夜フクロウというtwitterアプリの作者さんとそのユーザーとのやりとり。
mutaさんもサイトで意見を書かれるそうですが、
私もへなちょこアプリを公開したり、
Macのオンラインウエアに関わっているのでちょっと一言。
<追記>
mutaさんも記事を書かれました。同感です。
→For Whom the Bell Tolls〜誰がために鐘は鳴る〜フリーウエアは誰のためにあるのか?
</追記>
@aki_null ソフトの作者は、作って公開した瞬間に社会的責任が生じるのです。「自分が勝手に作って・・・」という言い方は通用しません。大量のユーザーが居て、それぞれの仕方でTweetしてるのです。自分だけの都合でソフトの機能を制限しないでください。多くのユーザーがいますから。
Twitter / としま: @aki_null ソフトの作者は、作って公開した瞬 ...
私の感覚では、そんな「社会的責任」なんてない。
オンラインウエアは、まさに「自分が勝手に作って」で良くて、
それを便利だと思う人が使えばいいし、思わない人は使わなければいい。
それだけの話。
特にtwitterクライアントはいくつも選択肢があるわけだし、
気に入らないものは使わなければいいだけのこと。
企業が商用ソフトとしてお金を取っているのであれば、
ユーザーの意見を吸い上げて反映させろ、という意見もまだわかるが、
それですら義務ではない。
ユーザーの意見を反映させない自由はあるわけで、
それによって使われなくなるだけだ。
Vistaが良い例じゃないか。
この考えをうまく説明してくれるものを探していたら、あった。
以下はMacintosh Newsの秋山先生の文章。
→皆様へのお願い(Macintosh News)
「Macintosh 関連サイト」を「オンラインウエア」に。
「サイトの運営」を「アプリの作成」に読み替えれば、
私の言いたいことを説明してくれている。
もちろん、読み替える前の文章も全面的に賛成。
オンラインウエアは、作者さんの多大な労力の上に成り立っているもの。
支えるべきものであって、責任を要求するものではない。
このスタンスではない人が多くなればなるほど、
オンラインウエアを作ってくれる作者さんはいなくなり、
最終的に困るのはユーザーの方だ。
なんでそれがわからないのか。
自分で作った経験がないからなのだろうか。
今回の件も、夜フクロウの作者さんaki_nullさんは少なからずモチベーションが下がってしまっているように思う。
それこそが、私が危惧していたことだった。