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感想メモ:ランチの行列に並んではいけない

ランチの行列に並んではいけない
ランチの行列に並んではいけない
  • 発売元: 青春出版社
  • 価格: ¥ 767
  • 発売日: 2006/11/02

★★★☆☆

時間を効率よく使う考え方+TIP集。
いわゆるLifehack本に類すると言えようか。
朝素早くでかけるコツとか、通勤電車での時間の使い方とか、そういった内容。好きな人は、ネタを拾って試してみるといいだろう。
 私がメモしたのは以下のようなところ。

  • PODCASTの活用
  • 手帳+4色ボールペン
  • 残業を前提とせず、締め切りから逆算して効率よく→トリンプの例
  • お風呂にホワイトボードを持ち込む

 時間の活用といったものは習慣なので、日頃から意識していると生活は変わってくる。しかし行きつくところは皆それほど変わりはないようで、本屋で軽く立ち読みしてみても、内容は大体似通って来るものだと感じる。 例えば「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」「TIME HACKS!」など。

 人それぞれなので、書いてあることすべてが自分に合うわけはない。読んでみて、試してみたいと思ったものを拾っていけば良いのではなかろうか。

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Socialtunes – haru

感想メモ: 光と物質のふしぎな理論—私の量子電磁力学

発売元: 岩波書店
価格: ¥ 1,050
発売日: 2007/06

posted with Socialtunes at 2008/06/01

 

★★★☆☆

QED(量子電磁力学)の内容を、ノーベル賞物理学者のリチャード・ファインマン教授が素人にもわかるように説明した講義の内容。こんな硬派な内容なので、量子力学に多少なりとも興味がある人以外には全くオススメできない。多少興味がある私でも、ファインマン図には興味が湧かず、途中からどうでも良くなった。

 とはいえ、へぇ〜な情報も色々と含まれていた。私の記憶に残ったのは以下の点。小学校で習うことは、近似であって正確ではなかったのだな、と。

  • 光は最短経路しか進まない、のではない!直進以外にも、考えられる全ての経路を進みうる(最短とそれに近い経路以外は互いにキャンセルされ、寄与が小さいだけ)
  • 鏡も、最短距離一点だけで反射するのではない!
  • 鏡を最短距離の部分だけを小さく残しても、反射する光は弱くなる!
    →他の部分も反射に寄与している
  • 二重スリットで「波束が収縮」する問題は、「粒子の存在確率は、最初の状態と最後の状態を正確に定義する必要がある」と考えると当たり前になる
  • 一枚目のスリットを通過した時点で測定を行えば、そこが「最初の状態」となるので、スリットを通る前に計算した存在確率とは「最初の状態」が異なるから

読み返してみると、やっぱり相当読者を選ぶようだ。

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感想メモ:偶然からモノを見つけだす能力—「セレンディピティ」の活かし方

偶然からモノを見つけだす能力—「セレンディピティ」の活かし方 (角川oneテーマ21)
偶然からモノを見つけだす能力—「セレンディピティ」の活かし方 (角川oneテーマ21)
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 680
  • 発売日: 2002/08

★★★☆☆

セレンディピティという言葉になじみがない人は、本書でどういう概念かが語源から把握できる。知っている人には、著者のセレンディピティを生み出したいときに用いる一連の手続き(決まっているわけではない)などが紹介されているので、そのあたりが参考になると思う。

 その手続き(流れは)以下のようなもの。

感動→観察→記録→ネーミング→課題の認識→連想→情報交換→ファイリング→行動範囲の拡大→仮説→検証→発見→創造

 ある課題を頭の中にインプットし、他のものを眺めている時にもひっかかるようにしておくことで、結びつけの確率を高めるということかと理解した。軽く読める本。

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