「おざなり」と「なおざり」は同じような意味っぽい。
これは何かの偶然なのだろうか?
例えば「うんざり」と「ざうんり」、 「はんなり」と「なはんり」は確実に違う意味だ。
では、なぜ「おざなり」「なおざり」ペアだけ意味が似てしまうのか?
普通4文字中3文字をシャッフルしたら違う意味になってしかるべきなので、大いに不審だ。
ということで、真実探検隊員Aの私が真実への道を今歩み始めた!
仮説1
どっちかが元々の言葉で、言いまちがえる人が多かったので、そっちでも意味が通じるようになってしまった。
例:「ふいんき」
仮説2
「おざな」は「おざ」と「な」に分解され、実はどちらも似たような意味なので、交換しても意味が通じる。
例:思い浮かびません
仮説3
「おざなり」が、音が入れ替わっても意味を保つ訓練をしている途中。
現状「おざなり」と「なおざり」を制圧したので、次は「なりおざ」を狙っている。
さて、答えはと・・・
「おざなり」 に済ますというのは、適当にいいかげんに済ましてしまうということだ。しかし、「なおざり」 というのは、そのレベルまでも行かない。成り行きに任せるだけで、まともに着手すらしないことを言う。
From: 「なおざり」と「おざなり」 言葉は生き物
ということで、「おざなり」の方が「なおざり」よりマシな感じなのだ。
「同じような意味っぽい」などと、ワタクシ出だしからまちがえておりました。
真実への道は険しいなぁ。