなら、
CO2濃度と気温は1:1の相関関係を
持つはずである。しかし、観測事実は違う…
実際には、温度変化とCO2排出量の間には
なんの関係も無い。

人類の化石消費量が急激に上昇した1945年から
1985年ころまでの40年間、
CO2の大量放出にもかかわらず、
気温は急上昇どころか停滞、もしくはやや低下した。

それだけではない。
1900年より前のCO2濃度が低かった時代にも、
中世の温暖期など、気温の変動は起こっていた。
それは当然、CO2が原因ではない。

地球平均気温は、地球表層の3分の2を覆う
海洋地域の低層雲のうち、赤道地域の
雲量変化によって決まり、雲量1%の変化が
約1気温℃に対応するという結論を導いた。

雲が多ければ、太陽光の反射が多くなり気温は下がる。
雲が少なければ、太陽光の反射が少なくなり気温が上がる。
ということだ。

そして雲の量は、宇宙線量の影響を受け、
宇宙線量は太陽の活動の影響を受ける。
つまり、太陽の活動と雲の量に相関があるそうだ。

現在は太陽の活動が小さいので気温が高くなっている、
というのがこの本の説明だった。

なぜ地球温暖化の話があるのかというと、
裏にはお金の話がありそうだ。
「次世代のために美しい地球を守ろう」
というのは確かにその通りだが、
もしその他にそう主張する動機があるのであれば、
そのことは明るみに出るべきだろう。

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