玄人志向の2.5インチ×2が入るHDDケースをMacでRAID組んで使う

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手元に2.5インチHDDが2つ余っていたので、
RAIDを組んで活用してみようかと思った。

ちょっと調べて、良さそうに思ったのがコレ。
玄人志向 | GW2.5ACX2-U3.1AC:USB3.1接続 2.5型 SATA HDD/SSD x2 ケース(ブラック)

2.5インチなので、2本挿しても
普通の3.5インチの外付けHDDよりもコンパクト。

しかし、届いてから対応OSが「Windows 10 / 8.1 / 8 / 7」とあるのを見て、
え?Macで使おうと思ったのに対応してないの!?と焦ったが、
結果としては、問題なく使えた。
ちなみにOSのバージョンは MacOS 10.5(Catalina)。

メーカーの製品紹介ページにあるように、
動作モードは4つ。
SINGLE(2つ別々のディスクとして認識)、
RAID0(1つのディスクとして認識、高速書き込み)、
RAID1(1つのディスクとして認識、ミラーリング)、
JBOD(1つの大きなディスクとして認識)。

今回は、iTunesのメディアフォルダを
ここに移そうとして考えているので、
壊れると困るのでRAID1のミラーリングにする。

箱の背面か側面(忘れた)の、
後ろの4本のネジ開けないと操作できないところに、
動作モードを設定するスイッチがあるので、
とりあえずRAID1に設定(↑↓)した。

ACアダプタを挿さずにUSBに繋いだら、
1台だけ認識したが、2台目から変な音がしたので、
いい子のみんなはマネしちゃダメだ。
ACアダプタを挿したら、2台とも認識した。

以下のサイトの手順を参考に、
「ディスクユーティリティ」アプリでソフトウェアRAIDを設定。
ディスクユーティリティでソフトウェアRaidを構築:MacOS編 | goozenlab

ディスクユーティリティを起動し、
「ファイル」→「RAIDアシスタント」を選択
mac-ext-hdd-soft-raid01.png

今回はRAID1にしてみる。
mac-ext-hdd-soft-raid02.png

右の「役割」は「RAIDスライス」と「スペア」が選べたが、
参考サイトが「RAIDスライス」だったので倣った。
mac-ext-hdd-soft-raid03.png

ディスクが2つとも500GBだと思っていたら、1つは750GBだった。
RAID1だと、ディスクは小さい方の容量、つまり500GBとして認識されなる。
片方は750GBであるのはムダで、もったいないですね。
よい子のみんなは、同じ容量のディスクを使いましょう。

名前を適当につける。他はデフォルトのまま。
mac-ext-hdd-soft-raid04.png

そりゃ作成しますよ。
mac-ext-hdd-soft-raid05.png

数分も待たずに完了した。
mac-ext-hdd-soft-raid06.png

ちゃんとできてるっぽい。
mac-ext-hdd-soft-raid07.png


まとめ

玄人志向 | GW2.5ACX2-U3.1ACを、
対応OSに書かれていないMac(10.15)に繋いで、
ソフトウェアRAID1を組んで使う
ことができた。

このディスクは、iTunesのメディアが入っているフォルダを
移して使うことにした。
USB3.0だけど、200GBくらいで2時間くらいかかった。
遅い?こんなもん?

ちなみに、OS 10.15(Catalina)からiTunesさんが引退して、
機能がいくつかのアプリに分かれて引き継がれた。
いろいろ試してみたが、これまでのようにライブラリを
外付けHDDに移すことができなそうだった。

そちらについても、解決できたら書く。

おしまい。

(追記)書きました。
Catalinaで外付けHDDのiTunesライブラリを読み込めない現象とその対処法 - うむらうす