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感想メモ:リアル仕事力

リアル仕事力 (PHP文庫)
リアル仕事力 (PHP文庫)
  • 著者: 小阪 裕司
  • 発売元: PHP研究所
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2009/04/01

★★★☆☆

仕事の目的とはなんだろうか。
お金の対価として労働を提供することだろうか。

著者の小阪氏の答えは、否、である。

しかし金儲けは、自分のやるべきことをやるための
「手段」として必要なのであって、
「目的」ではないだろう。
もしあなたが来年のいまごろ、立つことや、
歩くことや、しゃべることや、食べることが
てまきなくなるとしたら、
今日これから何をするだろうか。

スティーブ・ジョブスも毎日自身に問うていた質問に近いが、
この質問、あなたは何と答えるだろうか?

ビジネスの本質とは、その
「人に何か与えることができるもの」に、
人が交換と尊敬をもって対価を支払うということなのである。

その、ビジネスに真に役立つ自分自身の力を
身につけよう、というのがこの本だ。

紹介されている21の力については
目次で紹介するとして、
ここでは印象に残ったものをピックアップする。

・やりはじめる力
有名だからやれたのではない、
資本があるから、地位があるから
やれたのではない。
やりはじめたからやれたのだ。
・目の前のことをやる力
自分の目の前のことにきちんと目を向け、
それを克服できる人間、目の前のことに打ち込める人間が、
自分の人生をものにするのだ。
・積み重ねる力
覚悟があり、好きなら、やめない。
それが積み重ねることの源泉なのだ。

200ページ弱の文庫本ながら、
様々な気付きが得られる本でした。
ありがとうございます。
オススメ度は★3つです。

目次
かぶく力

なりきる力

巻き込む力

掘り下げる力

やりはじめる力

断わる力

描く力

期待させる力

ズレに気づく力

目の前のことをやる力

自分の物語を知る力

揺らがない力

常識を破る力

愉しく苦しむ力

積み重ねる力

アイデアを生む力

見えないものを見る力

立ち上がる力

他人を思う力

生まれと育ちの力

生きる力
リアル仕事力 (PHP文庫)
リアル仕事力 (PHP文庫)
  • 著者: 小阪 裕司
  • 発売元: PHP研究所
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2009/04/01

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感想メモ:リーダーが忘れてはならない3つの人間心理

リーダーが忘れてはならない3つの人間心理 (Forest2545Shinsyo 10) (フォレスト2545新書)
リーダーが忘れてはならない3つの人間心理 (Forest2545Shinsyo 10) (フォレスト2545新書)
  • 著者: 小阪裕司
  • 発売元: フォレスト出版
  • 価格: ¥ 945
  • 発売日: 2010/03/10

★★★☆☆

「神話となるチーム」づくり。

ちょっと大げさな感じだが、
チーム員のモチベーションを高め、
皆が持つ力を最大限に発揮すること

ということだと理解した。

多くの人が感じていることだと思うが、
本当に全身全霊で物事に取り組むという機会は
人生でそれほど多くない。

自分が本気になることすら難しい。
そんな中で、どうやって他人をも巻き込んで
チームとして全力を出すことができるのだろうか?

そのための3原則は、以下の通り。
・ 「快」と結びつける
 →「魂のごちそう」と敬意をこめた「ねぎらい」
・「意味」を与える
 →意味付けにより、精神健康度が上がる
・「演じさせる」
 →ピグマリオン効果

年配の方に携帯の操作を勉強してもらうのに、
「お孫さんと毎日メールができますよ」
と言うと覚えるスピードが何倍にもなるという。
これらのキーワードを覚えておくと、
色々な場面で役立つだろう。

一方、何かを始めようとすると、
必ずと言っていいほど抵抗が生じる。

人はなぜ抵抗していると思いますか?
多くの場合、実はそれは恐れからきているのです。
自分の慣れ親しんだ世界が変わってしまう恐れ、
変化への恐れですね。

つまり、抵抗は変化への恐れなので、
必ず生じるものだと前もって覚悟しておくべき。

この抵抗への対策はあるのだろうか?
この本で紹介されている対策は次の通り。

「恐れ」に対して突破口はあります。
やっていることを楽しむということです。
楽しさは伝染するんです。

自分が「楽しさ」を失わないということ。
そのためには、自分のビジョンを持ち、
そして頭を柔軟にしておくこと。

頭を柔軟にしておくためには、
いつも変化し、それを楽しんでおくことです。
そのためには、遊ぶ、人と会う、本を読む。

チーム作りは人が関わることなので、
何が起きるかを予測することは難しい。
しかし、前もって知っておくとよいことを、
この本で読んでおくのは良いことだと思う。

オススメ度は★3つです。
色々と気付きが得られました。
ありがとうございます。

キーワード:
快、意味付け、ねぎらい、楽しさ、ビジョン、メンター

リーダーが忘れてはならない3つの人間心理 (Forest2545Shinsyo 10) (フォレスト2545新書)
リーダーが忘れてはならない3つの人間心理 (Forest2545Shinsyo 10) (フォレスト2545新書)
  • 著者: 小阪裕司
  • 発売元: フォレスト出版
  • 価格: ¥ 945
  • 発売日: 2010/03/10

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感想メモ:「また買いたい」と思わせる「悦び」の方程式

「また買いたい」と思わせる「悦び」の方程式 (PHP文庫)
「また買いたい」と思わせる「悦び」の方程式 (PHP文庫)
  • 著者: 小阪 裕司
  • 発売元: PHP研究所
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2010/11/02

★★★☆☆

顧客をファン化する「方程式」=「仕組み」を作ろう

パレートの法則にあるように、
利益の多くの部分は、少数の得意客がもたらしてくれる。
つまり、利益をあげるには、
得意客=ファンをどれだけ増やせるか、
ということになる。

そこを根性でやるのではなく、
きちんと仕組みを作りましょうね、
というのがこの本の主旨。

特に、紹介されている
「儲けの仕組み」というゲームボード
がおもしろい。

お客さまがには、
→「見込み客」→「顧客」→「ファン」
と進んで欲しいのだが、どの「→」にどのようなアプローチ手段があり、
更にどこがボトルネックになっているのかを、きちんと検証するということ。

せっかくに優れた部分があっても、
他にボトルネックがあってはもったいない。
きちんと検証して、テストも行うことが
腰の強いビジネス作りにつながる。

以下、心に響いた部分です。

「あなたの才能はあなたが持っているのだけれども、
才能というのは、持っている人のためのものではありませんよ。
あなたの持っている才能は、
その才能を持っていない人のためのものです。」

商売をやっている人に取っては
気付きとなる部分が多いでしょう。

オススメ度は★3つです。
おもしろかったです。

キーワード:
仕組み、悦び、見込み客、新規客、ファン化、流出

第1章 この世界があなたにはどう見えているか(ディズニーランドが儲かるのは「感動」のおかげ?
「ヒット商品創りの極意」がよく語られるが ほか)
第2章 ひとが「悦び」で動くとは…(たとえ重要文化財の鼻がもげても
「仕組み」「仕組み」と人は言うが ほか)
第3章 ゲームボードを創る、それが「儲けの仕組み」だ(「儲けの仕組み」というゲームボード
五つのゾーンをお客さんは進んでいく ほか)
第4章 「仕組み」は方程式になる(設計された「仕組み」は試される
「儲かったかどうか」で検証しては間違える ほか)
第5章 ひとを悦ばせることであなたが得られるもの(皆初めはむずかしいと感じていた
与えたものが受け取るもの ほか)
「また買いたい」と思わせる「悦び」の方程式 (PHP文庫)
「また買いたい」と思わせる「悦び」の方程式 (PHP文庫)
  • 著者: 小阪 裕司
  • 発売元: PHP研究所
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2010/11/02

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感想メモ:仕事は1日30分! ―お金と時間を増やすドラクエ流成功法

仕事は1日30分! ―お金と時間を増やすドラクエ流成功法
仕事は1日30分! ―お金と時間を増やすドラクエ流成功法
  • 著者: 菅谷 義博
  • 発売元: 東洋経済新報社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2010/11/26

★★★☆☆

なんとも魅力的なタイトル。

自分の時間を使う仕事よりも、
仕事の仕組みを作って、
継続的に収入があるよう心がけよう、
ということ。

なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?
共通するものがあります。

そうすれば、時間や場所が制約とならず、
安定した収入を得ることができる、とのこと。

著者の菅野さんのオススメは、
ネットビジネスと不動産経営の、
組合せであるようです。
攻めと守りですね。

タイトルにもある「ドラクエ」って何?というと、
経験値を積んで仲間をつくってがんばろう、ということ。

  1. 必要な分野の本を10冊読む
  2. 本を読んだら、その分野のセミナー、勉強会に出る
  3. セミナー、勉強会で同じ目標を持つ仲間をつくる
  4. お金があまりかからない範囲で実践を開始する
  5. 実践結果を情報発信する
  6. 1〜5を繰り返す。実践して利益が上がったら、
    その利益は実践のための資金として再投入する

後半は、著者の仕事のやり方から
安い旅行の行き方の紹介など、
lifehack的な感じ。

オススメ度は★3つです。
こういう暮らし、あこがれますなぁ。
ちなみに、なんか装丁が黒いなぁと思ったら、
エヴァ風みたいです。
『仕事は1日30分!』|菅谷義博の3倍速いレーシングカート

目次
第1章 仕事の仕組み(「仕事の貯金」ができる仕事をする;「仕事の仕組み」に働いてもらう ほか)
第2章 成功の方法論(ネットビジネスと不動産経営で成長と安定を両立する;成功への道のり「ドラクエ流成功法」)
第3章 お金をつくる(ネットビジネス;不動産経営 ほか)
第4章 時間をつくる(戦略レベルで時間をつくる;できる限り外注化する ほか)
第5章 人生を楽しむ(星輝さん(35歳)埼玉県在住
山田仁さん(40歳)米国ロサンゼルス在住)

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感想メモ:螺鈿迷宮

螺鈿迷宮
螺鈿迷宮
  • 著者: 海堂 尊
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2006/11/30

★★★☆☆

今回のテーマは、「チーム・バチスタの栄光」のテーマに戻って
エー・アイ(オートプシー・イメージング:死亡時画像診断)。
どの程度現実に広まっているのかとふと興味を覚え、
ちょっと調べてみた。

最近になって、かなり動きが活発になってきているのがわかる。
「チーム・バチスタの栄光」における問題提起が、
全てではないにしろ、現実社会を動かす一因となっているのは間違いなさそう。
小説というものにはこういう力もあるのだなぁ。すごいことだ。

で、この本の内容だが、「バチスタ」の主人公田口センセはチョイ役で、
おちこぼれ医学生、天馬大吉君が主人公。
詳細は読んでのお楽しみだが、さすが、引き込まれ
読むのを中断するのが惜しい本だった。

「バチスタ」ではキャラの濃さにちょっと抵抗があったのだが、
自分が慣れたのか、あるいは著者の描き方が変わったのか、
その抵抗もなくすんなり読んでいけた。

オススメ度は★3つです。
「バチスタ」がおもしろかった人は、ぜひ。

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感想メモ:忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス

忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス
忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス
  • 著者: 明橋 大二
  • 発売元: 1万年堂出版
  • 価格: ¥ 980
  • 発売日: 2007/11/07

★★★☆☆

ハイパー子育て父親の私にとっては、
特に目新しい内容ではなかった。
が、仕事優先に成らざるをえない父親の人は、
参考になる部分も多いと思われた。

お母さんは大変なんだから、
「仕事だからしょうがない」とか言ってないで、
感謝の言葉をかけて、手伝えばいいじゃないですか。
育児もやってみると大変なんだから。

この本で一番驚いたのはあとがき。

そんな中、私の育児本が書店に並ぶようになったのですが、
子どもたちは、(見逃さないで! 子どもの心のSOS、
という私の本のコピーをもじって)
「見逃してるよ、心のSOS」と言ったり、
「お父さん、ちっとも家にいないくせに、さも子どもの心が
わかったようなこと書いてる!」とか、口々にブーイングの嵐でした。

そうだったの・・・?

オススメ度は★3つです。
マンガもあって、スッと読めます。

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感想メモ:子育てはお金の教育から

子育てはお金の教育から (PHP文庫)
子育てはお金の教育から (PHP文庫)
  • 著者:邱 永漢
  • 発売元: PHP研究所
  • 発売日: 1989/09

★★★☆☆

日本人は一般的に、お金のことについて話すのを、
品がないという風にみなす傾向にある。

とはいえ、生きている限りお金のことはついて回るのだから、
子供にしっかりとお金のことを教えるのは、
親としての責務であるような気がする。

この本は、ビジネスのエキスパートである邱 永漢氏の
教育方針が語られている。内容はお金のことに限らない。
さすが、実用的な教育方針で、自分が実行できるかはさておき、
なるほどなぁ、と考えさせられることが多い。

基本的に、自分が持っている以上のことは教えられない、
という制約が、親による教育の限界である気がする。
まず、お前ががんばれよ、ということでしょうな。
軽く読める本で、参考になりました。
オススメ度は★3つです。

目次
1章 なぜ今、お金の教育が必要か―お金に裏切られる親子関係

2章 バカにされないお金の貯め方使い方―親である自分は大丈夫か

3章 子は親の首かせ財布貸せ―息子の「金銭感覚」とどう対決するか

4章 学歴に負けない生き方―学校は「お金」を教えない

5章 お金からの自立をどうやるか―しっかり者の子供に育てよ

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感想メモ:結果を出す人のメンタル強化術

CIRCUS (サーカス) 2011年6月号増刊 結果を出す人のメンタル強化術 2011年 06月号 [雑誌]
CIRCUS (サーカス) 2011年6月号増刊 結果を出す人のメンタル強化術 2011年 06月号 [雑誌]
  • 発売元: ベストセラーズ
  • 発売日: 2011/05/18

★★★☆☆

コンビニで見かけた雑誌。
読む本を持っていなかったこともあり、
なんとなくフラフラと買ってしまった。

巻頭はイチロー、北島康介、松井秀喜ら、
超大物のメンタルの強さの秘訣が書かれている。
もちろん巻末までそのペースでは続かないが、
10人の法則 ―感謝と恩返しと少しの勇気」の西田文郎氏のインタビューなど、
参考になるページもいくつかあった。

同じようなタイトルの本では、
「結果を出す人」の仕事のすすめ方がある。
あちらはビジネス書の紹介という面が強いが、
ビジネスや本というより各界の有識者への
インタビューを元に構成されているという感じ。

ムック形式だと項目数は多いものの、
一項目の深みはなくなってしまうのが惜しいところ。
深堀するためのネタをいくつかピックアップできれば、
読んだ価値はアリというものでしょう。
オススメ度は★3つです。

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感想メモ:誰からも「気がきく」と言われる45の習慣

誰からも「気がきく」と言われる45の習慣
誰からも「気がきく」と言われる45の習慣
  • 著者: 能町光香
  • 発売元: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
  • 価格: ¥ 1,344
  • 発売日: 2010/11/15

★★★☆☆

「気がきく」と言われる人と言われない人がいる。
「気がきかない」と言われない人よりも、
「気がきく」と言われる人になりたいものだ。

じゃあ、「気がきく」人というのは、
何を考えて、何を心がけて暮らしているのだろうか?

ということを、キングオブ気がきく人であるところの、
重役の秘書を歴任してきた著者、能町さんが、
45の習慣という形でまとめたのがこの本。

著者によると、ポイントは3つだそうだ。

  1. 相手ありき
  2. 尊敬する
  3. 先読みする
周囲にあなたの好きな人、信頼できる人を見つけたら、
どんなときに「この人は信頼できるなぁ」と思うか、
考えてみるといいでしょう。

相手が尊敬できる人なら、気を使うモチベーションも湧く。
でもそうでない人が相手の場合(こういうケースも多々あるはず)
にもソツなく対応するのがプロなのかもしれないが、
そうなれるかというと私はムリかもしれないなぁ。

ちなみに苦手な人への対処法は、
一日一回の会話を心がける、とのこと。
それ以上でもそれ以下でもなく。

言葉だけでない何かを添えて、
行動として見せることが本当の気づかいだと思います。

疲れてそうな人にはそっと甘いものをあげる、など。
大げさなものでなくても、そのアクションが
「自分のことを気遣ってくれている」
と感じさせる。

「疲れてるの?大丈夫?」というのも
相手を気遣ってはいるのだろうが、確かに印象が違う。

ということで、プロの気遣いというものを垣間見ることができる、
おもしろい本でした。オススメ度は★3つです。

目次
第1章 いつでも気がきく人の3つの共通点
1 相手ありき
2 尊敬する
3 先読みする

第2章 信頼される人の気づかいの習慣
4 言葉よりも行動で
5 感情に寄り添う
6 タイミングを読む
7 人やものにあたらない
8 我を押しつけない
9 想像力で先読みする
10 下心を持たない
11言い訳・責任転嫁しない

第3章 臨機応変なコミュニケーションで敵をつくらない
12 誰にでもフェアに接する
13 人に興味を持つ
14 自分と相手の立場と役割をわきまえる
15 対面コミュニケーションを大切にする
16 本音で接する
17 好き嫌いを出さない
18 必ず「おはよう」と言う
19 聞くときはじっと聞く
20 新しい環境ではキーパーソンを見つける
21 人を迎えたときには食事をする
22 気難しい人とは感情で付き合わない

第4章 細やかな配慮でやる気を引き出す
23 マネジメントをしてもコントロールはしない
24 絶対に「ダメ」と言わない
25 意見を聞く、考えを聞く
26 Give & Takeはしない
27 エンディングを気持ちよくする
28 ちょっとした一言を惜しまない
29 相手が喜ぶプレゼントをする
30 お礼には一筆添える

第5章 言いにくいことも言えるようになるスマートな伝え方
31 話の要点がわかりやすい
32 読まれるメールを送る
33 余計なプレッシャーを抱えない
34 余計なことを言わない
35 初対面でも沈黙を恐れない
36 キッパリと断る
37 注意しない、否定しない
38 気持ちのいいお願いをする

第6章 気配り上手の効率的なタイムマネジメント
39 時間感覚を意識する
40 計画性がある
41 決断が早い
42 面倒をためない
43 準備はしても完璧は目指さない
44 勉強や仕事は朝にやる
45 気疲れを癒す

終章 今さら人には聞けない、オトナの常識とマナー 5編
1 贈り物編
2 食事編
3 結婚式編
4 葬儀編
5 来客・訪問編

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感想メモ:武道のコツでスポーツに勝つ!

武道のコツでスポーツに勝つ!―運動基礎理論が教える
武道のコツでスポーツに勝つ!―運動基礎理論が教える
  • 著者: 吉田 始史
  • 発売元: BABジャパン出版局
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 2003/12

★★★☆☆

少し前に、スポーツ界に武道ブームがあった。
武道には、年月をかけて研ぎ澄まされた、
身体の操作法があるのだろうから、
それを活用しよう、ということだ。

本書も、そのような意図で書かれている。
日頃スポーツをしていると、
そのスポーツの枠の中でしか
考えなくなってしまうので、
その枠の外にある身体の使い方に触れるのは
非常に参考になるはず

上達した人の利き腕の肩は前に出た状態で稼働し、
そうでない人の肩は身体の横や後ろで稼働している
ということです。

右利きなら、左肩が前に出にくいはず。
これも訓練次第で出るようになります。

逆に言うと自分の体重つまり、腰の重さ、
肩の動きを手まで伝えるためには肘を締めなければ
ならないということです。

中国武術にも「沈肩垂肘」という言葉がありますね。

スポーツで悩んでいることがある場合、
様々なヒントが得られるかもしれません。
オススメ度は★3つです。

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