「★★★★」カテゴリーアーカイブ

感想メモ:整体入門

野口 晴哉
筑摩書房 2002-06
¥ 630

★★★★☆

著者の野口晴哉氏は、野口整体の創始者。
この本は野口整体のエッセンスをざっと説明した、
まさに「入門」編となっている。

その野口整体のエッセンスが、活元運動
以下の3つのステップからなる。

・邪気の吐出
両手で鳩尾を押さえて息を吐く。
老廃の気を全部吐き出すような気持ちで、
体をこごめるようにして吐く。3回。
鳩尾が弛んで欠伸が出たら終了。

・背骨ねじり
正座して、左(右)に捻って、脱力。7回。

・活元運動

1.徐々に息を吐きながら、
親指を握りしめ腕を上げ、
体をうしろへ反らしてゆく。

2.奥歯をかみしめ、
首から背骨に力をギューッと入れるようにして、
入れきって急に力を抜く。三回。

3.手を上向きに膝の上におき、
目をつぶります。
目をつぶって首を垂れる。
そして自分の背骨に息を吸い込むような、
背骨で呼吸するようなつもりでいる。
すると少しずつからだが動くような感じがして、
やがて動き出してきます。
あとはそのまま何もしない。
ポカーンとして体を自然に任せきる。

4.動き出したら、その動くままに、
動いている処に息を吸い込むようにすると、
もっと動きが大きくなってきます。
また長い時間動き続けることもありますが、
止めようとしないで、終わるまでやるのがよいです。

5.終わったら瞑目したままで、
しばらくポカンとしております。
一分でも二分でもよい。

もし途中でやめなければならない時は、
息を何回も吸い込んでこらえ、
徐々に運動が静かになって止まったら、
目を片目ずつ開ける。
目を開いたら、もう一回静かに息をお腹に吸い込み、
耐えてからゆっくり吐く。

他にも体僻、風邪の効用などの話題あり。
健康に興味がある人はぜひ。
野口晴哉氏はあの時代から潜在意識など
今も十分通じることを書いている。
本当に偉人だと思う。
オススメ度は★4つです!

野口 晴哉
筑摩書房 2002-06
¥ 630


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感想メモ:おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ

★★★★☆

サイゼリヤと言うと、かなり安いイタリアン、というイメージ。
しかし、ただ値段を下げただけでは、利益が出なくなってしまう。

安くてもきちんと利益をを出せているのには、
その裏に強烈な業務効率化、標準化への努力がある
のだ。

この本を読んで初めて知った。

ちなみに標準化のコツは、
従業員の中で一番優秀な人間がやっている"名人芸"を、
誰でもこなせるようにできないか、と考えることだ。

業務効率化をこういったところまで
考えたことがなかったので、参考になった。

経営者や店長の仕事は「考える」ことだ。
時間を作る基本はまず「整理・整頓」。
成功とはほとんどの場合”まぐれ”みたいなものなので、
そこから何かを学ぶのは不可能に近い。
失敗を繰り返し、その経験から学んでこそ、成功に近づける。

サイゼリヤの社長のお話なので、
飲食業界におけるサイゼリヤの打ち手についても
話が多いのだが、個人的には、上に挙げたような、
経営や業務効率化に関する話を興味深く読んだ。

オススメ度は★4つです。おもしろい本でした。
ありがとうございます。

参考:
「おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ」正垣泰彦 – 【本ナビ】本のソムリエの一日一冊ビジネス書評


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感想メモ:自分の答えのつくりかた

渡辺 健介
ダイヤモンド社 2009-05-22
¥ 1,680

★★★★☆

学生から社会に出て大事だと感じるのは、
「正しい答えなんてないのだから、
行動して試してみること」

だということ。そして
「一人では物事を動かせないから、
他人を動かす力」

この本は、
・情報を元に自分の考えをまとめて
・周囲の人を巻き込んで動かす
ための「知恵」の部分を伝えようとしている。

前作の「世界一やさしい問題解決の授業」と同様に、
子供(生物?)を主人公としたお話仕立てで、
若い人を対象にしているが、大人が読んでも全く問題ない。

以下の部分は、特に共感しながら読んだ。

人の意見に耳を傾け、何かを学び取る姿勢や
謙虚さは極めて重要だ。協調性も重要だ。
しかし、そういった姿勢を保ちつつ、
自立した考えを持つというのは別の話だ。
重要なのは、自分が育った環境の価値観を
無意識に受け入れるのではなく、
幅広い経験、価値観を試す決断を迫られる修羅場、
異なる価値観との衝突などを通じて、
自分の意志で己の価値観の核を一つひとつ形作っていくことだ。
人の意見は、口頭だろうが、書籍を通じてだろうが、
画像や動画を通じてだろうが、鵜呑みにしてはならない、
健全な批判的思考を持つ重要性を叩き込まれた。
社会に出たら、現実は複雑だ。そして、厳しい。
圧倒的な想像力、考え抜く力、心の優しさと強さ、
たたみ込む力、政治力などを身につけて、初めて理想は貫ける。

知識は触れているだけで得られるが、
知恵は体験を通じないと身につかない部分が多い。
この本は疑似体験を試みているのだと感じた。
オススメ度は★4つです。良著です。

渡辺 健介
ダイヤモンド社 2009-05-22
¥ 1,680


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感想メモ:一瞬で幸せになる方法

阿部 敏郎
サンマーク出版 2010-02-22
¥ 1,680

★★★★☆

タイトルに惹かれて手に取ったこの本。
いまここ塾」の塾長阿部氏の
第1回から6回までの講和内容がこの本。

阿部氏が語るのは仏教の話なのだが、
「幸せ」というテーマの話であるからか、
仏教と関係がない他の本と共通する部分も多い。

例えば、「今既に持っていることに気付く」という話は
ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則」は
心理学から同じ話にたどり着いている。

「幸せ」は、自分しか感じることがでいないのだから、
自分の気の持ち方、考え方次第なのだ。
と再確認できた。

他にも、次のような色々なヒントが得られた。

観念の書き換え方、新しい観念のつくり方は簡単です。
「言いつづける」ってことですね。
言葉ってのは、すごく意識に作用するんですね。
だから言いつづけるんです。
禅とは状態のこと。
いまここに気づいて、
落ち着いている状態。
当たり前の日常こそが、修行なんですね。
やれるだけのことはやるんですよ。
ただ、その心構えとして、期待を手放すってことです。

何を手に入れてもいいけど、執着だけはしない、
それが苦しまない秘訣です。
究極的な安心感や満足感、幸福感というのは、
すべてが自分だということを思い出すか、
逆に自分なんていなかったってことに
気づかなければつかめないんですよ。

考えてみれば、仏教というのは、何千年も前から
心を探求してきた人たちの知恵なのだな。
と、今更気付いた。
色々な悩みについて、気付きが得られる本でしょう。
オススメ度は★4つです。

阿部 敏郎
サンマーク出版 2010-02-22
¥ 1,680


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感想メモ:呼吸入門

斎藤 孝
角川書店 2003-12
¥ 1,260

★★★★☆

呼吸は、肉体にも精神にも影響を及ぼすので、
実はかなり奥が深い。

呼吸は、普通は特に意識せず無意識に行っているが、
一方で意識的に行うこともできるという珍しい動作だ。

ちょっと実験してみよう。
息を大きく吸ってから、何秒吐き続けることができるだろうか?
5秒?10秒?15秒続けられれば立派。

息を吐くことは、副交感神経優位
つまりリラックスした状態を作る。
逆に、交感神経優位は興奮した状態。
この両者のバランスを取るのが健康の秘訣、
というのが免疫学者の安保氏の本の主張。

ストレスフルな環境にいて、このバランスが崩れ
交感神経優位で興奮状態が続いてしまっていると感じたら、
次の齋藤式呼吸法を試してみよう。

「三・二・十五」の齋藤式呼吸法
鼻から三秒息を吸って、二秒お腹の中にぐっと溜めて、
十五秒間かけて口から細くゆっくりと吐く

3、2、15
吐くのが一番長いから、
数字だけ覚えておけばOK。

呼吸法というのは精神にも強い影響を与えるので、
齋藤氏が自らさまざまな方法を実験して、
誰にでも勧めることができるのが、上の方法なのだそうだ。

メンタルが大きな要素を占めるスポーツでも、
あるいはストレッチをする際にも呼吸は効果がある。

オススメ度は★4つです。
呼吸は常にしていること。
この呼吸法を確認できただけでも、
読んでよかったです。

斎藤 孝
角川書店 2003-12
¥ 1,260


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感想メモ:「結果を出し続ける人」の35の小さなコツ

★★★★☆

  • 朝型にする
  • 行動を起こす
  • 整理整頓は仕事の効率もアップ
  • 行動をスタートしたなら、50%達成したも同然
  • 続けるためには、目標は一日30秒
  • ライフミッションを持つ

タイトル通り、ライフハック、仕事術的な
「成果を出すコツ」が紹介されている。
私はかなり感性が合うようで、
頷きながら読む内容が多かった。

例えば、以下のような部分。
どれも耳が痛い言葉ばかり。

睡眠を削るのは逃げ。何の工夫もない。
忙しい中でこそ、心に余裕を持つべきで、
そうでないと煮詰まるばかりで、
かえって仕事の効率は悪くなってしまいます。
三分で決断できないことは三年たっても決断できない
一日三時間を一週間続けても、
それっきりやめてしまったら何の意味もありません。
それより一日三〇秒でもいですから、毎日、続けることです。

私は自分のモチベーションを高く保つための
ヒントを得ようと思って読んだところ、
以下の部分からヒントが得られた。

より踏み込んだ「ライフミッション」
(社会的な使命感を伴うような目標。英語ではmission in life)
を持っている学生は、圧倒的に強い。
「自分は何をすることで社会に貢献したいのか」、
ライフミッションのレベルにまで落とし込む。
その魔法の呪文とは、「エポケ」ー。
エポケとは、ギリシャ哲学の言葉で「判断停止」という意味です。
悩んだら広大な宇宙をイメージするー。

悩み過ぎて良いことはない。
いかにそういった思考から抜け出るか。
そのヒントが得られた。試してみよう。

オススメ度は★4つです。
仕事術系の本の中でも、多くヒントが得られる本でした。


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感想メモ:企画力 「共感の物語」を伝える技術と心得

田坂 広志
ダイヤモンド社 2004-03-11
¥ 1,470

★★★★☆

企画書というと、パワポで作ったりワードで作ったり、
フォーマットはこうで、こういう項目を盛り込め、
というようなノウハウの本を多く見かける印象がある。

しかし本書では、
・企画力とは何か
・企画書の役割とは何か
・そもそも企画とは何か
というような議論からなされている。

企画力とは、「人間と組織を動かす力」のことである。
企画とは、実行されて初めて、企画と呼ぶ。
「企画」という営みにおいて最も大切なことは、
「魅力的な物語」としての「企画書」を創ることです。

こういった、根っこの部分をしっかりと抑えておくことは、
細かいテクニックを身に付ける以前に、必要なことだ。

「自問自答」のスタイルで「問い」と「答え」を投げかけ、
読み手の「思考の流れ」を導き、「問題意識」そのものを、
どのように持つべきかを提案する企画書。
それは、ある意味で、「最高の企画書」なのです。

先日見た田坂氏の「震災半年後」の映像を見ると、
まさにこの「自問自答」のスタイルに
なっていることがわかる。
田坂広志 前内閣官房参与 2011.10.14

他にも、企画書を作る上で心得るべき、
様々なポイントが紹介されている。

こうした「欲張り企画書」は、「書き手中心」の企画書なのです。
書き手が書きたいことをすべて企画書に盛り込み、
それを読み手の都合も考えずに読まそうとしているものだからです。
  1. 第一の原則:読み手は、一瞥して目に入る文字しか、読まない
  2. 第二の原則:読み手の思考は、立体的ではなく、直線的である
  3. 三つの原則:すべての項目を「三つ」に整理して書く
テクニカルには、箇条書きには必ず番号を打つ。
「ある視点から批判されたとき、明確に説明し、
説得できる内容になっているか」

「想定質問」です。
企画書の目的は、
「企画」を売り込むことではない。
その本当の目的は、企画の奥にある
「人間」を売り込むことなのです。
企画書の勝負は、どの瞬間か。
顧客が、企画書の表紙を見た瞬間。
「言葉を選ぶこと」の難しさ
「心理を読むこと」の難しさ
没にした企画の数が、企画のすごみ。

企画とは、組織を動かすための許可として、
特に大きな組織であれば、必須である。

そもそも企画とは、という議論から始まり、
企画書を作る上での心得、企画書を見せる際の注意点など、
様々な角度から企画について説明されているこの本は、
企画に携わることになった人は、
まず読むとよいのではないかと思います。
オススメ度は★4つです。おもしろかったです。

田坂 広志
ダイヤモンド社 2004-03-11
¥ 1,470


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感想メモ:楽しい人生を生きる宇宙法則

小林 正観
講談社 2006-06-16
¥ 1,500

★★★★☆

タイトル通り、
「楽しい人生を生きるためのものの見方、考え方」
を小林正観氏が語っている本。

もともと宇宙には「成功・失敗」も「勝ち・負け」も存在しません。
「成功」の概念が存在しないのだから、「成功哲学」というものもないでしょう。
「成功」を目ざすのではなく、自分がどう生きるか、に徹することができたら、
人生は楽で楽しいものになります。

その秘訣が「き・く・あ」(競わない、比べない、争わない)。
「そ・わ・か」(掃除、笑い、感謝)というのもありますな。

そして、「今」を生きること。
変えようとするのではなく、受け入れること。

損得勘定で突き詰めていくと、すべてのことに鷹揚になって、
イライラしなくなったら自分が一番ラクだ、ということなんです。
これを、「究極の損得勘定」といいます。

小林正観氏の本は何冊か読んでいるので、
あの話だ、と読んでいてピンと来るものが多い。

そうやって、日々暮らしている中でも
「あ、あのことだ!」と思えるようになれば、
それこそ読んだ価値があったというものだろう。
オススメ度は★4つです。

小林 正観
講談社 2006-06-16
¥ 1,500


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感想メモ:脳を鍛えるには運動しかない!

ジョン J. レイティ,エリック ヘイガーマン
日本放送出版協会 2009-03
¥ 2,205

★★★★☆

運動が体に良い、というのは誰しも知っているところ。
しかし、運動は脳にも良い
というのはどうだろうか?

運動で爽快な気分になるのは、
心臓から血液がさかんに送り出され、
脳がベストの状態になるからなのだ。
運動が脳にもたらすそのような効果は、
体への効果よりはるかに重要で、魅力的だ。

もし運動が薬の形で摂取できるのなら、
世紀の大発見として一面にでかでかと
報じられただろうに。

脳科学的にも、
運動がストレスや不安を軽減することが
確かめられている。
そりゃそうだ。スカッとするもの。

また、運動は学習にも目覚ましい影響を及ぼすそうだ。
イリノイ州で取り入れられた体育プログラムは、
なんと、生徒を世界でもトップクラスの成績に
押し上げてしまったのだ。

運動をすると、
ニューロンの数が増える、
かつニューロンの成長が促される、
ということらしい。

運動の種類としては、
有酸素系と複雑な動きをするものを
両方行うと良いとのこと。
テニスとかサッカーとか、
ずっと動くスポーツでもよさそうだ。

他にも、ストレス、不安、うつ、
注意欠陥障害、依存症、ホルモンの変化、
加齢などに対して、
運動は良い効果を示すそうだ。
万能薬ですな〜。

ブレイン・ルールでも運動が脳に良いと言っているし、
動きが心をつくる姿勢のふしぎリラクセーションでは、
体と心が一体であると言っている。

これだけ国も時代も違う人が
同じことを言っているのだから、
確かなのだろう。

運動のすごいところは、
筋肉の回復プロセスだけでなく、
ニューロンの回復プロセスのスイッチも
入れるところだ。
つまり、運動すれば、
心身ともに強く柔軟になり、
難問をうまく処理し、決断力が高まり、
うまく周囲に適応できるようになるのだ。

ふと考えると、
運動部の人が成績が良いわけではなく、
むしろ逆の傾向がある気がする。
それは、勉強の絶対時間が足りないからであって、
脳のコンディションとしては良くなっているはずだ。

私も試験勉強のときなどは、
ストレス解消のために走ったりしていたが、
こんな良い効果もあったのだなぁ。

ちなみに、当たり前のことだが、
激しい運動中は学習に向かない。
運動が終わり、脳に血が戻ってきたときが
学習のチャンス
だ、
というようなことは、覚えておいて損はないだろう。

オススメ度は★4つです。
最初の3章ぐらいで、
大体の内容は把握できるかと思います。

あとは詳しい話に入るので、ちょっと難しいかも。

ジョン J. レイティ,エリック ヘイガーマン
日本放送出版協会 2009-03
¥ 2,205


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感想メモ:身のこなしのメソッド

身のこなしのメソッド―自然身法
身のこなしのメソッド―自然身法
  • 著者: 出口 衆太郎
  • 発売元: 春秋社
  • 価格: ¥ 2,100
  • 発売日: 2010/11

★★★★☆

日常生活での身体の使い方

健康というと、スポーツやトレーニングを思い浮かべる。
しかし、スポーツもトレーニングも、
やりすぎれば体を壊してしまう。
となると、これらは本当に健康に良いのか。

そのような疑問から入り、
本当に生活の質を高めて健康に暮らすには、
日常をいかに過ごすかが一番大事だ、と説く。

二四時間、休む間もなく続く日常の動作に大切なのは、
自然に逆らわず、いかに無駄な力を入れずに、楽に過ごせるかです。
安定した姿勢、楽でバランスの良い歩き方、荷物を持つ時も
なるべく全身で抱え、特定の部位がすぐに疲労しないような
省エネの姿勢やしぐさをするということです。

そのための身体の使い方、例えば、
歩く・立つ・ものを扱う・坐る・寝る
といったことを自然に行うやり方を説明している本。

バランスをとるためには、体の重心が動く方向と
腰、膝、つま先の向きがそろっていることが
ポイントなのです。

様々な動きや、気を高める方法なども紹介されているが、
全てはとてもできないので、まずは以下のものが良さそう。

・座って(足を投げ出して)の三動作
足先の開閉ゆすり、膝の上下打ち、かかとの交互ずらし
・寝ての三動作
両膝そろえ倒し、両膝開き倒し、片膝内合わせ倒し

言葉では説明しにくいので、
詳細は本を参照して欲しい。

一週間のうち、スポーツやトレーニングを
することができる時間は限られている。
一方、日常生活がトレーニングとなれば、
一気に時間が何、何十倍にもなる。

そこを意識しながら生活するかどうかが、
5年、10年経ったときに大きな違いとなるのだろう。

自然に逆らわず、いかに無駄な力を入れずに、楽に過ごす。
心がけてみよう。
うなずける内容が多い、良い本でした。オススメ度は★4つです。

身のこなしのメソッド―自然身法
身のこなしのメソッド―自然身法
  • 著者: 出口 衆太郎
  • 発売元: 春秋社
  • 価格: ¥ 2,100
  • 発売日: 2010/11

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