★★★★☆
ナイナイアンサーで有名な、
性格リフォームの匠、心屋仁之助氏の本。
人間というのは、単純なようでいて、かなりめんどくさい。
行動しよう、と心に決めても、もっともらしい理由を作り出したり、
あるいはめんどくさくなったりして、実行できない。
じゃあそれをどうしようか・・・
悪いものはいらなくて、いいものだけ欲しい。
それは無理なんです。(p45)
その「イヤがっていること」を自分でやってみる。(p30)
自分が何を拒否しているかを考えると
わかりやすいかもしれません。(p39)
先にイメージの中で「失敗」を
終わらせてしまえばいいのです。(p124)
問題だと感じる出来事でも、よく見て、
「ああ、そうなんだ」と受け取って、
そのでひとまず、ひと区切りにしておく。(p139)
端的にいうと、
「おいしいところばかり取ることはできない」、
ということ。
おいしくない部分も受け入れる覚悟をすること。
その覚悟ができたときに、人生が動き出す…
おもしろい本でした。