電波が出なくなってきた

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ースランプー

そんな言葉とは無縁だった。

ちょっと考えれば電波を受信する。
口を開けばオレンジ色の電波がほとばしる。
そんな心地よい弱電波が、
毛細血管の血流を促し、血色がよくなりますーーー

そんな「生まれついての電波ラー」だった私が、
ふとそのことに気づいたのは、風呂の中に顔をうずめ、
鼻から水を吸いこんで、鼻の奥がツーンと痛くならない
極限を攻めていた時だった。

「電波が出ない」

指さした家電製品が火を吹き、
マイクを近づければハウリング。
そんな、近づくもの全ての周波数を狂わせていたあの頃は、
もう帰ってこない。

これからは、電波を出さないことはもちろん、むしろ電波を遮断する、
「鉛系サイト」として生きていかなくてはいけないのか?

とか適当書いてたら、なんかちょっと電波出てきた。
ゆんゆん!