★★★★☆
日本一の個人投資家である、
竹田和平氏の人生哲学。
読んでみて驚くのが、
語っている内容が、
齋藤一人氏に近いこと。
道を極めていくと、
同じところにたどり着くのか?
何かを与えようと思ったときには、
与えることで相手の自由を奪わないか、
自分のエネルギーは不足しないか、
愛と感謝を与えようとしているか。
そういったことを考えなきゃいかんのだね。(p27)
成功するのは、わくわくすることだけなのよ。
嫌なことで成功しようと思っても無理。(p37)
なぜ、自由でいることが大切かといえば、
不自由なときは「今、予定があるから」って、
無意識のうちに断ってしまうからなんだ。(p51)
「ありがとう」を連続して口に出して唱えてごらんなさい。
必ず、運がよくなっていくから。(p70)
1つめは、自然に親しみ、自然の命に接すること。
2つめは、美しいことを思い、美しいものに接すること。
3つめに、…美しい言葉を書くこと。
(p84)
人間はお寺の鐘のようなものだから、
否定の心でば撞けば否定が返ってくるし、
肯定で撞けば肯定が返ってくる。 (p101)
タイミングは計算では計れんけど、
心が綺麗ならタイミングをとるのは簡単なんだよね。
タイミングは一瞬のひらめきみたいなところがあって、
「直感、真理なり」ということを身をもって知っておかにゃいかん。(p137)
引用が多いのは良い本である証なのだが、
惜しいのが、つかみである本の最初に、
抽象的で難しい話が来てしまっていること。
もったいないな〜。