★★★★☆
BODY SHOP、スターバックスジャパンと、
二つの会社のCEOを務めた岩田氏。
どちらの会社も、魅力的な創業者が会社の理念(ミッション)を掲げ、
そのミッションによって束ねられた人たちによって、運営されている。
「想定外」のときにむしろ重要なのは、原理原則である。(p176)
ミッションというのは、立ち返る土台、そもそもの動機とも
言うべきものなのだろう。
皆が、働くことに納得し、働くことを喜んでいるような会社。
働くことで、相手も自分たちも幸せになるから。
それができている会社は、強い。
いいものに対しては、然るべき対価を気持ちよく払うことを厭わないし、
そもそも他に代わるものがないので、価格そのものが気にならなくなる。
私は、これこそが第五次産業の姿だと思います。(p166)
そして、ミッションが必要なのは、会社だけではない。
個人としても、立ち返る原理原則である「ミッション」を持とう。
これが岩田氏のメッセージだった。
さぁ、ノートに書いてみよう。
書くと思いの他叶うもの。