- 脳が教える! 1つの習慣
- 発売元: 講談社
- 価格: ¥ 1,365
- 発売日: 2008/07/05
★★★★★
目標を達成したい。何かを成し遂げたい。そのときに効果を発揮する「1つの習慣」が、「小さなことから始める」ということだ。
なぜだろう?脳は、大きな変化を恐れるようにできている。大きな変化を必要とする大きな目標を立ててると、脳は難しく感じて抵抗する「ようにできている」のだ。しかし「ダイエットする」という大きな目標を、「珈琲に入れる砂糖の最初の一杯を少なくする」というような小さな目標から始めれば、楽に一歩目が踏み出せる。
この「一歩踏み出す」ことが大事なのだ。一歩出てしまえば、二歩目を出すのは一歩目よりもずっと簡単。そして三歩、四歩と続けていくのも、難しいことではないのは誰しも経験があることだろう。つまり、0歩目から1歩目をいかに超えるかが肝心なので、そのためには1歩目を小さくすることが非常に有効なのだ。
他にも
「自分に小さな質問をする」
「脳はイメージと行動を区別できない」
「小さな行動を起こす」
「小さなごほうびを与える」
など、おもしろい内容が続く。
「目標の最初の一歩は小さく」と覚えておくだけで、自分をコントロールする上でもとても実用的。「小さなことからコツコツと」は脳科学的にも正しいことだったのだ。オススメの★5つ。
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