- 電話はあまりかけない。通話の相手は家族がほとんど
- 家族はみんなDoCoMo
- 出先でネットはよく使い、テザリングもしたい
という 通話 < ネット という使い方をする、
私のような人のために、MVNOについて調べた結果と、
2015年3月にiPhoneでMVNO(OCNモバイルONE)にMNPした感想を
まとめておきます。
- 状況
- MVNOのメリットとデメリット
- メリット:基本料金がかなり安い
- メリット:二年縛りがない
- デメリット:家族割引、無料通話分がない
- デメリットにならないこと
- MVPの手続き
- MVNOをどこにするか決める
- 番号発行@DoCoMoショップ
- 格安SIM申込み手続きは店舗がオススメ
- 通話をどう安くあげる?
- IP電話を使う(050 plus、Fusion)
- 家族通話用のガラケーを新規契約する
1. 状況
- 電話はあまりかけない。通話の相手は家族がほとんど
- 家族はみんなDoCoMo
- 家はWi-Fiを使うが、外で作業することも多い
- 通信は、iPadのテザリングとかもしたい
というような感じです。
家族以外にはあまり電話をかけないので、
「かけホーダイ必須、ネット通信量少なめ」
という最近の料金プランは、相性が悪い、
という人は結構多いのではないかと。
ただ、MVNOにするにあたって、
不安要素がいくつかありました。
家族がみんなdocomoなので、MNPをすると、
タダになってる家族通話の料金がかかるようになり、
結局通信料安くならないのでは?
というところが懸念でした。
結論としては、充分メリットは出ると判断しました。
電話代と通信料合わせて安くなってるし、
テザリングできるし、
通信・通話の品質も、特に問題を感じません。
2. MVNOのメリットとデメリット
2-1 メリット:基本料金がかなり安い
- 通話はカケホーダイでないため、2700円程度の定額料金がかからない
- 通信料は、docomoでは2Gで3500円、4Gで5000円
- MVNOでは、2Gで1600〜1800円程度、4Gで2100〜2300円程度(音声通話あり)
(価格は全て税抜き)
通話料金は、月に2700円かけないなら、
MNPの方が安くなります。
後述するように、通話料金を安くする方法は
いくつかあります。
2015年5月現在は、2G→3G、4G→5Gに容量が増えて、
お値段そのままになっているところも多いです。
(参考:格安SIMが一斉に通信量アップ 各社の違いを表にまとめました[3社追記]|タブロイド|オトコをアゲるスマホニュース)
通信料は、ざっくりキャリアの半額以下です。
2-2 メリット:二年縛りがない
- docomoの月々サポート(月額費用の割引)は、
2年縛り前提で、2年前の解約は違約金がかかる(9500円) - MVNOでは、違約金が発生する期間は半年以内くらいとゆるい
ちなみに、iPhoneでMNP転出したい場合、
MVNOを使いやすいDoCoMoで、
月額サポートをつけずに新規契約/機種変し(数千円高くなる)、
すかさず転出するのが一番ダメージが少ないです。
2-3. デメリット:家族割引、無料通話分がない
- DoCoMoではファミ割でタダになっていた、
家族との通話に対して通話料が発生してしまう - しかし検討した結果、
月額800円くらいで、家族にかけ放題の、
ファミ割のガラケーを持つことができる
と判明した - 詳細はこちら↓
DoCoMoでバリュープランの通話用回線をなるべく安く確保する方法(2015年3月から) - 安くなるのは、月額2700円
- プラスは、基本料金800円くらい+機種代8000円の2年割り330円/月くらい+通話料
- あんまり電話かけないので、
基本料金+通話合わせて1500円以下に収まりそう
2-4. デメリットにならないこと
- つながりやすさ→OCNやIIJなどは、
docomoの回線を使っているので、docomoとほぼ同等 - 通信速度→会社によって違うようだが、
OCNとIIJの2社は、docomoと遜色ない速度が
出ているらしい
→ドコモ系MVNOの速度調査によると、やはり強いのは「IIJ」と「OCN」! - いつもマイナーチェンジ!
ということで、色々考えてみると、
メリットがデメリットを充分上回る!
MVNOにMNP転出しよう!
と結論づけました。
3. MNPの手続き
3-1. MVNOをどこにするか決める
- MNP転出は、ネットでも手続きができるが、
数日電話が使えなくなるというデメリットがある - 一方、店舗で手続きすれば、即日開通する
- 店舗で手続きが可能なMVNOの代表は、
OCN(OCNモバイルONE)とIIJ(みおふぉん) - OCNの特徴
- 050 Plusが月額無料でつけられる(通常は300円+税/月)
(スマートフォン向け通話アプリ・IP電話なら【公式】050 plus/ NTTコム) - 未使用分を翌月に繰越できる
- 通信速度速そう
- 050 Plusが月額無料でつけられる(通常は300円+税/月)
- IIJの特徴
- 初速バーストが使える
(参考:プラン・料金(格安SIMラインアップ)) - 未使用分を翌月に繰越できる
- 通信速度速そう
- 初速バーストが使える
ということで、
050 plusを取るか、低速バーストを取るか、
という比較になりました。
結論として、OCNの050 plusを取りました。
そしてこれは、私にとっては正解でした。
というのも、OCNの1800円(音声通話あり)プランが、
2G→3Gと通信容量が増やされたため、
私の使い方では高速通信を節約する必要がないためです。
結果、ガラケーも合わせて電話番号3つ持ちになりました。
自分でも番号を覚えてません。
3-2. 番号発行@DoCoMoショップ
- 方針が決まったら、MNPナンバーをゲットする
- DoCoMoショップに行って、
「MNP番号ください!」と言ったらもらえた - MNP料金2000円は、契約変更時に請求される
3-3. 店舗で格安SIM申込み手続きをする
- 店舗で手続きができるMNPは、IIJとOCN
- '15 6/3 Updated OCNが、即日受け渡しカウンターを全国展開開始
11:30までに申込めば当日16:30引き渡し。手数料は3000円+税
4. 通話をどう安くあげる?
4-1. IP電話を使う(050 plus、Fusion)
- 050 plusは、固定電話や携帯電話への通話料金が、
何もしない場合の半額程度になる - 通話料金は、固定電話へ3分8.64円、携帯へ1分17.28円
(参考:おトクな通話料金・費用「050 plus」) - 050 plusへかける側にかかる通話料は、以下の通り
→ 固定電話からIP電話(050番号)への通話料 - 通話品質に難あり、という声も読んだが、
現状、Wi-FiおよびLTE通信では普通に通話できている - 今のところ特に、時間差や音声の品質などの不満は感じていない
4-2. 家族通話かけ放題のガラケーを新規契約する
- 2015年3月以降、DoCoMoのガラケーを新規契約すると、
端末代込みで、月に1100円+通話料くらいで家族にかけ放題! - これは2年縛りあるが、家族通話用なのでOKと判断
- 詳細はこちら
→ DoCoMoでバリュープランの通話用回線をなるべく安く確保する方法(2015年3月から) - これで、家族通話はかけ放題になる!
<'15 5/28追記>
通話料を安くあげるための記事を見つけたので、
貼っておきます。
→ 週末スペシャル - 「通話料割引サービス」の得する選び方[15年版]割高な格安スマホ・格安SIMも半額にできる:ITpro
<追記ここまで>
ということで、安くなるのは2700円+1200円、
高くなるのが1100円+通話料(税抜)くらい。
あんまり電話かけないので、絶対おトクだ!
実際にOCNから来ている請求は、
だいたいこんなです。
ご請求額 :2,216円
(うち消費税分 : 164円)
料金内訳
〔OCN・インターネット〕
OCNモバイルONE/基本料 :1,100円 (合算)
ユニバーサルサービス料金(ONE) : 2円 (合算)
モバONE/SIM(音声)利用料 : 700円 (合算)
モバONE/通話料 : 200円 (合算)
モバONE/SMS送信料(国内) : 18円 (合算)
050 plus基本料 : 300円 (合算)
050plusモバONE音声基本料割 : -300円 (合算)
050plusモバONE音声ユニバ割 : -2円 (合算)
050 plus国内通話料 : 32円 (合算)
ユニバーサルサービス料(050) : 2円 (合算)
消費税相当額(合算分) : 164円 (非対象等)
iPhoneでは動画を観ないので、
毎月3Gでも全然余ってます。
通話は、050だと半額以下でかけられます。
音質も、特に問題は感じないです。
家族用のガラケーは870円とかなので、
足すと3100円ぐらいです。
満足!
〜完〜