- 子連れではじめての海外旅行
- フライトが長すぎず、時差がない
- 日本の夏(8月)に涼しい
- 子供向けのアクティビティができる
- 治安がいい
という要件で検討したところ、オーストラリアはケアンズに決定。
行ってまいりました!楽しかった!
そこで、
- どんな遊びが子供ウケがよかったか
- フライトは夜出発がいいのか?日中がいいのか?
- ホテルはどういうところがいい?
- 子連れで行きやすいレストランは?
- 生活上、ないと困るものは?
- チップは必要?どれくらい払う?
- おみやげは何がいい?
など、事前に知りたかったこと、不安だったことに対して、
行ってきた後の自分が答えてみます。
はじめて行く方の参考になれば幸いです。
目次
- フライト
- 宿
- 食事
- 遊び
- IT機器、充電、ネット接続など
- 現金の持ち込み手段とかチップとか
- ネット接続
- 最後に
- 持っていくといいものなどまとめ
1. フライト
1-1 寝てくれるから夜がいいのか?寝づらいから日中か?
行きは夜、帰りは日中にしたので、両方の感想を書きます。
- 夜のフライトは寝づらい。20時20分発、現地4時30分着とか
- 子供は小さければ寝てくれるが、大人は厳しい (しかも子供が横になって膝の上で寝たので、オチオチ寝られなかった)
- 一方、日中は退屈との戦い
- 放っておくと騒ぎ始めるので、結局静かにさせるため、
iPadとかでゲーム漬けになってしまった - ゲームを与えるか、映画見せるか(ジェットスターだと追加料金が必要)、どっちらかは必要ではないかと思う
1.2 格安航空会社(LCC)はどうか?(ジェットスター)
- 結論から言うと、ジェットスターで特に問題は感じなかった
- ご飯も思ったよりおいしかったし、サービスも問題なかった
- ただ、LCCなので、気をつけた方がいいことがいくつかある
- 空港は成田第3ターミナル。第2ターミナル駅から歩いて10分くらい
→ 交通アクセス | 成田国際空港第3ターミナル - 第2ターミナルから第3ターミナルへの無料のシャトルバスがあるが、
行きは遠回りして走るので、使わない方がいいらしい
→ LCC専用「成田空港第3ターミナル」の使い勝手を徹底検証! - 日経トレンディネット - なので、スーツケースを転がして歩いてみたところ、迷うこともなく平気だった(帰りはシャトルバス使ってみてもよかったかも)
- 時期がお盆で時間に余裕をもって、20:20発に対して18:20くらいに空港第2ビル駅に着いたところ、軽食を取るくらいの時間はあった。2時間前に空港第2ビルに着けば余裕と思う
- ペットボトルの水は、手荷物検査の前で没収される。検査後にペットボトルを買って機内に持ち込むのはOK
- 機内は乾燥するからと、水を2本買って搭乗したが、ご飯のときに水のパックがついてたので、結局機内でペットボトルの水は飲まなかった(降りたあとに飲んだ)
- ご飯は、予想よりおいしかった。子供は食べきれないくらいの量あり
- 毛布は、追加料金を払わないともらえない。寝るとき脚が寒かったので、夜なら持って行った方がいい
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←例えばこんな感じのもの。
- 夜なら首クッションもあった方が寝やすい- 携帯用スリッパも、あると足が解放される。少し寒いかも?
以下で、ケアンズ行きの航空券を検索できますが、
やはりジェットスターの直行便が一番安いです。
→ 航空券検索(エクスペディア)
2. 宿
- 外食高いので、キッチンが付いてるコンドミニアムがいい
- 街の中心からあまり離れていなくて、あまり高くないのがいい
という視点で宿を調べたところ、
マントラ エスプラネード(Mantra Esplanade)
というホテルの 2 Bedroom Apartment というのにしました。
1部屋は、リビングとベッドルームとバスルーム、
もう1部屋は、ベッドルームとバスルーム、という異常な広さ。
↑リビングはこんな感じ。ソファーもあって広い
↑リビングを逆から見たところ。左奥がキッチン
↑トイレ(手前左にある)+お風呂
寝室その1
寝室その2
その他の部屋の写真や設備の写真は、ホテルのサイトから見られます。
→ Room Types - Mantra Esplanade
- よかった点
- Esplanade沿いで中心街に近いので、歩いてフラフラしやすい
- リビングとキッチンがあり、寝室とトイレ+お風呂は2つずつ
- 大きなスーパー(WoolWorths)も歩いて数分なので自炊しやすい
- この部屋の広さの割に、そこまで高くない
- 試供品みたいなサイズの食器洗い用の液体洗剤は、フロントに言うと何回でもくれる
- 微妙な点
- インターネット接続が24hで$12→約1100円。高い!と思ったら、ケアンズのホテルはそんな相場っぽい
- ロビーに、無料で使えるPCが2台あったが、イスはないので立って操作する感じだった
- 食器洗いのスポンジがタワシみたいなのしかない。洗うんじゃない、削るんだ!という勢い(結局スーパーでスポンジ買った)
我々は、エクスペディアから予約していきました。
→ オーストラリア・ケアンズ アンド ノーザン ビーチズ
↑「宿泊施設名で検索」で「マントラ」などで検索すると出てきます。
バウチャーの印刷は忘れずに!
3. 食事
- ハンバーガーとかステーキはアメリカっぽいけど、アメリカよりおいしい(と思う)
- 海沿いだけあって、魚料理は新鮮でおいしい
- 外食は高い。一度朝食を外食したら、量がわからなかったのもあるが、$50とかになって目玉が飛び出て、その後は朝は自炊したは。自炊は安い(あたり前)
- Mantra Esplanadeからスーパー(Woolworths)が近いので、自炊は全然困らなかった
- さすがオーストラリア、ビーフが安い!1kgで$13(→120円/100g!)からあった。豚肉か!
- ホッグスブレスカフェ [ケアンズ]
観光客が多いステーキ屋さん。オーダー中「○○、OK?」と何回か聞かれ、苦手なものを聞かれてるのかな?と思って適当に「OK!」とか言ってたら、有料のオプションが付きまくってて後悔したの巻。 - ザ・ロー・プローン [ケアンズ]
有名な魚介類豊富なレストラン。子供たちが飽きないように、紙のテーブルクロスにクレヨンで落書きさせてくれた。ここはチップ払った方がよさげだった。 - ベッロカーレ イタリアン&シーフード レストラン
かなりおいしいイタリアン。お値段もそれなり。ただ、子供たちの人気はイマイチだった。大人の味だった? - あと、ケアンズ駅直結のショッピングモールのフードコートは、まぁよくある感じだった
4. 遊び
気球
- 日本ではあまりできないということで、値は張るけど行ってみた
- 朝4:10にホテルにバスが迎えに来るという鬼のようなスケジュール
- これは、気球から日の出を眺めるため
- 1時間ほどバスで走って出発地点へ
- 我々以外は中国人ばかりだった
- 気球に持っていける荷物はスマホのみ
- 夜明け前に浮上、天気が良ければ上空で神々しい日の出が拝める
- 途中で高度を下げると、バーナーの音に野生のカンガルーが驚いて逃げていく姿も見られた
- 8月(冬)の夜明け前は結構寒かったので、一枚長袖で羽織るものが必須
- ジェットコースターのように、終わってから写真を売って客単価を上げようとしていたが、空振りしていた
- ホテルに帰っても8時とか。1日が長かった
- キレイな景色好きにはオススメ
- ツアー参加者の感想コメントはこちらで読めます。
→ ケアンズ ホットバルーンから見る感動の景色!の参加体験談 - ツアー予約はこちらからできます。
→ ケアンズ のオプショナルツアー
キュランダ
- 熱帯雨林にある山の中の村、キュランダ
→ 熱帯雨林・キュランダを知りたい! - オーストラリアに来たということで、コアラとカンガルーと会える
- 午前中発でSkyrail(ロープウェイ)で、熱帯雨林を眺めつつキュランダ村へ到着
- 鳥、蝶、コアラ&カンガルーの3つの施設に入れて、鉄道で夕方帰ってくる半日ツアー
- 交通手段が、行きと帰りで逆のものもある
- 鳥のところ(Birdworld)は、落ちてるエサを手に乗せて、食べさせたりできた(つつかれると手が痛い)
Birdworld Kuranda - Tourism Kuranda - 蝶の楽園(Butterfly Sanctuary)にはあまり期待していなかったのだが、予想外に楽しかった!蝶の展示というと標本のところが多いが、ここでは大きな蝶がたくさん飛んでて、頭や肩にとまったりする!
Australian Butterfly Sanctuary - Tourism Kuranda - コアラガーデン。お約束のコアラだっこ
Kuranda Koala Gardens - Tourism Kuranda - 州の法律により、コアラをだっこできるのは、クイーンズランド州、西オーストラリア州、南オーストラリア州の3つだけらしい
→ オーストラリアのコアラを抱っこできる動物園 [オーストラリア] All About
カンガルー「やっぱ日陰だね」 - 蝶も予想外に楽しかったかので、よかったと思う。Skyrailは景色もいいので、景色好きにもオススメ
- ランチはガイドブックに従いフロッグスに行ってみたが、あんまりいいとは思わなかった。他は行っていないので、他のどこがいいかは不明
- ツアー予約はこちらから。
→ ケアンズ のオプショナルツアー VELTRA - 我々はガイドは不要の「世界遺産キュランダ 列車 & スカイレール格安ツアー ガイドなしの自由探索プラン」的なやつにした
- ホテル片道送迎で(帰りは鉄道でケアンズ駅着)で、大人一人$100くらい。子供は4歳以上$50くらい
グレートバリアリーフ(グリーン島)
- ケアンズの桟橋から、船で40分ほどのグリーン島へ行くツアー
- 我々は10:20発11時頃着、14:40の船で戻った
- 船の甲板に出たところ、揺れるは風は強いわしぶきがかかるわで、子供たち大はしゃぎ
- 「オーストラリアで一番楽しかったことは?」の質問には、必ずこの行きの船が出てきました。そうなの!?(ちなみに帰りは疲れて全員撃沈)
- 船はかなり揺れるので、酔い止めはあった方が安心。今回は、薬のおかげなのか、はしゃいだり寝たりしたためなのか、誰も酔わなかった
- 子供用
- 大人用
- 島では、昼食をとって、1時間ほどビーチで遊んで、グラスボトムボートに乗ったら、帰りの時間だった
- ランチはビュッフェの評判が微妙だったので、とんがり屋根の店でハンバーガーセットを頼んだら、普通においしかった。フライドポテトが多すぎて余った
- アトラクションは、シュノーケリングなどもあるが、「子供が小さい場合は沖まで出られるグラスボトムボートがいい」と読んで、そうしてみた。実際そうだったと思う
↑こんな感じで海底が見える。底擦らないのか?というくらい浅いところも - 海上は風が吹きまくっていて、かなり寒かった
- 8月(冬)なら、羽織るものは必須。なかったら、相当に寒い思いをしていたはず
- 持っていくとといいもの
- 水着
- 羽織るもの(冬のシーズン)
- 日焼け止め
- 子供用サングラス
- 海がキレイだった!
- ツアー予約はこちらからできます
→ ケアンズ のオプショナルツアー予約なら VELTRA - 我々が行ったのは「世界遺産 グリーン島クルーズ 半日ツアー by ビッグキャット」的なやつです
近所の公園
5. IT機器、充電、ネット接続など
- カメラ兼ひまつぶしツール兼メモ用具として、スマホは必須
- オーストラリアのコンセントは240Vで、O(オー) typeという、情けない顔みたいな形
→ オーストラリア・電源プラグ・電圧 - コンセントに挿したのに動かない動かないと思っていると、コンセントのスイッチ↑をONにしてなかったりするので注意
- 通常日本で売っている電子機器のACアダプターは、240Vまで対応していることが多いので、形さえ変換すればいい。 例えばこんなもの
↑下から日本のプラグが挿さる
- これを何個か持って行って、ACアダプターのプラグを挿して使えば、通常は大丈夫
- ダメなのは、強いパワーが必要なもの(ドライヤー、ひげ剃り、ノートPCなど。要調査)
- スマホを何台も充電する場合は、こんなものもあり↓
タブレット/スマホ充電用に240VのUSBポート4つ付き
↑O typeへの変換プラグがついているので、iPhone5以降、iPad3以降は、USB-Lighteningケーブルがあればつながる
- 200円弱の変換プラグ+↓の充電器+↑のケーブルの組み合わせでもいい
- これで、iPhone、iPadは問題なく充電できました
6. 現金の持ち込み手段とかチップとか
- 現金は持って行かず、基本クレジットカード払い、必要な時だけATMで下ろす、という方針で臨んだ
- 実際には、タクシーも含め、ほぼカード払いでOKだった
- カードが使えなかったのは、街の売店で切手を買ったとき、キュランダの売店でアイスを買ったときだけだった
- あとファーストフード店とかでは、カード払いは$7以上ね、とか言われることがある
- 換金は、Citibankの日本円はATMでレートよく取り出せると読んでやってみたが、手数料が数百円かかるので、数十ドルまでの引き出しだと、全くお得ではなかった。普通に街の両替屋でよかったかも
- ガイドブックには、チップは基本要らないとあったが、ちゃんとしたレストラン(ざっくり一人$15以上)はチップ欲しそうだった
- カードで払うとき、合計金額の下に書き込める空欄があるから、そこにチップの金額を書く感じ
- わからなければ、率直に「チップの払い方わからんわー(英語)」と言えば教えてくれる(How can I pay tip? とか適当で大丈夫)
- タクシーもカード払いOKで、チップいらなさげだった
- 今回タクシーではボラれなかった
- 事前に色々心配したが、ほぼ取り越し苦労だった
7. ネット接続
- 何も考えず、ホテルでWiFiタダで使えるだろうと思って行ったら、甘かった
- ケアンズのホテルのWiFiの相場は、24hで$12とか。高っ!
- 場所によっては、Free Cairns Community WiFiというのが入る
- ホテルのWiFi料金をケチった私は、これがネット接続の生命線だった
- つなぎ方は以下の通り
↑Free Cairns Community WiFiを選択する
↑WiFiの電波が十分強いと(3本入っている)と、このログイン画面が表示されるので、「I understand ...」のチェックボックスにチェックを入れて「Continue」を押す
↑うまくいくと、この完了画面が表示され、ネットが使えるようになる - WiFi圏外に出ると、再接続するには上のプロセスを踏まないといけないので、結構手間だったが、背に腹は代えられず
- これ以外にもFree WiFiっぽいものをつかめるときもあったが、ほぼ全てうまくいかなかった(キュランダのロープウェイ到着駅は使えた)
- こういうWiFiルーターサービスを使った方が良かったのかもしれない
- 参考:海外旅行で役立つスマホ接続術 - [1]旅先でネットに接続する:ITpro
8. 最後に
- ケアンズは、日本人の子供連れの観光客も多く、治安も良いと感じた
- 飛行機で7時間、時差が1時間ということもあり、子供連れには良い
- 日本語メニューがあるレストランも見られたし、店員さんに日本人がいる店も多かった
- 勝手に多いと思いこんでいた蚊やハエも、冬だからか、全然いなかった
- 8月は、最高気温25〜30℃、最低気温15〜20℃くらい。昼は暑いが、朝晩は肌寒い。水温が低く、昼でも泳ぐには寒い感じ(日本人には)
- ケアンズは、色々なアトラクションの起点になっていて、様々な遊び方ができる
- 宿代がアメリカとかに比べるとマイルドで、豪ドルの為替も下がってきているので、今は結構おトクな感じ
9. 持っていくといいものなどまとめ
フライト
- 飛行機用毛布
【ポイント最大11倍】【ブランケット/毛布(もうふ)】 BRANIFF(ブラニフ) ブランケット ひざ掛け ブラニフ航空 BRF002 |
- 首クッション
- 携帯用スリッパ
- ガイドブック
紫外線対策
- 日焼け止め
- 子供用サングラス
乗り物
- 酔い止め
- 子供用
- 大人用
- サンダルと靴
- 風で飛ばない帽子(子供用買いました)
コンセント変換
- コンセント変換プラグ付充電器
- タブレット/スマホ充電用に240VのUSBポート4つ付き
- プラグの形変換器+USB充電器+USB-Lighteningケーブル