文章は、読んでみるまで内容はわからない。
ネット上の記事は特にそうだ。
では、一体何を頼りに、人は貴重な時間を割いてその記事を読むかを
決定するのだろうか?
とりあえず、以下のように仮定する。
大きく間違ってはいまい。
- ブクマの数
- 書いてる人
- タイトル
この仮定に基づいて、多くの人に記事を読んでもらう方法を考えてみる。
1.ブクマの数
まず1から。
ブックマークサービスはどれも同じような特徴を備えてはいるが、
とりあえずはてなブックマーク(はてブ)を考える。
はてブには、は人気エントリー(ホッテントリ)というリストがある。
ブクマ数がある程度増えてホッテントリに入ると、それによって
閲覧者が増える⇔ブクマ数も増える
というスパイラルに入るというやつだ。
記事を多くの人に読んでもらうためにブクマ数を利用する場合、
いかにこのスパイラルに入るかが重要になる。
ここで突然ブクマ数について考えてみる。
ブクマ数=閲覧数×ブクマ率
(ブクマ率=単位閲覧数あたりのブクマ数)
ブクマ率は当然1以下(1つの記事に何回もブクマしないから)。
従って、ブクマ数を多くするためには、閲覧数を多くする必要がある。
「いくらいいことを書いていても、閲覧数が多くなければブクマ数は多くならない」
のだ。
当たり前のことなのだが、「内容さえ良ければ評価されるべき」と考える人も
多い気がするので、あえて書いている。
2.書いてる人
次に2.について。
同じ内容のことが書いてあっても、有名な人が書いた方がブクマ数は増える。
それは以下のような要因が考えられる。
- 1.閲覧数自体が多い
- 2.この人が書いてるなら確かだろうという先入観がある
- 3.有名人にからみたいという目的でのブクマ
つまり、ブクマ数を稼ぎたければ、有名になればいい。
(鶏か卵か・・・)
3.タイトル
最後に3.について。
目立つタイトルの記事は、それにつられて閲覧数が増える。
読んでみるまで中身はわからないのだから、
タイトルが判断基準になるのは当然といえる。
結局、以下のような結論になる。
ブクマ数を増やして記事を多くの人に読んでもらうには、
ホッテントリー入りする必要がある
↓
ホッテントリー入りの境界を超えるには、
「書いてる人が有名」か「タイトルがキャッチー」
だと良い。
さて、別に有名ではない私のような人は、どうすればよいのか?
「タイトルがキャッチー」か、
「書いてる人が有名」の亜流で「有名人の威を借る」となる。
後者は「有名人のエントリーを否定してみる」とかが
よくあるパターンだが(ホッテントリを否定、というパターンもあり)
好きじゃないので前者を考える。
はてブのブクマを集めている上位のタイトルを見てみると、
(人気エントリー - はてなブックマーク)
こんなフレーズが入っていると良いようだ。
- アッという間に
- 圧倒的に
- 東大
- 効率
- 英語
- 無料
- たった
- 3つの
- 1つの
- コツ
- 決定版
- まとめ
これらをできるだけ盛り込み、目を引くようにしたのが
本エントリーのタイトルである。
自分で書いておいてなんだが、節操がなさすぎで痛い。
仮にこの記事にブクマが集まれば、この手法は有効だということになる。
が、集まらないんじゃないかとも思う。
もっとキャッチーでないとダメかも。
「確実に1日10万儲かる、思わずその手があったかッ!と
地団駄を踏みつつジョジョ立ちをしてしまう351の方法」
みたいな。どんな方法だよ。
まとめ
多くの人に記事を読んでもらうには、
・ホッテントリー入りさせブクマ数を増やす
と良い。そのためには
・著者が有名人である OR 有名人にからむ
あるいは
・タイトルがキャッチー
だと良い。普通の人はタイトルでがんばると一番効率的。
渾身の内容の記事を書くよりも、タイトルがキャッチーで
内容はそこそこなの(こんなの)をいっぱい書く方がずっといいと思います。
ちなみに、はてブ1000ブクマ達成を書いて、5分ほど熟考した結果が本エントリーである。
だってあの記事がブクマ集まったのなんて、タイトルの響きでしょ?