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「パフォーマンスを左右するのは、
時間管理の前にエネルギーの管理」
「がんばってる感」と「パフォーマンス」は一致しない。
頭ではわかっていても、つい「がんばってる感」にひたってしまう。
残念ながらそれは、自己満足以外の何物でもない。
そのためのポイントが、
「パフォーマンスアップのための休息」
を意識的に取り入れるということ。
限られた時間に全力投球し、
そのあとは完全に心身を解き放って回復をはかるー
それからまた、新たな挑戦を続けていく。
これが理想形である。(p20)
ライフスタイルを変えるのは難しい。
そこで、儀式の力を借りる。
儀式の存在によって私たちには
無意識に行動できる領域が増え、その分、
主体的な判断が必要な部分にエネルギーを
集中的に注ぎ込むことが可能になるのである。(p24)
エネルギーは消費と回復のサイクルが重要。
「とびきりのアイデアを思いついたとき、
あなたはどこにいましたか」という質問がある。…
一番多かった答えは「シャワーを浴びていた」「ベッドの中」
「散歩をしていた」「音楽を聴いていた」などだった…
「仕事中だったと答えた人はほとんどゼロに近かった」(p145)
後半、本の内容は、人生において何を目標とするのか、
といったミッションステートメント的なところにも及び、
読み手によっては、人生を変える力を持った一冊。
なんだか疲れている…
自分をコントロールできていない気がする…
そんな人に特にオススメです。
「スタンフォードの自分を変える教室」と併せて読むと、
更に理解が深まるでしょう。