「幸せに向かって徒歩で移動する方法」について歌っている、水前寺清子の有名な歌がある。「そっちがこないならこちらから迎え撃ちにしてやるぜ!」というやつである。
かの歌の歌詞を考えていると、にわかに重大な疑問が頭をもたげ始めた。それはあたかも夏の日の入道雲のように急速に発達し、私の頭の中いっぱいに広がるまでその成長は止まらなかった。 その疑問とは、「一年で何歩進めるのだろうか?」ということである。
歌詞にある公式1は以下の通りである。
1日に1歩
そして公式2は以下の通りである。
3歩連続で進んだ後、2歩連続で下がる
年間の前進歩数を計算するには、最短周期を把握するのが近道である。それでは最短周期はどのようなものだろうか?
説1.
3歩進むのに3日、2歩進むのに2日要するので、最短周期は5日、進める歩数は1歩である。
→1年365日では73周期で73歩進む。
説2.
3歩進むのに3日要するが、後退は一瞬である。つまり公式1は前進のみに適用される。すると最短周期は3日、その間に1歩進む。
→1年では121周期と2日なので、121歩+2歩で123歩進む。
説3.
「3歩進んで2歩下がる」を1日のうちに行っており(1日に5歩も進んでいる!)、差し引き1日1歩。最短周期は1日、進める歩数は1歩。
→1年では365歩前進。
私は長年説1の立場を取っていたが、説2も言われてみれば、なるほどと考えさせられるものがある。 ドミノにせよ砂の城にせよ、作るのは少しずつ時間をかけて進んでいく一方、崩れるのは一瞬である。こう考えると、前進と後退速度の非対称性もまた、慎重に検討されてしかるべきではないのでは、と感じるのである。
そして更に驚いたのが、説3である。これなら1年で365歩前進することになり、「365歩のマーチ」というタイトルとも合致するのである。 実はこれなのではないか・・・そう考えている今日この頃である。
で、答えは・・・
365歩のマーチの歌詞 - 教えて!goo
365歩のマーチ(By チーター) - livedoor ナレッジ 知識、知恵のカタマリ
なんか考えていることは同じなのだが、しっかりとした答えが見つからない。 なので、皆さん好きなものを選んでください。
異常に適当な終わり方ですが、そんな小さなことは気にしない皆さんに幸あれ!