今日すれ違ったおじさんが話していたのを耳にした一言である。
どういうこと?
私の焦げ茶色の脳細胞をフルに活性化して考察してみる。
まず「なんとかエンペラー」ってなんなんだと。
「なんとかキング」とか「なんとかクイーン」とかならよく聞くけど
(「ヘッドバンキング」とか「メイクイーン」とか)
「なんとかエンペラー」ってあんまり聞かない。
強いて言えば「ラストエンペラー」くらいか?(あとミニ四駆)
でも、「エンペラー」って、皇帝とか天皇とかでしょ?
皇帝とか天皇とかって、世界中でも数えるくらいしかいないはず。
今現在って誰かいるんでしたっけ?(日本にいます!)
なので、もしたまたま会った人が、
「いやー、私実はエンペラーやってまして。」
と言いだしてきても、本物である確率は極めて低く、
「えっ!皇帝ですか!?
それは存じ上げず失礼しました!」
みたいに合わせる必要はあまりなさそうだ。
せいぜいが「自称エンペラー」とか、他称であっても
「下町のナポレオン」とかそんな感じの話でありましょうから、
タイトルに立ち返ると、確かに
「なんとかエンペラーっつーのはあてにならない」。
あれ?思ったよりずっと筋の通る話。
しかし、ここまで書いてきて、ずっと違和感を感じているわけです。
ゴーストがささやいているのです。
「...ハズレ...」
と。
そこで、急にひらめきました。
馬だ。
多分間違いない。
ということで検索してみる。
→競走馬検索
現在登録抹消されてない、「エンペラー」を含む馬は、
アスターエンペラー、グレイトエンペラー、クレバーエンペラー、コスモエンペラー、
スリーエンペラー、ボストンエンペラー、マッシヴエンペラーの7頭。
このうち今日走ったのは、
アスターエンペラーとボストンエンペラーだけ。
しかも同じレース。2012年6月30日(土) 2回福島5日。
いきなり絞れた。
で、結果はどうかというと。
アスターエンペラーは単勝15番人気の13位、
ボストンエンペラーは単勝2番人気の6位。
ということで、
「あてになんないなんとかエンペラー」は、ボストンエンペラー。
ほぼ間違いなかろう。
適当にお茶を濁して逃走するつもりで書き始めたものの、
スッキリした!ああよかった!