「プラスチックごみの処理方法を考える研究会」の中間報告を読んでみた

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プラスチックごみの処理方法を考える研究会
中間報告 2011年8月9日版

プラスチックのリサイクル。

ずっと「本当のところどうなの?」
と以前から思っていたトピックだったので、
上の報告書を見つけて読んでみた。

結論は、P55、P56(同じスライド)の表。

要約すると、家庭ごみでも産廃でも

  • リサイクルが容易なよく分別されたPETボトルや白色トレイ→材料リサイクル
  • 様々な種類が混ざったプラスチック→ケミカルリサイクル、ガス化、RPF化
  • プラスチック含有ごみ→サーマルリサイクル(燃やす。望ましくは発電)

ということであるようだ。

他に得た知識としては、以下のようなところ。

  • 材料リサイクルは案外残渣が多い(半分)
  • あまり分別や洗浄にエネルギーをかけるのはムダ
  • プラスチックを燃やしてもダイオキシンはほとんど出ない(対策済み)
  • 容器リサイクル法でCO2削減を図るのはコストが高過ぎる

ものすごく手間がかかった資料なのはわかるが、
何を言いたいのかわからないスライドが多々見受けられ、
把握が難しかったのが残念なところ。

他には、プラスチックのリサイクルについては
こちらが参考になる。
東京都廃プラ危機 市民のための環境学ガイド
最新ペットボトルのリサイクル 市民のための環境学ガイド

「水でさっとすすいでキレイになるプラはリサイクル。汚れの落ちないプラはサーマルへ」



東京都廃プラ危機 市民のための環境学ガイド
ペットボトルはリサイクルをしないよりは、した方が遥かに良い



最新ペットボトルのリサイクル 市民のための環境学ガイド

同じ結論ですな。


ということで、プラスチックはできる範囲でリサイクル。
汚れたのを一生懸命洗うのはエネルギーのムダですよ、と。

覚えたぞ!