なんとなく強そうに感じる名前、ってあるものだ。
濁点が付いている音が多かったり、文字数が多かったり。
「毒蛾濁 権我座三」みたいな。誰だこれ。
ただしこれは日本人の感覚であり、英語なんかでの「強そうな感じ」は、
きっと別物なのだろう。
私の理解では、英語で強いと感じるのは、
「X」「Y」「Z」
である。
きっとアルファベットの最後の方だからだろう。知らないが。
英語圏で「禅」がなんとなくカッコいいものとみなされているのも、
綴りが「ZEN」で「Z」が入っているからだと私は確信している。
おそらく禅の名前が「pon」とか「pyun」だったら、
禅の知名度は今ほどではなかっただろう。適当だが。
さて、そこで、XやYやZが多く含まれる名前を探してみた。
すると、意外なものにたどり着いた。
「ZEXY」
XもYもZも入ってて超強そう!
おそらくこの雑誌を手に取った英語スピーカーたちは、
直感的に「Oh...it's cool...」とか感じているはずである。
「ZEXY」このままでもいいのだが、ただ、ちょっと短い。
これでもっと名前が長ければ、おそらく最強。
ならばこれでどうだ。
「ZZZEXYYY!!!!」
エクスクラメーションマークもいっぱいつけてみた。
なんかジョジョみたいだ。
あるいは「SEXY」を追求したら、途中から方向性が変わってしまい
気付いたら世界最強になってしまっていた感じだ。
ということで、強そうな名前を付けたかったら、
綴りとか音に気をつけるといいですよ。
さて「うむらうす」ってどんな感じだろうか。
即興で考えると、
「森の中を駆け抜ける少女の澄んだ歌声に引き寄せられて
その辺の石の下からはい出してきたダンゴムシの群れを束ねる
キングオブダンゴムシが毅然とした態度で進むべき方向を指し示した
まさにそのときに空からオレンジ色のまばゆい光に包まれた
不思議な光沢を放つ銀色の円盤の底部が開いて何かが不思議な動きをしながら
降りてきたと思ったらよく見るとデューク更家が全身タイツで
ネリネリと腰を振りながら歩いている姿の3Dホログラムだった」
という感じだろうか?